【おうち Moss Café – 世界旅行編】Vol.28 ~ バインミー(ベトナム)
6月のおすすめ
バインミー*アーティチョーク茶・蓮(ベトナム)
もしも Active Note がカフェをオープンしたら…
そんな空想をちょっとだけ形にしてみました。
毎月おすすめの緑と、テーマに合わせたカフェレシピを紹介していきたいと思います。
こんにちは、店員くーこです。
先日、ネット記事で「今年はベトナムサンドウィッチの『バインミー』が熱い!」と見かけました。
なんでも、恵比寿とかおしゃれな街に次々と専門店がオープンして、連日にぎわっているそうです。米粉入りの軽いフランスパンになますを挟むのが特徴的なサンドウィッチで、それに肉や魚、ハーブなどの葉物を入れていきます。野菜をたくさん摂れるので、キラキラ女子に人気が出ているのもうなずけます。
東南アジアでフランスパン?と思うかもしれませんね。ベトナムは19世紀から20世紀半ばまでフランス領地だったので、現在も建物や食事などにフランスだった名残を残しています。「東洋のプチパリ」と呼ばれるホーチミン市にあるサイゴン大聖堂は、パリのノートルダム大聖堂の建築様式を基にしていて、建材もフランスから輸入したものが使われています。メインストリートには高級フレンチレストランやカフェなども点在しています。歴史的建造物を見学しながら、カフェでお茶とか良いですよね。
ベトナムのカフェと言えば、練乳たっぷりのベトナムコーヒーが有名ですが、私の最近のお気に入りは「アーティチョーク茶」です。実は昨年末に尿管結石が見つかったのですが、医者からはたくさん水分を取るようにと言われたものの、緑茶やコーヒーなど酸性の飲み物はあまり良くないらしく、利尿作用があり結石にも良さそうなアーティチョーク茶をカルディで見つけたので常飲しています。味は少し甘くて、草っぽいです。ハーブティーが好きな人はイケると思います。
ポリフェノールや食物繊維が含まれているので、美肌やダイエットの効果もあるみたいです(私はまだ実感できていませんが)。ベトナムの女性が美しいのはこのお茶のおかげとの噂も。この夏は野菜たっぷりのバインミーとデトックスティーで夏バテ知らずですよ!
バインミー
・フランスパン(バタールなど、ちょっと太めの方が挟みやすいです) 20cmぐらいにカット
・肉(ローストビーフやハムなどお好みで。今回はサラダチキンを入れます) 好きなだけ
・新玉ねぎ 1/4個
・パクチーなどのハーブ類(今回は大葉) 適量
☆大根 8cmぐらい
☆にんじん 小1/2本分
☆塩 小さじ1
☆ミツカン かんたん酢 適量
・バター 適量
・ナンプラー 少々
① ☆でなますを作ります。大根とにんじんは少し太めの千切りにして、塩をまぶして10分置きます。水分を絞って、「ミツカンかんたん酢」に30分以上漬けておきます。かんたん酢がない人は、酢:砂糖=2:1の割合で混ぜて合わせ酢を作ってください。
② 新玉ねぎは薄切りにして5分水にさらし、肉やハーブ類も食べやすく切っておく。
③ パンに切れ目を入れて、バターを塗る。(前日に買ったパンなら、軽くトーストすると美味しい。焼いた後は冷ましておくことを忘れずに。)
④ ①のなますの水気を切って、ナンプラーをあえる。
⑤ 彩り良く上の具をサンドしてできあがり。
蓮
育てやすさ: ★★★★
ベトナムの国花。歴史上、ベトナムが苦しい時代があり、それでも蓮のように過酷な環境でも心清らかに、強く美しく生きようという、ベトナムの人々にとって特別な花。首都のハノイでは、6月に蓮の花の見頃を迎える。
花言葉は、「清らかな心」「神聖」
執筆者紹介: くーこ さん
つくば市在住。現在子育て真っ最中のフリーライターさん。
学生時代より文芸部の部長を務め、大学では文学部に学び、現在も執筆活動を続けています。
趣味は長年続けているお菓子作り。みんなから頼りにされる緑と料理を愛する主婦です。
コラム「 おうち Moss Café 」は毎月第4土曜日に掲載予定です。