【おうち Moss Café – 世界旅行編】Vol.16〜フィンランド
6月のおすすめ
ケシの花*パンケーキ(フィンランド)
もしも Active Note がカフェをオープンしたら…
そんな空想をちょっとだけ形にしてみました。
毎月おすすめの緑と、テーマに合わせたカフェレシピを紹介していきたいと思います。
こんにちは、店員くーこです。
Google先生に「6月におすすめの海外旅行」と尋ねたら、フィンランドが最初に上がっていたので、今回はフィンランドに旅してみます。
2017年は独立100周年のお祝い行事や、ムーミン美術館がリニューアルされたりと観光スポットがたくさんありますが、フィンランドは6月に重要なお祭りのひとつ「夏至祭」が行われます。一年で一番日が長くなる夏至をお祝いする週末、今年は6月の23・24日だそうで、都市部から田舎のサマーコテージに移動し、パーティー等をして過ごすのが一般的なんだとか。
観光客もヘルシンキ郊外にあるセウラサーリ野外博物館で伝統的なセレモニーを体験できるとのこと。悪霊を払うといわれる「コッコ」という大焚火を囲んで、民族衣装に身を包んだ人々が踊り、屋台を巡るとかとても楽しそう!
夜には、枕の下に8種類の花を摘んだものを花束にしておくと、夢に運命の人が現れるおまじないをするんですって。
そういえば、ムーミンに出てくるニョロニョロも夏至の前日に種をまくと出てくる植物?でした。夏至はどうやら不思議な日でもあるようです。
そんな不思議代表の「ムーミン」の世界で、ムーミンママが良く作っていたパンケーキ。フィンランド風は型に生地を流し入れて大きく焼いて取り分けます。日本で流行りのふわふわ食感とは対極のもっちり食感です。そこに森で摘んできたベリーのソースやジャムをかけていただきます。
ムーミンママが言っていました、「パンケーキにジャムをのせて食べる人に、悪い人はいない」って。確かにそんな味です。
フィンランド風パンケーキ
<レシピ>
◎ 材料(18cm角型)
- ☆小麦粉 … 1カップ
- ☆ベーキングパウダー … 小さじ1/2
- △グラニュー糖 … 1/3カップ
- △塩 … 小さじ1/2
- △卵 … 2個
- △牛乳 … 1と1/2カップ
- △無糖ヨーグルト … 1/2カップ
- △バニラエッセンス … 少々
- 無塩バラ― … 50g
- ジャムなど … 好きなだけ
◎ 作り方
準備:型にベーキングシートを敷く。
溶かしバターを作る。
- ボウルに△を入れよく混ぜる。
- 1 に☆を入れてよくまぜ、さらに溶かしバターを入れてよく混ぜる。
- 2 を冷蔵庫で 30 分休ませる
- 休ませている間に 210℃にオーブンを予熱。
- 型に入れて 30分から 40分焼く。粗熱が取れたら食べごろ。
ケシの花
育てやすさ: ★★★★
フィンランド有名ブランド「マリメッコ」の人気柄「ウニッコ」はケシの花の意味。
ケシといえば麻薬と思われがちですが、200種ぐらいの中で麻薬成分が含まれているのはわずか2種類。見分け方として、植えても良い品種は葉や茎の剛毛さんが多いとか。フィンランドでも普通に生えています。
花言葉は 「なぐさめ」
執筆者紹介: くーこ さん
つくば市在住。現在子育て真っ最中のフリーライターさん。
学生時代より文芸部の部長を務め、大学では文学部に学び、現在も執筆活動を続けています。
趣味は長年続けているお菓子作り。みんなから頼りにされる緑と料理を愛する主婦です。
コラム「 おうち Moss Café 」は毎月第4土曜日に掲載予定です。