コラム【 おうち Moss Café 】 Vol.8
10月のおすすめ
ベンジャミン*レモンスクエア
もしも Active Note がカフェをオープンしたら…
そんな空想をちょっとだけ形にしてみました。
毎月おすすめの苔玉と、テーマに合わせたカフェレシピを紹介していきたいと思います。
こんにちは。
10月のテーマを決める時、絶対にハロウィンにはしない!!と固く心に誓った店員のくーこです。(なんとなく被るのが嫌)
なので、10月5日のレモンの日に因んだ、レモンのお菓子を紹介したいと思います。
この日がなぜレモンの日かと言うと、1938(昭和13)年のこの日、詩人高村光太郎の妻、智恵子が亡くなりました。皆さんも国語の教科書で「レモン哀歌」(『智恵子抄』高村光太郎著)を目にしたことがあるかと思います。
美しい言葉で智恵子の最期を、愛を綴っていて、純愛そのものと高校生当時は教わりました。私は、きれいすぎて同意はできなかったけれど。
実際調べてみると、あまりお見舞いに行かなかったとか、いろいろあったようです。
ただ、死後思い出す姿が爽やかなレモンと一緒なのは素敵だなと思いました。
詩のレモンはとても酸っぱい印象だったので、さわやかな酸味を前面に出し、色も「トパアズいろ」したレモンスクエアを作ってみました。
一口サイズにカットすれば、読書の秋のお供にもピッタリですよ。
レモンスクエア
所用時間: 約60分
<レシピ>
◎ 材料(20cmのスクエア)
- 【ショートブレッド生地】
- 小麦粉 … 130g
- コーンスターチ … 20g
- グラニュー糖 … 40g
- レモンの皮のすりおろし … 1個分
- 溶かしバター … 100g
- 【フィリング】
- 卵 … 2個
- グラニュー糖 … 130g
- コーンスターチ … 大さじ2
- レモン汁 … 大さじ3(レモン2個分ぐらい)
- 粉糖(飾り用)
◎ 作り方
準備:オーブンを180℃に予熱しておく。型にオーブンペーパーを敷いておく。
- ショートブレッド生地を作ります。ボールに溶かしバター以外の材料を全部入れて、泡だて器でよく混ぜる。
よく混ざったらバターを入れてヘラでさっくり混ぜる。 - 型に 1 を入れて、平らにのばす。手でもいいし、ラップに包んだコップの底でやるのもオススメ。
- 180℃のオーブンで20分程度焼く。きつね色になる位が目安。
- 焼いている間にフィリングを作る。フィリングの材料を全部ボールに入れて混ぜる。
- 焼きあがった 3 の上に、4 を茶こし等で漉しながら入れて、再び180℃で20分焼く。焼き目が付きそうになったらアルミホイルをかぶせてね!
- 焼きあがったら粗熱を取って一晩冷蔵庫で寝かす。
- その後四角に切って粉糖かければできあがり!
ベンジャミン
育てやすさ: ★★★★
丈夫で育てやすい観葉植物。「幸福をもたらす木」として知られ、プレゼントにもぴったり!
選定や仕立て方によって、様々なサイズや樹形を楽しめるのもポイント。
花言葉は 「永遠の愛」 「友情」 「信頼」 「結婚」
執筆者紹介: くーこ さん
つくば市在住。現在子育て真っ最中のフリーライターさん。
学生時代より文芸部の部長を務め、大学では文学部に学び、現在も執筆活動を続けています。
趣味は長年続けているお菓子作り。みんなから頼りにされる緑と料理を愛する主婦です。
コラム「 おうち Moss Café 」は毎月第4土曜日に掲載予定です。