こんにちは、くーこです。
4月に入り、新生活が始まった方も多いと思いますが、お元気でしょうか?日中の寒暖差も激しいので、体調を崩さぬようご自愛くださいませ。
スギ花粉もようやく飛びきったようなので、庭仕事を最近し始めました。まずは草取り。今年は雑草の出現が早く、例年だと4月の頭くらいにカラスノエンドウが芽を出すのですが、既に3月の時点で結構な大きさに!どくだみも生えてきてる!!カタバミの種は飛ぶし、当たると痛い!!!うちのご近所さんからは「毎朝5分草取りをすると、後が楽だよ」と教えてもらいましたが、ムリそうです…
雑草を抜いていると、その年々で勢いのある種類があると気が付きました。今年はドクダミが少ないな、とか。去年はホトケノザがすごかったけれど、今年はあまり見かけないな、とか。今年はカラスノエンドウ天国です。ひざ下くらいまで育ってしまいました。子供の頃はこのカラスノエンドウを見る度に、絶対に食糧になると思っていました。実際、さやは加熱すれば食べられるようですが、若いさやではないとめちゃくちゃ固く筋張っているそうなので、取る気になれず。穂先や花も食べられるみたいで、豆苗に似た味わいだそうですよ。マメ科の新芽なんだから当たり前って気もしなくもないですが、タダで収穫できるならやってみても良いかなと思っています。でも、アブラムシがついているからな~。
さて、今年の家庭菜園ですが、例年夏野菜を植えてきたのをやめました。去年は長雨と虫でほぼ全滅だったのと、息子が大きくなり収穫に興味を示さなくなったのが理由です。収穫できないと地味に落ち込みます。なので、家庭菜園改め、家庭ハーブ園を作りました。ミントを2種類、パセリ、クレソン、ローズマリーと、変わり種でスイスチャードと明日葉を植えました。スイスチャードは海外の料理番組で良く使われていて、ホウレンソウっぽく使えるそうです。明日葉は子どもの頃に伊豆大島でうどんに練り込まれていて、とてもおいしかったのを思い出し、作ってみようと思い立ちました。ローズマリーはスワッグやリースに仕立てたいな。前回は水やり過ぎでダメにしてしまったので、鉢植えにして管理することにしました。


ミントも増殖を防ぐためにプランターに植えました。それじゃないと庭がミントテロで大変なことになってしまうからです。これで一安心☆と思っていたら、通っている整骨院の患者さんで農林研にお勤めの方が、「繁殖力半端ないから、プランターを庭に直置きしちゃうと底から根が出て広がっちゃうよ」と教えてくださいました。なんと!!ミントなめていました。あわててデッキにあげることに。
ミントは種類も多く、一般的なスペアミントやペパーミント、マスターキートンファンならサマープディングに使われていたペニーロイヤルミントもご存知かもしれません。我が家はミントティー用にモロッコミントを、ソーダ割り用にキューバミントをチョイスしました。同じミントでも葉の大きさや柔らかさ、香りも全く違います。モロッコミントは香りが強く、キューバミントは穏やかです。うまくできれば、この夏は爽やかドリンクが楽しめるでしょう。


最後は、息子が本で読んで食べてみたくなったというラズベリー。果実系は成功したことがないので、一番安い苗を購入して、行燈仕立てにしてみました。買ったばかりの時はただの枝だったのが、3週間ほどで葉が茂り、もうすぐ花も咲きそうです。人工授粉はしないとダメそうですが、隣に毎年復活するイチゴがひとりでに実をつけているので、やらなくても大丈夫な気もします。ミツバチの姿はときどき見かけるのです。
初夏になれば、おそらくどの植えたものも食べられるはずなので、それを楽しみに日々水やりと観察をがんばります。
つくば市在住。現在子育て真っ最中のフリーライターさん。
学生時代より文芸部の部長を務め、大学では文学部に学び、現在も執筆活動を続けています。
趣味は長年続けているお菓子作り。みんなから頼りにされる緑と料理を愛する主婦です。
コラム「つくばで食べる・つくる・育てる 」は毎月第4土曜日に掲載予定です。
新潟市の新津地区に苔玉の材料を探しに来ている、
この地区はサツキツツジを代表とする花木類の生産地です。今年は春の到来が早く、ウメ、サクラ、ハナモモ、モクレン等、一挙に開花し、今まさに春爛漫。
今年の2月に過去最大級の豪雪に押し潰された農業用ハウスが多くみられ、折れたり曲がったりした植物や、寒さで枯れてしまった植物たちの残骸も多くみられ、天変地異に見舞われた生産者の皆様のご苦労をおもわずにはいられません。
そんな状況下で、目的の苔玉材料ですが、いろいろな種類の植物を見つけることができました。アマチャ、大実ヤブコウジ、コナラ、柏葉アジサイ、ケヤキ、姫サルスベリ、スモークツリー、西洋シャクナゲ、ナナカマド、二期咲き金毛ツツジ、ハナズオウ、ヒメウツギ、ヤマアジサイ、モミジ類、ユキワリソウ、レンゲツツジ等々、多くの植物を見つけました。

新潟の新津地区のほか、福岡県久留米地方、香川県高松市、兵庫県三田市、鹿児島県鹿屋市、長崎県島原市、茨城県かすみがうら市、愛知県豊田市、埼玉県川口市、東京都八丈島等々、いい材料を見つけるには、全国の花卉・花木類の産地を歩くことが必要になります。また、肝心な苔については、山形県、新潟県、兵庫県、滋賀県等、日本海側の地方で見つけることになります。太平洋側では夏季・冬期の乾燥が影響して、あまりいい苔を見つけ辛い側面があるからです。


植物の生産地それぞれに、特徴ある気候など自然環境にあわせて、特産植物が生産・出荷されています。産地を歩き、多くの種類の植物たちの中から、苔玉に見合った植物に出会ったときの喜びは格別です。
雪害、暴風雨、乾燥などの天変地異の中で、多くの生産者の方々の努力の下で育成・栽培されている各地の特産植物たちです。生産される皆様方に脱帽・敬服です。苔玉という姿で、私たちの眼を楽しませてくれる植物たち・・・多くの災厄をかい潜って来てくれました。よく来てくれたネェ!・・・感謝です。
日本農業園芸造園研究所代表。農業・園芸・造園について30年以上の業務・指導に務める。つくば市在住。 つくばの松見公園をはじめ、数々の有名庭園の設計に携わる。現在は全国各地で苔玉教室などを開催し、誰もが楽しく園芸に触れることができる活動を展開している。
コラム「苔玉に寄せて」は毎月第2土曜日に掲載予定です。
こんにちは、くーこです。
こちらでは桜が咲き始め、おそらくこのコラムがサイトに載る頃には満開を迎えそうです。今年もお花見は自粛しなくてはならなさそうですが、それでも通りすがりに見かけるとふわふわした気持ちになりますね。淡いピンク色がそうさせるのでしょうか。

さて、新型コロナの自粛が始まって、早一年。調理家電の売れ行きが好調だったそうです。
コロナの感染予防のために外食を控え自宅で食事を楽しむためだったり、在宅勤務中の調理の手間を少しでも減らすためだったりと様々な理由があるようですね。
その売れ行き好調の家電の中に「ホームベーカリー」の名前も挙がっています。焼き立てのパンを気軽に作れるのが理由なのだとか。我が家にも10年以上も前に購入した今はなきナショナル製のホームベーカリーが現役で活躍しています。パンだけではなく、うどんやパスタをこねたり、餅をついたりと、機能以上のことをやってもらっていて、間違いなく我が家で買って良かった家電ベスト5のひとつです!
コロナ前までは材料入れてスイッチポンでしかパンは焼いたことがなかったのですが、子どもが休校で時間を持て余してしまい、パンを作ってみたいと言いだしました。これはパン職人の夫の出番でしょ!とお願いしたら、材料の分量と「これあれば作れるよね?」のセリフのみ。はい、バイトで作っていましたからね。やれないことはない。たぶん。
といっても、一番大変な生地の練り捏ねはホームベーカリーにお任せだし。気を付けないといけないのは、分割と成型のみ。生地を分ける分割は少ない回数で目標の重さにしていきます。生地を切り刻んじゃうとグルテンがいろんな方向を向いてしまって、膨らみが変わってしまうのです。夫「分割は何回まで?」私「2回までです!!」軍曹が隣で見張っているので、やりにくいことこの上なしです。
成型はパン屋さんがやっているような掌でクルクルする丸め方をしないで、ベタベタした面を内側に内側に数回織り込んで、止め終わりをきちんととじてあげるだけ(「肉まんのてっぺんみたいな感じ」で伝わるでしょうか?)でOK。表面がきれいに膜が張っていればそれで十分で、必要以上に触ると固いパンになっちゃうんです。なので、ここは息子と一緒にやりました。意外と子どもの方が上手にできるんですよね。あとは発酵させて焼くだけ。簡単にふわふわのパンが作れました。良く作ったのはミルクパン。ミルクパンの生地だといろいろ応用が利くので、クルミパンやシナモンブレッドなんかもできちゃいます。基本の生地のレシピを載せておくので、興味がある方は作ってみてくださいね。

ここ1ヶ月は1斤の食パン型を手に入れたので、生食パンを研究しています。なかなか上手くいかないのですが…しばらくパン焼き生活が続きそうです。
・強力粉250g
・砂糖20g
・塩3g
・無塩バター20g
・ドライイースト3g
・スキムミルク10g
・牛乳180g
① ホームベーカリーを生地モードにして、打ち粉以外を入れて生地を作る
② できた生地を6等分にして、角を折り込むようにして丸め、固く絞った濡れ布巾をかけて15分休ませる(ベンチタイム)
③ ②の生地のとじ目をしっかりとじ直したら、鉄板に並べ、あたたかいところに40分くらい、1回り大きくなるまで置く(2次発酵)
④ 2次発酵が終わったら、③に分量外の強力粉を茶こしでふりかけて、中央に切り込みを浅く入れる
⑤ 190℃に予熱したオーブンで15分前後焼いて完成
*ホームベーカリーの全自動モードで焼くと牛乳食パンになります。
つくば市在住。現在子育て真っ最中のフリーライターさん。
学生時代より文芸部の部長を務め、大学では文学部に学び、現在も執筆活動を続けています。
趣味は長年続けているお菓子作り。みんなから頼りにされる緑と料理を愛する主婦です。
コラム「つくばで食べる・つくる・育てる 」は毎月第4土曜日に掲載予定です。
今、溢れる廃棄プラスチックは、地球規模での環境破壊・ゴミ問題となっています。私たちの生活のありとあらゆる場面に、プラスチック製品が出回っています。昨年、五島列島を旅しましたが、美しいはずの海浜に、ハングル文字の印刷されたプラスチック・ゴミが大量に漂着していたことで、国際問題となっている廃棄プラスチック・ゴミに思いを致したことでした。
ところで、さて、私たちの園芸も少なからず高分子化学の成果、プラスチック素材文明の恩恵に浴しています。花苗、野菜苗は黒丸プラスチック鉢に仕立てられて大量に販売され、果樹や花木の苗も然り、大き目の塩ビポットに仕立てられて店頭に並んでいます。更に鉢仕立ての花や観葉植物などは、プラスチック製の鉢に植え付けられて店頭に並んでいます。身近な私たちの生活空間に溢れる花、観葉植物等々、その殆どがプラスチック製容器に植え付け仕立てられています。
米国ロサンゼルス郊外にある世界最大の植木生産会社、「モンロビア・ナーセリー」を訪ねたことがあります。ここでは殆んど全ての植木が、プラスチック製容器で仕立てられて、広大な生産圃場に並べられていました。
軽くて割れない、そして大量輸送が可能になったプラスチック製の植木鉢の出現が、今日の飛躍的に成長した園芸マーケットを生み出すことに貢献してくれたこと、疑う余地ありません。
結果、使われなくなり古びたプラスチック製の植木鉢、プランター等々の残骸が、学校や駅の片隅に放置されている光景を全国至る所で見受けること、まことに残念です。
こうした中で35余年以前頃から流行ってきた「苔玉」園芸は、過剰なプラスチック園芸に対する「密かな反抗」であったのかもしれません。生理的にプラスチック製植え付け容器に嫌気がさして、「苔」に包まれた植物に癒されている面も大いにあるものと考えています。

新型コロナウィルス禍中、多くの人々にとって身近なエンターティメント・園芸は春に向かって、今まさに盛りです。花や野菜を楽しみながら、更に、廃棄プラスチックにも思いを致さなければと考えています。
日本農業園芸造園研究所代表。農業・園芸・造園について30年以上の業務・指導に務める。つくば市在住。 つくばの松見公園をはじめ、数々の有名庭園の設計に携わる。現在は全国各地で苔玉教室などを開催し、誰もが楽しく園芸に触れることができる活動を展開している。
コラム「苔玉に寄せて」は毎月第2土曜日に掲載予定です。
こんにちは、くーこです。
2月に入り、急に春めいてきましたね。今朝も外に出るとどこからか沈丁花の香りがしていたので、きょろきょろ見回すと、ピンク色のつぼみがたくさんついている木を見つけました。つぼみの段階で、既に香りがするようです。梅の花もあちこちで咲き始めました。

今、我が家に大量のりんごが冷蔵庫に眠っています。前にブラムリーアップルの回で紹介した「小布施屋」さんで、立て続けにお菓子を作るのに適している「ピンクレディー」と「春紅玉」が数量限定で発売されたからなのです。どちらも新しい品種で、国内生産が限られた貴重なりんごなんだそうです。そう言われたら、ついついポチッと購入ボタンを押してしまいますよね?
比較してみると、ピンクレディーは小ぶりで子どもの片手にすっぽりと収まるサイズです。パリッとした食感で、酸味と甘みも良いバランスです。息子にはちょっと酸っぱかったようですが、私の両親は「最近のただ甘い果物より、ずっとおいしい」と言っていました。小布施屋さんでは調理用アップル枠で売られていますが、そのままデザートアップルとして食べてもとてもおいしかったです。
「春紅玉」は普通の紅玉に比べて、扁平な形をしています。紅玉は日持ちしないのですが、こちらは冷蔵保存すると1ヶ月は持つとのことでした。味は、生より加熱した方が酸味と甘みが引き出された気がします。
こちらの2種類をアップルパイにしたところ、結構好みが分かれました。味がはっきりとした方が良い人は春紅玉。シャキシャキ感を感じたい人はピンクレディーが好み。「りんごの品種が違うと、同じ作り方でもこんなに味に差が出るんだね」と皆口にしていました。

今は直接生産者さんとやりとりができるので、スーパーで購入できないものも手に入ることができ、良い世の中になったとしみじみ感じながらパイをかみしめました。
これだけりんごがあると、アップルパイだけではなく、他のお菓子も作ってみたくなり、大き目の春紅玉を2kg使ってタルトタタンを。食感と小さめの形をいかして、少し前に流行ったガトーインビジブルを作ってみました。今回はガトーインビジブルのレシピを紹介したいと思います。タルトタタンは、いずれまた。
ガトーインビジブルとは、今から5年くらい前にフランスで流行したお菓子で、カスタード風味の生地に薄く切った果物を生地にくぐらせ重ねて焼いたものです。切ると断面からあまり生地が見えなくて、フルーツの層だけに見えるところからその名がついたようです。生地も10分あればできてしまい、気軽に作れるのも魅力。コツは果物を欲張って入れないことと、生地と果物を良くからめることだけ。バターもお砂糖も普通のケーキより使われていないので、ヘルシーな気がします。あくまで気がするだけですが。簡単なのでホワイトデーにパートナーに作って差し上げるのも良いかと思います。
・りんご(皮と芯を取った量)410~440g
・卵 2個
・グラニュー糖 50g
・無塩バター 40g
・牛乳 80g
・小麦粉 70g
・シナモン、バニラエッセンス 少々
・型にオーブンペーパーを敷いておきます。
・バターはレンジで溶かしておきます。
・オーブンを170℃に予熱しておきます。
① ボウルに卵とグラニュー糖を入れて、よくまぜる
② ①に溶かしバターを入れ、よくまぜる
③ ②に牛乳とシナモン、バニラエッセンスを入れてよく混ぜる
④ ③に小麦粉を入れたら、ダマがなくなるまでよく混ぜる
⑤ りんごを1~2mmくらいの薄切りにして、④に入れて、よくからめる
⑥ 型に⑤を層になるように入れていき、残った生地も上からかける
⑦ 170℃のオーブンで45分から50分焼いて、冷蔵庫で冷やして食べましょう
つくば市在住。現在子育て真っ最中のフリーライターさん。
学生時代より文芸部の部長を務め、大学では文学部に学び、現在も執筆活動を続けています。
趣味は長年続けているお菓子作り。みんなから頼りにされる緑と料理を愛する主婦です。
コラム「つくばで食べる・つくる・育てる 」は毎月第4土曜日に掲載予定です。