【おうち Moss Café – 果実とその花 編】Vol.38 バナナシフォンケーキ・バナナの花
4月のおすすめ
「バナナシフォンケーキ・バナナの花」
もしも Active Note がカフェをオープンしたら…
そんな空想をちょっとだけ形にしてみました。
毎月おすすめの緑と、テーマに合わせたカフェレシピを紹介していきたいと思います。
こんにちは、店員くーこです。
3月に入り、急に気温が高くなり、そろそろコートをクリーニングに出そうかと思う今日この頃。外に出ると、菜の花・パンジー・ラッパ水仙など、黄色の花が咲いていて、春を感じさせてくれます。黄色のフルーツといえば、バナナではないでしょうか?持ち運びにも便利で、子供のおやつにもなるのため、外に遊びに行くときは良く持っていきます。
バナナは一年中安定して手に入る果物ですが、ほぼ輸入品です。輸入バナナは害虫の侵入を防ぐため、青いうちに通関し、エチレンガスや温度調整などで追熟して市場に出回ります。
ほんの少しですが、日本でも沖縄や石垣島などで栽培されている「島バナナ」があります。旬は6月から9月です。私も沖縄へ旅行に行ったときに、道の駅で売っていたので購入したことがあります。大きさは普通のバナナの半分ぐらいで、モサモサはしていなくて、ちょっと酸味があり、良い薫りがしました。一言でいえば、めちゃくちゃおいしい!目からうろこが10枚ぐらい落ちました。沖縄でも常にあるものではないそうなので、見かけた時にはぜひ食べてみてください!
今月のスイーツは春らしい軽やかなお菓子が良いかな?と思い、バナナのシフォンケーキにしてみました。レシピを作るときには、作りやすいようにと考えて試作を作るのですが、久々に大失敗をしました。焼きあがった時に、大きなトンネルができてしまったのです。息子に「爆発シフォンだねぇ」としみじみ言われてしょんぼりです。原因は卵黄ベースの生地をミキサーで作ってしまったことでした。シフォンケーキでフルーツをミキサーでピューレ状にするのはご法度らしいです。なので、バナナは絶対にフォークでつぶしてくださいね。
バナナシフォンケーキ
☆卵黄 3個分
☆グラニュー糖 20g
☆サラダ油 30g
☆牛乳 30g
☆小麦粉 80g
☆ベーキングパウダー 2g
☆バナナ 1本(100g前後)
◇卵白 4個分
◇グラニュー糖 40g
○準備
1. 小麦粉とベーキングパウダーは合わせてふるっておく
2. 卵白は使う直前まで冷やしておく
3. バナナをフォークで細かくつぶしておく
4. オーブンを170℃に予熱しておく
○作り方
① ☆の卵黄とグラニュー糖をボウルに入れ、白っぽくなるまで混ぜる
② サラダ油を少しずつ加え混ぜたら、牛乳も加えてよく混ぜる
③ ②にふるった粉類を入れて、粉っぽさがなくなるまでよく混ぜたら、バナナを加えてかるくまぜる
④ ◇でしっかりとしたメレンゲを作る。目安は、逆さまにしても落ちないぐらい
⑤ メレンゲの1/3量を③に入れて泡立て器でよく混ぜる
⑥ ④のボウルに⑤を入れたら、ゴムヘラで下から上に持ち上げてサックリ手早くまぜる
⑦ 高い位置から型に入れたら170℃のオーブンで35~40分焼く
⑧ 焼きあがったら逆さましてに冷やす
バナナの花
育てやすさ: ★★
バナナを漢字で書くと「甘蕉」の通り、バショウ科の植物。花(実際は苞葉)はその中にたくさんのバナナの赤ちゃんを入れているだけあって、かなり大きい。諸外国ではこのバナナの花をサラダやスープなどにして食べているらしい。
花言葉は、「風格」
執筆者紹介: くーこ さん
つくば市在住。現在子育て真っ最中のフリーライターさん。
学生時代より文芸部の部長を務め、大学では文学部に学び、現在も執筆活動を続けています。
趣味は長年続けているお菓子作り。みんなから頼りにされる緑と料理を愛する主婦です。
コラム「 おうち Moss Café 」は毎月第4土曜日に掲載予定です。