こんにちは、くーこです。
例年より遅れて関東も梅雨入りしました。その割には梅雨の晴れ間が多いような?洗濯物を部屋干ししなくて良いし、子どもの送り迎えの手間も省けるのですが、夏に水不足にならないか心配になります。それでも、せっかく良いお天気なので、近場にドライブに出かけてみました。どこもつくばから片道1時間半くらいのところです。子どもが学校に行っている間に往復できる場所なのですが、夫婦ともに40年以上茨城に住んでいるのに行ったところがないところだったり、今の時期にしか見られない行事が行われていて、再発見することが多かったです。ちょっと観光するには良い場所だったので、紹介させていただきますね。
我が家で育てている明日葉が食べ頃になったので、天ぷらをすることに。「それなら、ざるそばが食べたいね」ということで、筑波山裏に位置する桜川市の柿沼製粉の直売所で生そばを買いに行きがてら、始まったばかりのあじさい祭りを見に雨引観音にも寄ることにしました。
雨引観音は安産・子育てにご利益があるで有名で、私も戌の日お参りや七五三でお祓いをしてもらいました。この日は見ませんでしたが、クジャクが放し飼いにされています。
こちらでは自生している野生品種を含む100種類500株のあじさいが栽培されているそうです。その中には「雨引の聖」という新品種もあります。どれがどの品種までは分かりませんでしたが、色とりどりの手毬模様が新緑に映えてとてもかわいらしかったです。7月1日~11日までお寺の池にあじさいの花を浮かべる「水中華」が行われるので、この期間を狙って訪れるのも良いかもしれませんね。この後、筑波山へ行っても良し、少し足を延ばして笠間や益子で陶芸にふれるのも楽しいと思います。
道の駅いたこにある定食屋の「むかしのラーメン」がめちゃくちゃ旨い!と夫が言うので、その前に東国一のパワースポット鹿島神宮へお参りしていくことしました。私は遠足などで何度か来たことがありますが、夫は初めて。いつも思うのが、こちらにお参りに来る方々はとても礼儀正しいのです。鳥居をくぐる前に礼をするということを皆さんやっています。もちろん出た時も。どこで教わってくるのでしょうか?感心しながら大鳥居をくぐり、日本三大楼門のひとつである楼門をまたぐと大きな縄の輪っかが出現します。これは水無月大祓茅の輪くぐりというもので、旧暦6月30日に行われる神事「夏越の祓」の儀式のひとつです。呪文を唱えて「左→右→左」と輪をくぐり、授与所で紙の人形を受け取り署名と身体をなでて納めると、罪とけがれが祓われ幸せな半年を過ごすことができるそうです。もちろん、煩悩でけがれまくっている私たち夫婦もやりました。
そのすぐ先には本殿があり、鹿島神宮は日本建国・武道の神様である「武甕槌大神」を祭っています。後ろには樹齢1300年と伝えられる杉の御神木を見ることができます。ここでお参りをし、奥参道を散策します。途中に鹿園があり普段はエサをやったりできますが、この日は仔鹿が生まれたばかりということで遠目で愛でました。ちなみに、奈良の鹿はこの鹿島神宮の鹿がルーツとのこと。春日大社を創建する時に鹿島の神様の分霊を鹿に乗せて行ったそうです。こんなときに、古事記とか勉強しておけばよかった!!と後悔します。知っていたらもっと違う目線で見られたかもしれませんね。修繕中の奥宮の先はまっすぐ進むと御手洗池、右に曲がると「要石」があります。この石、千葉の香取神宮とつながっていて、大地震をおこす大鯰の頭としっぽをこの石で今も押さえているそうです。なので、鹿島神宮と香取神宮はセットでお参りすると良いと聞きました。
鹿島神宮だけでかなり尺を使ってしまったので、ここからは若干巻きで行きます。
お参りが済んだら道の駅まで戻ります。ここの定食屋「おふくろ亭」は大変に人気があるので11時半までにはたどり着きたい場所です。席が埋まっちゃうからね。お惣菜もおいしいけれど、この日は目的のラーメンとフォー、それにフォー入り春巻きをチョイス。夫婦でシェアします。
ラーメンは至ってシンプルな醤油ラーメン。確かにおいしい。チャーシューも厚切りだけれど臭みもないし。脂マシマシのラーメンがお腹にくる私たちにはぴったりでした。フォーは潮来のお米を使った生麺で非常においしいです。絶品です。こんなにおいしいフォー食べたことないかも。パクチーは別添えで、お母様たちの心遣いが身に沁みます。全部のっけちゃうけれど。このフォーとスープは隣の直売所で冷凍で売っています。他にもヨーグルトやそこで作っているどらやきなどオススメがたくさんあるので、鹿行地域観光のおみやげはここで買うのがベストです。
お腹がいっぱいになったので、散歩がてらあやめ祭りがおこなわれているあやめ園へ。この時は7分咲きで、例年より早い開花だったそうです。手こぎ舟は出ていましたが、花嫁入り舟なのどイベントは中止になっていました。それでも、紫・白・黄色と一面に咲き誇る花菖蒲は圧巻の一言でした。
意外と楽しい茨城観光。他にもオススメスポットがあるので次回に続きます。おつきあい下さい。
つくば市在住。現在子育て真っ最中のフリーライターさん。
学生時代より文芸部の部長を務め、大学では文学部に学び、現在も執筆活動を続けています。
趣味は長年続けているお菓子作り。みんなから頼りにされる緑と料理を愛する主婦です。
コラム「つくばで食べる・つくる・育てる 」は毎月第4土曜日に掲載予定です。
身近な足元を見渡すと、見過ごされてしまう野草がたくさんあります。春一番に目立ったのはツクシンボウでした。今は、白花が咲き乱れているドクダミソウ、紫色花のアザミ、小判に似た形の小穂をつけたコバンソウ等が目立ちます。間もなくピンクの花を咲かせるネジバナ、赤い果実を着けるヘビイチゴ、そして秋には赤い花をつけるワレモコウ等、魅力ある野草がいっぱいあります。
庭先のドクダミソウ
野草たちの開花を見る度に、開花前にポットに植えておけばよかったのになぁ、と思う、毎度のことです。魅力的な野草たちを、若芽が吹き出す前にポットに植えておけば、小振りの草丈で楽しむことができます。魅力的な野草たちの開花の度に、来年はポットに仕立てて苔玉に仕立てようと、幾度思い描いたことか。ついつい市販の園芸花物に惑わされてしまい、また、一年を棒に振ってしまう、可憐な野草たちに申し訳なく思っております。
庭先のネジバナ
こうした野草たちを苔玉に仕立てるのは楽しいことです。ツクシンボウの苔玉を作ったことがありますが、都内で大変な人気を博したことでした。また、ピンクのネジバナの苔玉も多くの人の目を奪いました。秋には、赤い実を着けたヘビイチゴ、ワレモコウの赤い花の苔玉が人目を引きました。
山野で開花した植物、果実を着けた状態の植物を移植・苔玉に仕立てようとしても、ほとんどは萎れてしまい、挙句には枯れてしまいます。晩秋から春先にかけて、萌芽する以前に、根部や地下茎などを堀上・採取して小振りのポットに植え付け、小さくてもしっかりした野草の鉢物を作って、萌芽期に苔玉などに仕立てることが野草の苔玉を楽しむコツです。
庭先、山野などに楚々と咲く花たちへの思いを、苔玉に仕立てたい、今年こそ根部や地下茎を堀上・採取して、ポットでしっかりした根を育成して、開花期には素敵な苔玉にしたいと、思い描いてはいますが?さて、行動が伴いますことやら・・・
日本農業園芸造園研究所代表。農業・園芸・造園について30年以上の業務・指導に務める。つくば市在住。 つくばの松見公園をはじめ、数々の有名庭園の設計に携わる。現在は全国各地で苔玉教室などを開催し、誰もが楽しく園芸に触れることができる活動を展開している。
コラム「苔玉に寄せて」は毎月第2土曜日に掲載予定です。
こんにちは、くーこです。
爽やかな季節になりました…と、言いたいところですが、5月にしては珍しく1日スカッと晴れた日がなかなか無く、気が付いたら異常な速さで東海地方まで梅雨入りしてしまいましたね。この調子だと、このコラムがアップされるころには関東も梅雨入りしていそうです。部屋もなんだかムシムシ。只今の室温26度。湿度63%。こんな時は気分をすっきりさせるのが一番!
先月のコラムでお話ししたミントが茂ってきたので、葉を摘んでライム果汁と炭酸水でノンアルコールのモヒートを作り、BGMは原田知世さん。原田さんは、20代の時に洋楽のカバーアルバムを聴いて一度はまり、最近ラジオで流れていた「ロマンス」を耳にし、再度ムーブがきています。声もですが容貌もいつまでもかわいらしく、私の中では妖精認定です。
閑話休題、最近夫がフルーツサンドの勉強をしだしたので一緒に食べる機会が増えました。お店で取り扱うかもって言っていましたが、まだ売り出してなかったようです。というのも、ここのところのトレンドなのは皆さんもご存じだと思いますが、流行を作っているのは青果店や農家さんと言われています。消費量が減少傾向にある果物のPR活動から始まったそうです。なので、専門店は青果店が母体のところが多いとか。そういえば、先日activenoteさんのインスタグラムにも載せていた「果じゅる」のフルーツサンド屋さんも地元土浦老舗の八百屋さんでした。
そんな中、つくばで大人気のパティスリー「コートダジュール」でフルーツサンドを予約販売し始めたとお知らせが来たので買ってみました。お値段1個税込630円。なかなかの価格設定です。大きさも厚さも食べごたえありそうです。一人1個ずつ買ったのを間違えたかもしれないと、この時思いました。種類は1種類で、季節によって変わるらしく、この日は契約農家直送のいちごがサンドされていました。いざ実食です。
まず食パンがすごい!!このサンドに使われている食パンもお店が1年かけてフルーツサンド用に開発したもので、若干塩味が強く感じられたものの、フルーツとクリームから出る水分や甘味をがっちり受け止めて最後までペロリと食べられる工夫が随所に見られました。食パンの耳がついていたのですが、これまたおいしくて形も崩れないから良いな!と思いましたよ。
生クリームもフルーツサンドでは良く使われている植物性ではなく、動物性を使用しているとのこと。これはポイント高いです。植物性を使う理由はさっぱりとしたクリームで最後まで飽きさせないため…と言われていますが、脂肪分を調整すれば動物性でもさっぱりにすることはできますし、後味は純生クリームのほうがむしろべたつかないと思っているので。フルーツとクリームの扱いはさすがとしか言いようがありません。
10分しないうちに、家族全員完食です。大満足!!誰だ、さっき全部食べられないかもと言ったのは。最近食べたフルーツサンドでいちばん好きです。ただね、頻繁に食べられるものではないですね。お値段的に。
なので、普段は家で作ります。パンは家で作ることもあれば、スーパーで買うことも。オススメはパスコの超熟8枚切り。生クリームはデザートホイップ。さっきあんなに生クリームについて熱弁してたのに手抜きか!とつっこまれそうですが、それはそれです。家ではデザートホイップで十分なんです。あくまで気軽に作る物なので。フルーツはイチゴやバナナなど水分が少ないのが良いですね。先日、餡食パンを焼いたので、イチゴとクリームを挟んでみました。もうあんみつ!「あんみつサンド」の爆誕です。「危険なものを作ってしまった…」とつぶやいたら、「うん、甘いものダブルだもんね」と夫がアルカイックスマイルでこちらを見ていましたよ。普通の食パンでも片面にこしあん、もう片面にクリームを塗ればできるので、ぜひ試して頂きたい!
そして今回紹介するのは、「バノフィーサンド」です。イギリスのお菓子バノフィーパイからヒントをもらいました。バナナと、缶入りコンデンスミルクを3時間茹でて作るトフィーで作るのですが、簡単に森永のキャラメルで作っちゃいます。このキャラメルクリーム、ふわふわのパンケーキにかけてもおいしいのです。バニラアイスにかければキャラメルリボン風に。こってり甘いので、生クリームは砂糖を控えめにあっさりと仕上げます。
まだまだ外出制限は続きそうですが、おうちで楽しくおいしくお過ごしくださいね。
・食パン(8枚切り) 4枚
・バナナ 3本
・純生クリーム 200ml
・有塩バター 5g
・キャラメル 12粒
・グラニュー糖 10g
① 耐熱容器にキャラメルと生クリーム20mlを入れて軽くラップをし、600wのレンジで30秒加熱する
② ゴムベラ混ぜて、また30秒加熱し、溶けたらバターを入れてよく混ぜてキャラメルクリームを作る
③ 残りの生クリーム180mlにグラニュー糖を入れ、氷水で冷やしながら固く泡立てる
④ 食パンにキャラメルクリーム→バナナ→生クリームの順にのせてサンドする
⑤ ラップにくるんで、1時間程冷やしてできあがり
つくば市在住。現在子育て真っ最中のフリーライターさん。
学生時代より文芸部の部長を務め、大学では文学部に学び、現在も執筆活動を続けています。
趣味は長年続けているお菓子作り。みんなから頼りにされる緑と料理を愛する主婦です。
コラム「つくばで食べる・つくる・育てる 」は毎月第4土曜日に掲載予定です。
“ 眼に青葉 山ほととぎす ・・・ ”
私の部屋に同居する苔玉たちも、青葉の初夏で賑わっています。ヤマモミジの嫋やかな黄緑の若葉、ノムラモミジの赤色の新芽、4月中旬に緑摘作業を施していたクロマツの力強い新芽立等々、その姿を見ると嬉しくなってきます。新緑の広い葉の中に、たくさんの蕾を着けたヤマアジサイやアマチャ等、間もなくの開花が、次なる楽しみをかきたててくれます。
ここはまことに小さな苔のミニ大地、苔玉空間です。苔たちも新緑の候には眩いばかりの緑の大地を呈しています。目を凝らして机上の苔玉と対峙すると、深緑のビロード状に拡がった苔の丘に、鮮やかな新緑の植物たち、苔玉の世界に引き込まれてしまいます。
私たちと共に、新緑を愛でる動物たちも存在します。身近なところでは、ちょっと油断すると、新芽いっぱいに群れて植物の新芽を食害する「アブラムシ」、よくもこんなに増えたものよと、恐れ入ってしまいます。御多分に漏れず、私のボケ、ツルウメモドキ等の苔玉たちもアブラムシの餌食になっています。ほとんどの場合、オルトラン水和剤などの殺虫剤散布で駆除するしかありません。
その一方で、昨秋からシタンジュに産み付けられていたカマキリの卵が孵化して、ベランダいっぱいにカマキリの幼虫群落様相を呈し、彼らがアブラムシを捕食しています。
ほんの数匹のアブラムシを見つけた場合には、丁寧にピンセットで掴み採って、飼っているメダカの水槽に浮かべます。すると、メダカたちが寄り集まって喜んで食べてくれます。メダカにとっては、大変美味しい天然食材となっているようです。当然のことですが、殺虫剤のかかったアブラムシをメダカの食材として利用することはできません。
新たな生命の息吹く新緑の苔玉空間は、まことに小さな世界ながらも、良きに付け悪しきにつけ、命の循環を見せてくれます。苔、植物たち、そして昆虫たち、メダカの学校、小さく狭いなかで生命の有り様を楽しみ、また、教えられています。
日本農業園芸造園研究所代表。農業・園芸・造園について30年以上の業務・指導に務める。つくば市在住。 つくばの松見公園をはじめ、数々の有名庭園の設計に携わる。現在は全国各地で苔玉教室などを開催し、誰もが楽しく園芸に触れることができる活動を展開している。
コラム「苔玉に寄せて」は毎月第2土曜日に掲載予定です。
こんにちは、くーこです。
4月に入り、新生活が始まった方も多いと思いますが、お元気でしょうか?日中の寒暖差も激しいので、体調を崩さぬようご自愛くださいませ。
スギ花粉もようやく飛びきったようなので、庭仕事を最近し始めました。まずは草取り。今年は雑草の出現が早く、例年だと4月の頭くらいにカラスノエンドウが芽を出すのですが、既に3月の時点で結構な大きさに!どくだみも生えてきてる!!カタバミの種は飛ぶし、当たると痛い!!!うちのご近所さんからは「毎朝5分草取りをすると、後が楽だよ」と教えてもらいましたが、ムリそうです…
雑草を抜いていると、その年々で勢いのある種類があると気が付きました。今年はドクダミが少ないな、とか。去年はホトケノザがすごかったけれど、今年はあまり見かけないな、とか。今年はカラスノエンドウ天国です。ひざ下くらいまで育ってしまいました。子供の頃はこのカラスノエンドウを見る度に、絶対に食糧になると思っていました。実際、さやは加熱すれば食べられるようですが、若いさやではないとめちゃくちゃ固く筋張っているそうなので、取る気になれず。穂先や花も食べられるみたいで、豆苗に似た味わいだそうですよ。マメ科の新芽なんだから当たり前って気もしなくもないですが、タダで収穫できるならやってみても良いかなと思っています。でも、アブラムシがついているからな~。
さて、今年の家庭菜園ですが、例年夏野菜を植えてきたのをやめました。去年は長雨と虫でほぼ全滅だったのと、息子が大きくなり収穫に興味を示さなくなったのが理由です。収穫できないと地味に落ち込みます。なので、家庭菜園改め、家庭ハーブ園を作りました。ミントを2種類、パセリ、クレソン、ローズマリーと、変わり種でスイスチャードと明日葉を植えました。スイスチャードは海外の料理番組で良く使われていて、ホウレンソウっぽく使えるそうです。明日葉は子どもの頃に伊豆大島でうどんに練り込まれていて、とてもおいしかったのを思い出し、作ってみようと思い立ちました。ローズマリーはスワッグやリースに仕立てたいな。前回は水やり過ぎでダメにしてしまったので、鉢植えにして管理することにしました。
ミントも増殖を防ぐためにプランターに植えました。それじゃないと庭がミントテロで大変なことになってしまうからです。これで一安心☆と思っていたら、通っている整骨院の患者さんで農林研にお勤めの方が、「繁殖力半端ないから、プランターを庭に直置きしちゃうと底から根が出て広がっちゃうよ」と教えてくださいました。なんと!!ミントなめていました。あわててデッキにあげることに。
ミントは種類も多く、一般的なスペアミントやペパーミント、マスターキートンファンならサマープディングに使われていたペニーロイヤルミントもご存知かもしれません。我が家はミントティー用にモロッコミントを、ソーダ割り用にキューバミントをチョイスしました。同じミントでも葉の大きさや柔らかさ、香りも全く違います。モロッコミントは香りが強く、キューバミントは穏やかです。うまくできれば、この夏は爽やかドリンクが楽しめるでしょう。
最後は、息子が本で読んで食べてみたくなったというラズベリー。果実系は成功したことがないので、一番安い苗を購入して、行燈仕立てにしてみました。買ったばかりの時はただの枝だったのが、3週間ほどで葉が茂り、もうすぐ花も咲きそうです。人工授粉はしないとダメそうですが、隣に毎年復活するイチゴがひとりでに実をつけているので、やらなくても大丈夫な気もします。ミツバチの姿はときどき見かけるのです。
初夏になれば、おそらくどの植えたものも食べられるはずなので、それを楽しみに日々水やりと観察をがんばります。
つくば市在住。現在子育て真っ最中のフリーライターさん。
学生時代より文芸部の部長を務め、大学では文学部に学び、現在も執筆活動を続けています。
趣味は長年続けているお菓子作り。みんなから頼りにされる緑と料理を愛する主婦です。
コラム「つくばで食べる・つくる・育てる 」は毎月第4土曜日に掲載予定です。