【おうち Moss Café – 果実とその花 編】Vol.36 グラニースミスのアップルパイ・りんごの花
2月のおすすめ
「グラニースミスのアップルパイ・りんごの花」
もしも Active Note がカフェをオープンしたら…
そんな空想をちょっとだけ形にしてみました。
毎月おすすめの緑と、テーマに合わせたカフェレシピを紹介していきたいと思います。
こんにちは、店員くーこです。
年が明ける前あたりから、周りでインフルエンザに罹る人が多くなってきました。皆さんは元気でお過ごしですか?
今回は「1日1個のりんごは医者を遠ざける」とのことわざもある、りんごに注目してみましょう。
りんごは世界で約15000種、日本では約2000種あると言われています。日本の市場で出回っているのはほんの一部。スーパーでは5品種見かけるぐらいです。
それでも夏の終わりから冬にかけて、様々なリンゴが出るので、食べ比べするのも楽しいですよね。私は、シナノ系のリンゴが好きです。甘いだけではなく、程よい酸味とパリッとした歯触りが良いなと思っています。
最近のお気に入りは、青りんごの「グラニースミス」。そのまま食べるとかなり酸っぱいのですが、お菓子やジャムに加工するとかなりおいしい!加熱すると、酸味だけではなく、香りが爆発する感じです。軽く火を通せば、シャキシャキで、じっくり火を通せばトロトロに。
ただ、某直売所でたまたまその週だけ売っていたところに出くわしたので、気軽に手に入る物ではなく、この冬は通販で購入しました。たくさん買っても冷蔵庫に入れておけば数か月持つのも良いところ。
今回はこのりんごを使った、手軽に作れるアップルパイです。パイ生地を被せないで、クランブル(そぼろ)生地をふりかけて焼きます。パイ生地を使わずにクランブルだけかけて焼いて、グラタンの様にしてもおいしいですよ。
りんごは、紅玉なんかが良いですが、ぶはぶはして生食だとテンション下がっちゃう残念りんごでもおいしく食べられます。
グラニースミスのアップルパイ
・りんご 3個
・グラニュー糖 大さじ4
・シナモン 適量
・無塩バター 適量
・冷凍パイ生地 2枚
・クルミ(あれば) 適量
・ビスケット 5枚
☆薄力粉 40g
☆きび砂糖 40g
☆無塩バター 40g
☆シナモン 適量
<準備>
・オーブンを210℃で予熱しておく
・ビスケットを細かく砕いておく
・くるみを刻んでおく。
* * * * * * * *
① パイ生地2枚を端1cmを重ねて、型に合わせ延ばし、型に入れ、フォークで全体を刺して空気穴を作る
② パイ生地の上にクッキングシートを敷き、その上に重しを載せて、210℃のオーブンで15~20分焼く(きつね色になるまで)
③ 熱したフライパンに、バター・リンゴ・砂糖を入れて炒め煮し、透き通ってきたら火を止めてシナモンを入れる
④ ボウルに☆を入れて、指先やフォークを使って、そぼろ状になるまで混ぜ込む。フードプロセッサーで作ると簡単
⑤ 焼きあがった②に、砕いたビスケット→③→刻んだクルミ→④の順にのせて、210℃のオーブンで25分ぐらい焼く
りんごの花
育てやすさ: ★
リンゴの花といえば、名作「赤毛のアン」でアンが初めてグリーンゲイブルズに来た有名なシーンを思い出す人も多いのでは?アンは「歓喜の白路」と満開の林檎並木に命名しますが、その通りの5弁のかわいらしい白い花をたくさんつけます。
花言葉は、「優先」「選択」「好み」
執筆者紹介: くーこ さん
つくば市在住。現在子育て真っ最中のフリーライターさん。
学生時代より文芸部の部長を務め、大学では文学部に学び、現在も執筆活動を続けています。
趣味は長年続けているお菓子作り。みんなから頼りにされる緑と料理を愛する主婦です。
コラム「 おうち Moss Café 」は毎月第4土曜日に掲載予定です。