つくばで食べる・つくる・育てる Vol.3 『いちご』

つくばで食べる・つくる・育てる
3月のテーマ「いちご」

 こんにちは、モスカフェ店員改め、つくば市住民のくーこです。

 新型コロナウイルスの影響で、小学生の息子が休校になって2週間が経ちました。
つくば市は休校まで少し猶予があったので、計画を立てることができ、意外と充実した時間を過ごしています。

             

 息子はこの休みの間に料理をマスターしたいとのことだったので、お昼ごはんを調理実習のようにしてほぼ任せています。献立はごく簡単に、ご飯とお味噌汁、サラダに冷食が多いです。そして、イチゴがあるとデザートとして出してきます。ビタミン補給だそうです。

 2月から4月の終わりまで、我が家の冷蔵庫にはイチゴが必ず入っています。それは親の知り合いがイチゴ農家をやっているので、毎週末買いに行くからなのです。かすみがうら市にある栗原イチゴ園というところなのですが、一時期某有名フルーツショップに卸していたこともあり、非常においしいイチゴを作っています。イチゴ嫌いの子もここのイチゴなら食べられるって言うくらい、甘みが強いとちおとめなんです。結構有名なのか、朝一で行っても、東京から来たお客さんとかでにぎわっています。
そういえば、この春はイチゴのスイーツが流行しているそうです。毎年この時期はイチゴフェアな気もしなくないですが、確かにホテルやカフェでも大々的にやっています。先日市内のフルーツショップ内のケーキ屋さんを訪れたところ、喫茶室ではイチゴのパフェ、テイクアウトではイチゴのタルトが人気の様でした。そんな中、茨城産白イチゴの「淡雪」がのったタルトがかわいいなあ~っと思ったら、金額がかわいくない…それもそのはず、希少種とのことで、隣のショップで1粒500円越えしていました。宝石のように台座に鎮座していましたよ。どんなお味なのでしょう。

 最近のイチゴは糖度が高いので、そのまま食べるのが好きですが、息子がイチゴのスイーツを作りたいというので、この新型コロナのせいであまっていると言われている牛乳と扱いやすい粉寒天使って簡単に牛乳寒を作り、安く売っていたジャム用の小粒イチゴをレンジで加熱しソースにしたものをかけてみました。簡単なので、お子さんと一緒に作って食べたら楽しいと思います。

             

 

 プリンカップ5個分
材料

・牛乳 500ml
・水 200ml  
・粉寒天 4g  
・砂糖 50g  
・バニラエッセンス 少々  

☆イチゴ 150g  
☆グラニュー糖 30g

作り方

① ☆のイチゴをさいの目に切って、耐熱容器に☆を全部入れ、軽くラップをかけて600wで2分加熱して冷ましておく

② 鍋に水を入れ、粉寒天を入れてよくかき混ぜたら中火にかける

③ 沸騰したらかき混ぜながら2分加熱する

④ ③に砂糖とバニラエッセンス、人肌に温めた牛乳を入れて、良くかき混ぜながら沸騰直前に火からおろす

⑤ ④を容器に入れて冷まして①をかけたら出来上がり

 

 イチゴ

バラ科オランダイチゴ属。日本では約300品種あり、世界全体の半分を占めているとも言われている。知られていないのは、おいしく食べている赤い部分は実ではなく、花托とよばれる「がく」の付け根が発達したものということ。果実は種だと思っていた表面の粒々。

 

             

 

執筆者紹介:  くーこ さん

つくば市在住。現在子育て真っ最中のフリーライターさん。

学生時代より文芸部の部長を務め、大学では文学部に学び、現在も執筆活動を続けています。

趣味は長年続けているお菓子作り。みんなから頼りにされる緑と料理を愛する主婦です。

 コラム「つくばで食べる・つくる・育てる 」は毎月第4土曜日に掲載予定です。

 

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