【おうち Moss Café – 果実とその花 編】Vol.43 トロピカルおからマフィン・パイナップルの花
9月のおすすめ
「トロピカルおからマフィン・パイナップルの花」
もしも Active Note がカフェをオープンしたら…
そんな空想をちょっとだけ形にしてみました。
毎月おすすめの緑と、テーマに合わせたカフェレシピを紹介していきたいと思います。
こんにちは、店員くーこです。
今年も毎日暑いですね。体調を崩されてはいませんか?
8月17日は「パイナップルの日」だと、「今日は何の日」にはまっている息子が教えてくれました。あれ?8月1日は「パインの日」とカーナビが教えてくれていたような???調べてみると、「パインの日」は沖縄県・農林水産省が、「パイナップルの日」はフルーツメーカーのドールが決めたようです
いずれにしても、今月はパイナップルしか考えられないのです。
南国イメージのパイナップルですが、実は葉っぱさえ枯らさなければ関東でも実を付けられるようです。息子がどこで得てきたのか「残った葉っぱを土に埋めると育つって!」と家庭菜園の土に埋めようとしたので、ちょっと調べてみました。
土にいきなり埋めるのではなく、果肉部分を完全に切り離し、下の葉を少し落としてから水につけて根を出してから埋めてあげると良いそうです。うまくいけば、2・3年で収穫できるかも。しかも、暖かければ、肥料や水も神経質にならなくてよい、初心者向けの植物なんだとか。今、我が家にも根待ちのパイナップルがいるので、うまくいったらこちらで報告したいと思います。
葉っぱを落とした実は、もちろんおいしく頂きます。昔は酸っぱくて好きではなかったパイナップルですが、今はとても甘くておいしいですよね。
今回は半玉分をパイナップルのコンポートにして、ココナッツが入った生地に入れたマフィンを作ってみました。ココナッツは扱いやすい、ココナッツパウダーを使っています(中華食材コーナーなどで売っています)。
そして、少し前にブームになったおからパウダーが手元に・・・意外と処理しきれていない人も多いかと思います。パウダーのままだと使いづらいので、一度生おからの状態にしてあげて入れます。そうすると、中はしっとり、外はカリカリの、ちょっぴり罪悪感がないマフィンのできあがりです。
簡単にできるので、ぜひ作ってみてくださいね。
トロピカルおからマフィン
☆パイナップル 1/2個(小さくカットする)
☆グラニュー糖 40g
☆ホワイトキュラソー 10g
◇乾燥おからパウダー 20g
◇ココナッツパウダー 25g
◇牛乳 80ml
・卵 2個
・上白糖 50g
・溶かした無塩バター 60g
・小麦粉 80g
・ベーキングパウダー 3g
① ☆を小鍋に入れて弱火で、パイナップルに火が通るまで煮る。そして冷ます
② ボウルに◇を入れて、よく混ぜる
③ 小麦粉とベーキングパウダーを一緒にふるっておく
④ 別のボウルに卵→上白糖→溶かしバター→ ② → 水気を取った③ → ① の順に、その都度よく混ぜながら入れていき、油を塗った型に流す
⑤ 180℃に予熱したオーブンで、30分ほど焼いたら出来上がり
パイナップルの花
育てやすさ: ★★
パイナップルにも花は咲きます。実についているトゲトゲはその花が枯れたもの。実はあの大きいのが1つなわけではなく、小さい実の集合体。花は紫色で、シャコバサボテンに似た花を咲かせます。
花言葉は 「完全無欠」「歓迎」「私にとって最愛の人」
執筆者紹介: くーこ さん
つくば市在住。現在子育て真っ最中のフリーライターさん。
学生時代より文芸部の部長を務め、大学では文学部に学び、現在も執筆活動を続けています。
趣味は長年続けているお菓子作り。みんなから頼りにされる緑と料理を愛する主婦です。
コラム「 おうち Moss Café 」は毎月第4土曜日に掲載予定です。