【おうち Moss Café – 世界旅行編】Vol.14- スコーン・イギリス
4月のおすすめ
スコーン(イギリス)
もしも Active Note がカフェをオープンしたら…
そんな空想をちょっとだけ形にしてみました。
毎月おすすめの苔玉と、テーマに合わせたカフェレシピを紹介していきたいと思います。
こんにちは、店員くーこです。
前回で無事連載1周年を迎え、今回から新テーマ「世界旅行」と銘打って、世界の国々のお菓子や植物を紹介していこうと思います。
第1回目は、ガーデニングの聖地で、店長のRICOさんが大好きなイギリスです。
私のお菓子作りのきっかけもイギリスでした。
子供の頃、外国の児童文学書が好きでよく読んでいたのですが、イギリスの作家のものが多く、特にお気に入りだった「おちゃめな双子シリーズ」は女の子の寄宿舎生活の中よく行われるお茶会に、当時田舎女子の私はあこがれたものでした。
また、そこに出てくる食べ物の描写が非常においしそうで…何とか作りたい!と図書館でレシピを探して作ったりしましたよ。食べ物の執念て恐ろしい!!今では日本でもおいしいアフタヌーンティーを提供するお店が増えましたが、おうちでサンドウィッチやケーキを数種類用意するのは大変ですよね。
実際、イギリスでも普段は略式の「クリーム・ティー」で簡単なティータイムを楽しんでいるようです。誤解のないように説明すると、クリーム入りのお茶を飲むのではなく、「スコーンを食べる午後のお茶」とのこと。そしてスコーンは「狼が口をあけたような」ぱかっと割れ目の入ったのが正式なのだとか。
意外と簡単に作れるので、ぜひ焼き立てにジャムやクロテッドクリームなどをたっぷりつけてイギリス気分を楽しんでくださいね。
飲み物はミルクティー一択ですよ!クリームの脂肪分をミルクの脂肪分が溶かしてくれるので、すっきり食べられるそうです。
苺のアーモンドケーキ
<レシピ>
◎ 材料(直径6㎝の丸形6個分)
- ☆小麦粉 … 225g
- ☆ベーキングパウダー … 小さじ2
- ☆グラニュー糖 … 40g
- ☆塩 … 小さじ3分の1
- 無塩バター … 30g
- マーガリン … 20g
- 卵黄1個分+牛乳 … 120g
- 打ち粉用の強力粉、艶出し用の牛乳 … 適量
◎ 作り方
準備:鉄板にオーブンペーパーを敷いておく。オーブンを180℃に予熱する。
バターとマーガリンは1cm角に切って冷やしておく。卵黄と牛乳も良く混ぜて冷やしておく。
- ボウルに☆を入れてよく混ぜる。
- 1 にバターとマーガリンを入れて、粉をまぶしながら指先で練り込む。
- 2 に卵黄牛乳を2回に分けて入れ、フォークで軽く混ぜ、水分がなじんだらヘラやカードなどで切り混ぜる。
ここまで手際よくやると5分ぐらい。フードプロセッサーにお任せしても良い。 - 手でまとめ、打ち粉をし2cmの厚さにのばして型を抜き、表面に刷毛で牛乳を塗る。
-
180℃のオーブンで25分前後焼く。
ラッパ水仙
育てやすさ: ★★★
日本の水仙に比べ、大きめの黄色いラッパ水仙は、イギリスでは春を告げる花と呼ばれているそう。
イギリス国のひとつであるウェールズの国花でもある。
花言葉は 「希望」
執筆者紹介: くーこ さん
つくば市在住。現在子育て真っ最中のフリーライターさん。
学生時代より文芸部の部長を務め、大学では文学部に学び、現在も執筆活動を続けています。
趣味は長年続けているお菓子作り。みんなから頼りにされる緑と料理を愛する主婦です。
コラム「 おうち Moss Café 」は毎月第4土曜日に掲載予定です。