つくばで食べる・つくる・育てる Vol.7 『夏野菜あれこれ』
つくばで食べる・つくる・育てる
7月のテーマ「夏野菜あれこれ」
こんにちは、くーこです。
梅雨がなかなか明けませんね。その中で自然災害により被害を受けられた皆さまに、心からお見舞い申し上げます。
今朝のニュースでも全国的に日照不足でピーマンなどの野菜が品薄高と報道されていました。わがやのキュウリも、6月下旬までは順調に採れていたのに、日照不足とアリにやられてしまい、ダメになってしまいました。別プランターで作っているミニトマトは、例年より実らないものの、まだまだ収穫できそうです。そんな中、レモンの木に花が咲きました。4年目にして、やっとです。アゲハ蝶の幼虫に葉を全部食べられてしまったり、越冬に失敗したり、3か月前にも原因不明で葉がほぼ落ちてしまったりと、トラブル続きでした。このまま実ができるとうれしいなあ。
夏野菜の話題も出たので、今月は最近良く我が家の食卓に登場する野菜料理を紹介しようと思います。
【1】 山形のだし
なす・きゅうり・しそ・みょうが・しょうが・長ネギをみじん切りして、つくばにある柴沼醤油醸造の「あわ漬け」をひたひたに注いで、3時間以上冷蔵庫で寝かせる。
我が家のだしは、切昆布とかネバネバするものは入れず、さらっとしています。この「あわ漬け」はこの辺のスーパーで手に入る物で、しょっぱくなり過ぎないので愛用しています。納豆やそうめんの薬味に使うのはもちろん、食欲のないときは「ごはん+崩した豆腐+だし+のり」で豆腐丼にすると、するする入っちゃいます。
【2】 とうもろこしご飯
お米2合に包丁でそげ落としたとうもろこし1本と小さじ1の塩、そしてとうもろこしの芯を入れて炊いたご飯。
先日、RICOさんとお会いした時に「くーこさん!今年のトウモロコシはとてもおいしいよ!!」と教えてくれました。しかし、夫はトウモロコシをかじるのが大の苦手。なので、炊き込みご飯にしたところ、トウモロコシの甘みと旨みが堪能できるとモリモリ食べていました。残ったら、バターで炒めて少し醤油たらすと焼きトウモロコシ風にもなって、これまたおいしい!
【3】 焼き枝豆
枝豆の枝がついていた側の先端を少し切り落として、ルクルーゼやストウブの様な厚手の鍋に入れ、適量の塩をまぶし、ふたをして中火にかける。ときどき混ぜてあげて、枝豆のさやが割れたらできあがり。
冷凍枝豆しか食べなかった我が家に、これまたRICOさんから「ゆでたての枝豆はおいしいよ!」と強い勧めがあり、でも茹でるより焼く方が楽そうだったので作ってみたら、香ばしくて美味!!茹で過ぎとかの心配ないのも良いところ。
【4】 夏野菜のキーマカレー
もともと作っていたキーマカレーは市販のカレールーを使っていましたが、ダイエット中の夫より「罪悪感の無いカレーが食べたい」とお願いがあり、ヨーグルトとカレー粉でグルテンフリー+油分だいぶカットしたカレーを作りました。野菜もたっぷり入っていて、子供も大好きな一皿です。レシピに載せた野菜以外にも、オクラやパプリカなど入れてもおいしいです。
夏野菜のキーマカレー(8皿分)
・ひき肉 300g
・玉ねぎ 1個
・にんじん 1本
・にんにく 少々
・長なす 2本
・ズッキーニ 1本
・ピーマン 2個
・トマト缶 1缶
・水 200ml
・コンソメの素 小さじ2
☆プレーンヨーグルト 200g
☆カレー粉 大さじさじ2
☆おろしショウガ 小さじ1
☆塩 小さじ1/2
・ケチャップ 大さじ1
・ウスターソース 大さじ1
・サラダ油 適量
・塩 適量
・コショウ 適量
・(あれば)クミンシード 小さじ1
① たまねぎ、にんじん、にんにく、ピーマンはみじん切り、ナスとズッキーニは1センチの角切り、ボウルに☆を合わせて、ひき肉には分量外の塩・コショウ・カレー粉少々をかけておく。
② フライパンに油とクミンシードを入れ、中火にかけ匂いがしてきたら、ひき肉を入れ、色が変わるまで炒めたら、ピーマン以外の野菜を入れてよく炒める。
③ ②にトマト缶、水、コンソメの素を入れ、野菜が柔らかくなるまで煮る。
④ ③にピーマン、☆、ケチャップ、ウスターソースを入れ10分ほど煮て、好みの水分になったら塩、こしょう(辛みが足りないならカレー粉を追加)して味を調える。
執筆者紹介: くーこ さん
つくば市在住。現在子育て真っ最中のフリーライターさん。
学生時代より文芸部の部長を務め、大学では文学部に学び、現在も執筆活動を続けています。
趣味は長年続けているお菓子作り。みんなから頼りにされる緑と料理を愛する主婦です。
コラム「つくばで食べる・つくる・育てる 」は毎月第4土曜日に掲載予定です。