【おうち Moss Café – 世界旅行編】Vol.31(沖縄)

9月のおすすめ
米粉の塩ちんすこう風・月桃(沖縄)

もしも Active Note がカフェをオープンしたら…
そんな空想をちょっとだけ形にしてみました。
毎月おすすめの緑と、テーマに合わせたカフェレシピを紹介していきたいと思います。

                       

こんにちは、店員くーこです。
夏休みを利用して旅行に行った人も多いのではないのでしょうか?

私は今日、友人から沖縄土産の塩をもらいました。シュノーケリングを家族でしてきたそうですが、北部の穴場スポットに行ったらしく、更衣室は男女共用、トイレは壁なしだったそうで、「いろいろ無理だった」とか。私も数回沖縄には遊びに行きましたが、メジャースポットしか行かなかったので、そんな面白い体験はしたことはないです。

沖縄は天気が読めないので、屋内プールや体験教室があるホテルを選ぶようにしています。前にホテルのシェフが教える、沖縄そばを粉から作る教室に夫婦で申し込んだら、私たちだけだったことがありました。しかも、久々の体験者とのこと。レストラン兼バーの片隅で、カクテルを手にしているギャラリーに囲まれながら作りました。なぜか拍手されたり、話しかけられたりと、公開処刑か?!ってぐらいかなり恥ずかしかったので、もっと場所を考えたら体験者が増えると思いましたよ。でも、おいしくできたので、今でもそのレシピでときどきソーキそばを作ったりしています。

そのレストランは中華専門なのですが、かなりおいしく、ロケーションも素敵なところなのです。そこで食べたデザートのパフェが素晴らしくおいしかった!グラスの下にブラックパールタピオカが入っていて、上のアイスはココナッツベースで中に砕いたちんすこうが混ぜてありました。本当は、これを紹介しようと思ったのですが、ちんすこうが手に入らない…それに、お土産の沖縄の塩もある…なので、塩ちんすこうを作ることにしました。
ちんすこうは小麦粉:砂糖:ラード=2:1:1で作ることができるお菓子で、卵が入りません。「やや!!これなら、ノンエッグ、グルテンフリーのお菓子が作れるかも?!」米粉はこの分量でやってしまうとまとまらないので、少し少なめにしてあります。小麦粉で作るより、ホロホロした食感です。

             

家族に小麦と卵のアレルギー持ちの友人に試食してもらうと、「かなりあり!」とお墨付きをもらいました。米粉だけで作る焼き菓子はどうしてもバサバサ・ボソボソ・ガチガチになりやすいらしいのですが、それがない上に、簡単に作れるのが良いとのことでした。
油脂はぜひラードを使ってください。コクが出て、おいしくできますよ。

 米粉の塩ちんすこう風・月桃
材料(直径3cm・16個分)

・米粉 80g
・ラード 50g
・上白糖 50g
・塩 2g

作り方

① ボウルにラード・上白糖・塩を入れて、ヘラでよく混ぜる

② ①に米粉を入れて切り混ぜる

③ なじんできたら、手でこねてまとめる

④ 丸めて、真ん中を指でへこませる

⑤ 160℃のオーブンの上段で15分~20分焼く。焼き立ては崩れやすいので、冷めるまで触らない。

             

 月桃

育てやすさ: ★★

沖縄の野山に群生しているショウガ科の植物。爽やかな甘い香りは、鈴なりに咲いている花ではなく葉からする。
葉はハーブティーやアロマオイルとして使われている。月桃茶は赤ワインよりもポリフェノールが多く、アンチエイジングや脂肪吸収抑制効果も期待できると言われている。

花言葉は、「爽やかな愛」

執筆者紹介:  くーこ さん

つくば市在住。現在子育て真っ最中のフリーライターさん。
学生時代より文芸部の部長を務め、大学では文学部に学び、現在も執筆活動を続けています。
趣味は長年続けているお菓子作り。みんなから頼りにされる緑と料理を愛する主婦です。

 コラム「 おうち Moss Café 」は毎月第4土曜日に掲載予定です。

LINEで送る
Pocket