【おうち Moss Café – 日本旅行編】Vol.34 さざんか(神戸)
12月のおすすめ
スフレチーズケーキ・さざんか(神戸)
もしも Active Note がカフェをオープンしたら…
そんな空想をちょっとだけ形にしてみました。
毎月おすすめの緑と、テーマに合わせたカフェレシピを紹介していきたいと思います。
こんにちは、店員くーこです。
ハロウィンが終わったと思った次の日には、クリスマスソングがあちこちで流され、なんとなくウキウキしています。ハロウィンの仮装などについていけない私は、クリスマスの方が好きなんですよね。
この時期に行ってみたいと思うのは、まだ訪れたことのない神戸。イメージだと、六甲山からの夜景や、神戸のおしゃれエリア・ハーバーランドエリアはクリスマスにぴったりそうです。有名な神戸ルミナリエは、今年は12/7~12/16まで開催の様ですね。
一番行ってみたいのは、旧居留地の「神戸北野異人館街」です。この時期は町中がクリスマスグッズで彩られ、かなりロマンチックらしいですよ。夜には約4万個のLEDライトを使用したイルミネーションを見ることができます。このイルミネーションは、北野町と友好提携を結んでいる、パリ・モンマルトル地区からのアドバイスを基に作られたそうなので、日本にいながらフランス風のライトアップが楽しめそうですね。
神戸のことを調べていたら、昔から外国人が多く住んでいたからか、チーズケーキが有名なお店が多いのです。変わり種では熱々チーズがかかったのとかもありました。なにより、この秋に期間限定ではありますが、兵庫県県政150周年を記念して、私が大好きなお菓子メーカーのブルボンが神戸学院大学と共同開発した「神戸しっとりチーズケーキ」が食べてみたくて仕方がありません。絶対に美味しいはず!
チーズケーキのことばかり考えていたら、やっぱり食べたくなったので作ってみました。ここ最近はニューヨークタイプを作ることが多かったのですが、今回は子供の頃のクリスマスケーキはヤ○ザキのチーズケーキを楽しみにしていたことを思い出したので、少しリッチに、でも杏ジャムのコーティングは外せない、スフレチーズケーキにしてみました。ふわふわシュワッとした食感が淡雪のようで、今の時期にぴったりだと思います。
ジャムは好きなジャムをお湯で少しのばしてソースにして、わきに添えても良いですね。
スフレチーズケーキ
・クリームチーズ 200g
・飲むヨーグルト(無糖) 150g
・卵黄 3個
・グラニュー糖 30g
・薄力粉 20g
・コーンスターチ 10g
・無塩バター 20g
☆卵白 3個分
☆グラニュー糖 40g
◇アプリコットジャム 30g
◇水 少々
<下準備>
・クリームチーズを電子レンジ30~60秒かけて、柔らかくしておく。
・型にオーブンペーパーを敷く。膨らむので、型から3cmはみだすように。湯煎をするので、底の抜けるタイプの型はアルミホイルで覆っておく。
・バターは溶かしバターにする。
・薄力粉とコーンスターチは合わせてふるっておく。
・オーブンは180℃に予熱。お湯を沸かしておく。
* * * * * * * *
① 柔らかくしたクリームチーズを軽く混ぜ、グラニュー糖を入れてよく混ぜる。
② 卵黄を1個ずつ入れてよく混ぜる。
③ ふるった粉類→飲むヨーグルト→溶かしバターの順に、そのつどよく混ぜながら加えていく。
④ ☆でメレンゲを作る。
⑤ ③に1/3量の④を加え、よく混ぜたら、④のボウルに生地を入れ、さっくりと混ぜ、型に入れる。
⑥ オーブンの温度を160℃に落とし、お湯をはった鉄板に型を置いて50~60分焼く。
⑦ 焼きあがったら、レンジで温めた◇を塗って、冷蔵庫で冷やす。
さざんか
育てやすさ: ★★★
神戸市の木。冬の寂しい時期に目を楽しませてくれる花。品種も多く、開花時期も晩秋から晩冬までと長い。色や花弁数も様々で、一重から八重、ピンクやグラデーションのかかったものまである。椿との見分け方は、花びらが散り、ほのかに香るのがサザンカ。チャドクガが産卵してしまうので、こまめな殺虫が必要らしい。
花言葉は、「困難に打ち勝つ」「ひたむき」「理想の恋」。
色によっても違い、赤「謙譲」「あなたが最も美しい」、白「愛嬌」「あなたは私の愛を退ける」、ピンク「永遠の愛」。
執筆者紹介: くーこ さん
つくば市在住。現在子育て真っ最中のフリーライターさん。
学生時代より文芸部の部長を務め、大学では文学部に学び、現在も執筆活動を続けています。
趣味は長年続けているお菓子作り。みんなから頼りにされる緑と料理を愛する主婦です。
コラム「 おうち Moss Café 」は毎月第4土曜日に掲載予定です。