【おうち Moss Café – 果実とその花 編】Vol.44 プルーンのアフォガート・プルーンの花

10月のおすすめ
「プルーンのアフォガート・プルーンの花」

もしも Active Note がカフェをオープンしたら…
そんな空想をちょっとだけ形にしてみました。
毎月おすすめの緑と、テーマに合わせたカフェレシピを紹介していきたいと思います。

                       

こんにちは、店員くーこです。

 ようやく風が涼しくなってきました。フルーツ売り場も賑やかになってきましたね。梨に柿にぶどうなど。まだまだ暑いので、甘いものを食べるにもチョコみたいな重いものよりフルーツを選んでしまいます。水菓子とはよく言ったものです。

  最近お気に入りなのが、冷凍のカットフルーツ。種類も豊富だし、アイスよりカロリーも低そう。一口サイズなので、冷凍庫にストックしておくと、誰かしら開けて口の中に放り込んでいます。特に私が好きなのが冷凍プルーン。プルーンといえば、干しブドウの親分みたいなのか、ミキプルーンぐらいしか知られていないかもしれませんね。ここ数年、8月から10月ぐらいにかけて生のプルーンをスーパーで見かけるようになりました。Sサイズの卵ぐらいの大きさで、紫色の皮ごと食べられ、プラムよりも甘いです。栄養価も高く、ペクチンやカロテン、ビタミンEが豊富に含まれているため、成人病予防などに良いそうです。プルーンといえば、鉄分が有名ですが、実はあまり含まれていません。生ならバナナの方が多いですし、ドライフルーツでもアンズの半分にも満たないとか。それでも、アンチエイジングとしての果物では優秀だと言えます。

             

 今月のデザートはプルーンのジャムを作って、できたて熱々のジャムをアイスにかけて食べるアフォガートにしました。できたてのジャムはソース状でさらさらしているためかけやすく、冷めるとペクチンが多いのでしっかりとしたジャムになり2度おいしいと思います。今回はバニラアイスにしましたが、チーズやヨーグルト味も良いですね。夏の疲れた体にはプルーンがオススメですよ。


 

             

 

 プルーンのアフォガート
材料

☆冷凍プルーン 200g(小さくカットする)
☆グラニュー糖 50g
☆ホワイトキュラソー 10g
☆水 50ml
☆シナモン 少量

・バニラアイス 適量
・クッキー 適量

作り方

① ☆でジャムをつくる。まずは小鍋にプルーンとホワイトキュラソーと水を入れ、中火でプルーンが柔らかくなるまで混ぜながら煮る。

② 柔らかくなったら、グラニュー糖とシナモンを入れて、ヘラで底をこすってスジが見えるぐらいになるまで混ぜながら煮る。

③ グラスに粗く砕いたクッキーを入れ、アイスをのせ、熱々の②をかけたら出来上がり。

             

 

 

 プルーンの花

育てやすさ: ★★

バラ科スモモ属。桜に似た白い花を咲かせる。プラムとプルーンの違いは、ドライフルーツにできる品種がプルーンとされている。糖度が高くないと、種つきのまま乾燥できないそう(発酵してしまうから)。庭仕事をしていると、ついついその辺の雑草を抜いて「これね、ミキプルーンの苗木」とやってしまう。

花言葉は 「誠実な一生」「変わらない信仰」

 

執筆者紹介:  くーこ さん

つくば市在住。現在子育て真っ最中のフリーライターさん。

学生時代より文芸部の部長を務め、大学では文学部に学び、現在も執筆活動を続けています。

趣味は長年続けているお菓子作り。みんなから頼りにされる緑と料理を愛する主婦です。

 コラム「 おうち Moss Café 」は毎月第4土曜日に掲載予定です。

 

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