こんにちは、くーこです。急に寒くなって体調を崩していませんか?今日はとうとうホットカーペットの電源を入れてしまいました。少し前まで冷房入れていたのに、秋を楽しむ間もなくこのまま冬に突入してしまうのでしょうか?
ちょっぴり短そうな今年の秋ですが、外に出るにはぴったりな季節ですよね。本当に気持ちが良いです。庭のハーブにも花が咲き始め心なごみます。
これを書いている時、ちょうどひたち海浜公園のコキアが紅葉して見頃を迎えているようで、見に行きたくてウズウズしています。赤くてモコモコしていてかわいいのに、別名ほうき草と言われる硬いさわり心地のギャップが好きです。更に秋バラとコスモスの見頃と重なっていると最高なんですよ。あとは、茨城県の北にある大子町に行って樹上完熟りんごを買いに行きたいですね。樹に実ったまま完熟させるので味が濃くてとってもおいしいのですが、市場に出回らなくてその場に行かないと口にできないりんごなのです。そのなかでも幻のりんごと言われる「こうとく」という品種があるそうなのですが、まだ出会ったことがありません。こぶりで蜜がたっぷり入っているそうで、今年こそは手に入れてみたい!
と、行きたいところはあれこれありますが、コロナのこともあるので、基本近くの公園にお弁当を持ってウォーキングに行ったり、庭でランチやお茶をしていることが多いです。あとは、燻製をもりもり作っています。秋の夜長のおつまみですね。そうそう、最近新たな道具を手に入れました。念願の直火専用ホットサンドメーカーです。ブームになって久しいですが、欲しい欲しいと思いつつ、どのメーカーにするか迷いに迷って買わないでいたのです。そしたら先日コストコでアイリスオーヤマのロードショーに遭遇し、気になっていたダブルタイプを勢いで買ってしまいました。これならひとりご飯でも1度で2種類楽しめるはず。中身もたっぷり入るという話です。この中身がたっぷり入るというのが実はネックだったのですが(食材をたくさん用意しないといけないとか)、実際に作ってみるとほどほどの量で良いことが分かりました。もうね、楽しいし、おいしいし、もっと早く買えばよかったと思っちゃいました。電気式のホットサンドメーカーは以前持っていましたが、時間はかかるし、具はあまり挟めないし、洗いにくいし…と結局手放してしまいましたが、今回購入したものは洗いやすいし、挟むときに上下のパンがずれないのが良いです。焼くのも3分ぐらいで早い!パンは8枚切りが扱いやすいですね。耳もカリカリに焼くことができました。お気に入りの具はサラダチキン+キャベツの千切りです。これにギリシャヨーグルトとハリッサを合わせたディップをかけて焼くと、なんと近所のケバブ屋の味にそっくりなのです。これはちょっとやってみて欲しい。
まだパンしか焼いていませんが、ホットケーキや肉まんなんかも焼くとおいしいらしいですね。試したいことがあり過ぎてうずうずしちゃいます。
あ、食べることしか書いていない…本当は、読書や芸術の秋とかについても語ろうと思っていたのですがそれはまたの機会に。皆さんも楽しくおいしく秋を満喫してくださいね。
きのことベーコンの和風パスタ
・好きなキノコ(今回は舞茸、しめじ、えのき、しいたけ)300g
・ベーコン 好きなだけ
・大葉 5~10枚
・スパゲッティー(1.7mm) 160g
・ぽん酢 大さじ3~4(塩分で加減)
・バター 10g
・おろしにんにく 少量
・オリーブオイル、塩、こしょう 適量
① しそを千切りにする。
② きのこは石づきを切り落としてばらしておく。ベーコンと椎茸は薄切りに。
③ パスタを表示より1分短めににゆでる。
④ フライパンにオリーブオイルとにんにくを入れて弱火にかける。
⑤ 良いにおいがしてきたら中火にしてベーコンを炒める。
⑥ ベーコンに焼き目が付いたら、きのこを入れて塩こしょうを少々入れる。
⑦ きのこがしんなりしてきたら、ぽん酢とバターを入れてよくかき混ぜる
⑧ ⑦にゆであがったスパゲッティーを入れて、1分良く炒める。
⑨ 味見をして、塩こしょうで味を調えたら火を止めて、大葉を混ぜたら出来上がり。
つくば市在住。現在子育て真っ最中のフリーライターさん。
学生時代より文芸部の部長を務め、大学では文学部に学び、現在も執筆活動を続けています。
趣味は長年続けているお菓子作り。みんなから頼りにされる緑と料理を愛する主婦です。
コラム「つくばで食べる・つくる・育てる 」は毎月第4土曜日に掲載予定です。
こんにちは、くーこです。だいぶ過ごしやすくなりましたね。体調崩していませんか?
夏に全滅しかけていたハーブや野菜を思いきってバッサリ切ってみたら、新芽がもりもり出てきました。生命力の強さにびっくりしています。
先月から始まった緊急事態宣言ですが、今月いっぱいまでで解除になりそうでほっとしています。つくば市は小中学校が全校休校になっていて、毎日Teamsでオンライン授業だったのですが、結構保護者の負担が大きかった気がします。ママ友たちに聞くと、パソコンの操作があやしくて画面から見えないところでつきっきりでいるとか、カメラとマイクがオフの授業だとさぼっちゃうなんて声がちらほら。「何となく気になって掃除機とか生活音出せないよね~」には共感しかないです。
一番多かったのは、毎日のお昼ご飯。時間割があり、ランチタイムはきっちり1時間。この中に休憩時間も含まれているので、4時間目が終わったタイミングですぐにご飯を出さないと時間的に厳しいのです。なので、所要で出かけていてもランチに間に合うように帰らないといけないっていうのがなかなか大変。それに加えて、メニューのネタを考えるのが辛い…普段子どもが学校に行っているときは冷蔵庫の残り物とか本当に適当なものを食べているので、困っちゃうんです。給食ではバランスの摂れたものが出てくるから、なるべくそれに近いものは出してあげたいとは思うのですが…。うんうん悩んでいたら、息子が「お昼は麺がいいな♪」って言うので、野菜とタンパク質を取り入れた麺料理がかなりの頻度で登場しています。給食では暑い間は麺料理が出てこないから食べたいそうです。これだけで、だいぶ楽になりました。ラーメンは醤油と味噌とタンメンでローテーション。その間にパスタをはさんで、ときどきうどんや焼きそば。私が麺に飽きたらサンドウィッチが入ってきます。書いてみて思ったのが、「息子よ、よく飽きないね…」です。前回の休校でも思いましたが、本当に給食ってありがたい存在です。
今回はその中でも良く作っていた「きのことベーコンの和風パスタ」を紹介しようと思います。このパスタ、きのこでかさ増ししてパスタの量を抑えています。というのも、息子が休校期間中にかなり体重が増えてしまったんです(汗)。そりゃ、通学で毎日5Km歩いていたのがほぼ引きこもりになったのだから当然で。育ち盛りだしね☆でごまかしきれず、ボリューム重視で野菜マシマシの炭水化物ちょっと控えめ仕様になっております。味付けはポン酢がメイン。我が家が購入しているのは千葉県の香取市にある恋する豚研究所が販売している「ゆずとレモンのぽん酢」です。酸味と塩味がマイルドで気に入っています。
と、こんなリモート授業を経験しましたが、体育で何ともいえないダンスを見せられたり、脱力するようなリコーダー聴かされたりとそれなりに面白いこともありました。それでも、月末から始まる登校を親子で楽しみにしているところです。
きのことベーコンの和風パスタ
・好きなキノコ(今回は舞茸、しめじ、えのき、しいたけ)300g
・ベーコン 好きなだけ
・大葉 5~10枚
・スパゲッティー(1.7mm) 160g
・ぽん酢 大さじ3~4(塩分で加減)
・バター 10g
・おろしにんにく 少量
・オリーブオイル、塩、こしょう 適量
① しそを千切りにする。
② きのこは石づきを切り落としてばらしておく。ベーコンと椎茸は薄切りに。
③ パスタを表示より1分短めににゆでる。
④ フライパンにオリーブオイルとにんにくを入れて弱火にかける。
⑤ 良いにおいがしてきたら中火にしてベーコンを炒める。
⑥ ベーコンに焼き目が付いたら、きのこを入れて塩こしょうを少々入れる。
⑦ きのこがしんなりしてきたら、ぽん酢とバターを入れてよくかき混ぜる
⑧ ⑦にゆであがったスパゲッティーを入れて、1分良く炒める。
⑨ 味見をして、塩こしょうで味を調えたら火を止めて、大葉を混ぜたら出来上がり。
つくば市在住。現在子育て真っ最中のフリーライターさん。
学生時代より文芸部の部長を務め、大学では文学部に学び、現在も執筆活動を続けています。
趣味は長年続けているお菓子作り。みんなから頼りにされる緑と料理を愛する主婦です。
コラム「つくばで食べる・つくる・育てる 」は毎月第4土曜日に掲載予定です。
こんにちは、くーこです。暑い日が続きますが、皆様お元気でしょうか?
先週から茨城にも緊急事態宣言が発令され、つくば市の小中学校も9月10日までオンライン授業になりました。宿題が全て終わっていない我が家、締切延びた!と小躍りしかけた瞬間、「9月1日課題を持って登校」とメールの終わりに書いてありました…ですよね。とがっくりしながら只今超特急で自由研究を親子でやっています。間に合うのかしら?
今年の春に庭に作ったハーブガーデンを覚えているでしょうか?予想外のハプニングが起こりつつ、なかなか上手くいきました。ただ、一番楽しみにしていたクレソンが真っ先に全滅してしまい…収穫目前でカブラハバチの幼虫に全部食べられてしまったのです。雨が数日降った後に庭に出てみると、30匹ほどワラワラといてですね…恐怖です!!見た目もアレなので、興味本位でグーグル先生に聞かない方が良いと思います。なんとか駆逐したものの、基本的には無農薬で行きたいので、薬は使わずに育てました。その後も明日葉を食べられたり、アゲハ蝶の幼虫にパセリを丸裸にされたりしました。びっくりしたのが、一昨年こぼれたと思われる大葉の種子が発芽して、現在森みたいになっていること。嬉しい誤算です。大葉とミントには虫が全くつかないので、こちらは大収穫です。虫もちゃんと区別して産卵しているようです。
スイスチャードですが、大きく育ったものの、食べるまでには至らず…というのも、鳥が落とす糞を、その大きな葉が受け止めてしまうのですよ。残念ですが、観賞用として育てています。
ハーブ、なかなか良かったです。料理のアクセントにもなるし、手入れも簡単。虫対策にネットかぶせると良かったかもしれないですが、虫にも喜んでもらえたようなので良しとします。そして、四季なりイチゴのランナーがたくさんできたので、もう少ししたらイチゴのプランターを増殖させようと思っています。タワーみたいなポット仕立てにするのも良いかも。収穫できる土いじりは楽しいですね。
今回のレシピは育てているローズマリーを使ったサラダです。
夏休み、3食真面目に作っていると、なんだか献立考えるのも作るのも面倒になる日が時々あるのです。そんな時に作るサラダなのですが、肉焼いて、フランスパンでハーブ風味のクルトン作って、ドレッシングで和えたサラダにドカンとのせて、あとはムシャムシャ食べるだけ。他におかずもご飯も作りません。これ、今CS放送のFOXチャンネルでやっている「ジェイミーオリバーの15mm」ってイギリスのお料理番組の中で、シェフのジェイミー・オリバーが良くやる手法ををアレンジしたものです。さすがに私は15分で作れないのですが、品数1品でも、皿にドカンと盛っちゃってもいいじゃん!ってところが好きなんですよね。イギリス人らしくなんでもミントとヨーグルトを入れてしまうところはいただけないですが。
ボリュームたっぷりなので、家族にも大好評なサラダです。チキンに使うスパイスが苦手な場合はシンプルに塩胡椒だけでもOKですよ。
スパイシーチキンサラダ
・鶏胸肉 2枚
・赤パプリカ 1個
◇塩 小さじ1
◇パプリカパウダー 小さじ1
◇オールスパイス 小さじ1
◇クミンパウダー 小さじ1
・バゲット 25cmくらい
☆オリーブオイル 大さじ3
☆ローズマリー(生を刻んでおく) 1枝分
☆おろしにんにく ちょっと
・レタス 半個
・ミニトマト 食べたいだけ
・にんじん 1/3本
・洋風の好きなドレッシング
① にんじんは千切り、ミニトマトは半分に切って、レタスは食べやすくちぎっておく。
② ボウルに1口大に切ったバゲットと☆を入れてよくあえ、180℃のオーブンで10分ほどきつね色になるまで焼く
③ まな板に長めに切ったオーブンシートを敷いて、皮を取った胸肉を置き、合わせた◇を両面にまぶす。
④ オーブンシートの余りで鶏肉をはさんだたら、麺棒などで肉を叩いて薄くする。肉が厚いときには観音開きなどにしてからやると薄くなりやすい。
⑤ フライパを熱し、オリーブオイル(分量外)を入れて、④を両面こんがりするまで焼く。
⑥ ⑤の途中で細切りにしたパプリカも入れて炒めておく
⑦ 焼きあがったら、少し休ませたのち食べやすい大きさに切る。
⑧ 大き目な皿に①を敷きドレッシングをかけたら、クルトン・肉・パプリカをのせてできあがり
つくば市在住。現在子育て真っ最中のフリーライターさん。
学生時代より文芸部の部長を務め、大学では文学部に学び、現在も執筆活動を続けています。
趣味は長年続けているお菓子作り。みんなから頼りにされる緑と料理を愛する主婦です。
コラム「つくばで食べる・つくる・育てる 」は毎月第4土曜日に掲載予定です。
こんにちは、くーこです。
先月の今頃「梅雨入りしましたね~」と書きましたが、あっという間に梅雨明けからの真夏に突入してしまいましたね。子どもと夏休みのラジオ体操に参加していますが、早朝なのに既に外が暑い!昔は「朝の涼しいうちに勉強しちゃいなさい」と親に言われていましたが、今は「やってくれればいつでもいいよ」となっています。
さて、今月は先月に引き続きドライブ茨城です。
2020年の12月にアクアワールド大洗(昔から知っている人は大洗水族館の方がおなじみかも)が大規模リニューアルしたので、数年ぶりに行ってきました。最初に今回の目玉の一つ、クラゲエリアです。暗闇の中にライティングされて浮かぶ様々なクラゲが展示されています。カミクラゲ・シンカイウリクラゲ・タコクラゲ等々。大人な雰囲気で、子どもは微妙そうでしたがデートには良さそうです。足元にも色とりどりのクラゲが浮かび上がる仕様で大変ロマンチックです。プロローグを抜けると関東最大級ミズクラゲ大水槽のお出ましです。「くらげ365」と銘打った巨大水槽には1万匹のミズクラゲが飼育展示され、バックライトとBGMで日中は日本の四季を、夜は幻想的な演出をしているそうです。私は昼間に行ったので四季の水槽を見ましたが、春色の水槽のクラゲは桜の花びらの様でうっとりしてしまいました。
その先にある80種20,000匹が泳ぐ「出会いの海の大水槽」や私の大好きなマンボウの次は、もう一つの目玉「シャークダディズルーム」です。架空の博士が航海の間にコレクションした標本を展示していたり、VRで飼育困難なホオジロザメなどを詳しく観察できるようになっています。さすが、サメ飼育数日本一です。先日、日本初のシロワニも誕生しましたね。サメ好きのキッズが自由研究するのにぴったりそうです。
イルカとアシカのショーを見てだいたい2時間半くらいですべて回ったので、フードコートで海鮮かきあげ丼を食べて次の場所へ移動します。ここの海鮮かきあげ丼がさくさくでとてもおいしいので、必ず食べます。
移動のはずが、目の前の太平洋で遊ばないという選択肢を持っていない息子に阻まれ足止めです。周りを見ると、そんな家族連れが大勢…なので、行くときは必ず着替え一式とタオル、そしてビーチサンダルを持って行くことをお勧めします。目を離した一瞬の間にずぶ濡れになっていますからね。結構いたのですよ、「着替え持ってきてないのに!それで車に乗るの?!」って言っているお母様方。気持ちわかります!!水族館のテラスに足についた砂を洗い流せる場所があるので使わせていただきましたが、本当にありがたいです。
思う存分遊ばせたら、本当に移動します。今回は南下してめんたいぱーく大洗に行ってきました。明太子で有名な「かねふく」のテーマパークです。工場見学やお買い物ができます。パークに足を踏み入れると、スーパーでよく流れている「ピリッとか~ねふくめ~んたいこ~♪」の歌が聞こえてきます。よくよく聴くと氷川きよしさんが歌っていました。そういえば、CMにも出演されていましたね。等身大パネルもあり、ファンには聖地なのではないのでしょうか?
ここに来たらぜひ買ってもらいたいのが「できたてめんたいこ」です。その日にできた生明太子なのですが、もう全然違います!粒も大きくプチプチしていているのです。付属のタレをからめて数日味の変化を楽しむのもいいですよ。ご飯が進み過ぎるので、要注意!!
先日、近所のスーパーでかねふくのタレ付き明太子を見つけたので購入したのですが、生にはかないませんでした。なんででしょう?冷凍しただけでこんなに変わるのかしら??とにかく、この明太子を買いに行くためだけに大洗に行きたくなるのです。
せっかくなので、今回のレシピは「夏の明太子スパゲッティー」を紹介します。
何が夏かというと、レモンとしそがたっぷり入っているところです。マヨネーズベースのソースがさっぱりとしちゃいます。カロリーは高いままですけどね。スパゲッティー茹でている間にソースが作れちゃうのも手軽です。夏休みのランチにどうぞ。
夏の明太子スパゲッティー
・スパゲッティー 300g
・明太子 120g(1.5腹)
・バター 10g
・マヨネーズ 大さじ3
・しょうゆ 小さじ1
・レモン汁 1/2個分
・しそ 10枚
・塩、こしょう 適量
① スパゲッティーを表示の時間ゆでる。
② 室温に戻して柔らかくしたバターに皮を取った明太子とレモン汁・しょうゆをいれてよく混ぜる。
③ ②にマヨネーズとこしょうを入れてよく混ぜたら、しそも加えて混ぜておく。味が薄いときには塩で整える。
④ ゆであがったスパゲッティーに③を加えてよくあえたらできあがり。
つくば市在住。現在子育て真っ最中のフリーライターさん。
学生時代より文芸部の部長を務め、大学では文学部に学び、現在も執筆活動を続けています。
趣味は長年続けているお菓子作り。みんなから頼りにされる緑と料理を愛する主婦です。
コラム「つくばで食べる・つくる・育てる 」は毎月第4土曜日に掲載予定です。
こんにちは、くーこです。
例年より遅れて関東も梅雨入りしました。その割には梅雨の晴れ間が多いような?洗濯物を部屋干ししなくて良いし、子どもの送り迎えの手間も省けるのですが、夏に水不足にならないか心配になります。それでも、せっかく良いお天気なので、近場にドライブに出かけてみました。どこもつくばから片道1時間半くらいのところです。子どもが学校に行っている間に往復できる場所なのですが、夫婦ともに40年以上茨城に住んでいるのに行ったところがないところだったり、今の時期にしか見られない行事が行われていて、再発見することが多かったです。ちょっと観光するには良い場所だったので、紹介させていただきますね。
我が家で育てている明日葉が食べ頃になったので、天ぷらをすることに。「それなら、ざるそばが食べたいね」ということで、筑波山裏に位置する桜川市の柿沼製粉の直売所で生そばを買いに行きがてら、始まったばかりのあじさい祭りを見に雨引観音にも寄ることにしました。
雨引観音は安産・子育てにご利益があるで有名で、私も戌の日お参りや七五三でお祓いをしてもらいました。この日は見ませんでしたが、クジャクが放し飼いにされています。
こちらでは自生している野生品種を含む100種類500株のあじさいが栽培されているそうです。その中には「雨引の聖」という新品種もあります。どれがどの品種までは分かりませんでしたが、色とりどりの手毬模様が新緑に映えてとてもかわいらしかったです。7月1日~11日までお寺の池にあじさいの花を浮かべる「水中華」が行われるので、この期間を狙って訪れるのも良いかもしれませんね。この後、筑波山へ行っても良し、少し足を延ばして笠間や益子で陶芸にふれるのも楽しいと思います。
道の駅いたこにある定食屋の「むかしのラーメン」がめちゃくちゃ旨い!と夫が言うので、その前に東国一のパワースポット鹿島神宮へお参りしていくことしました。私は遠足などで何度か来たことがありますが、夫は初めて。いつも思うのが、こちらにお参りに来る方々はとても礼儀正しいのです。鳥居をくぐる前に礼をするということを皆さんやっています。もちろん出た時も。どこで教わってくるのでしょうか?感心しながら大鳥居をくぐり、日本三大楼門のひとつである楼門をまたぐと大きな縄の輪っかが出現します。これは水無月大祓茅の輪くぐりというもので、旧暦6月30日に行われる神事「夏越の祓」の儀式のひとつです。呪文を唱えて「左→右→左」と輪をくぐり、授与所で紙の人形を受け取り署名と身体をなでて納めると、罪とけがれが祓われ幸せな半年を過ごすことができるそうです。もちろん、煩悩でけがれまくっている私たち夫婦もやりました。
そのすぐ先には本殿があり、鹿島神宮は日本建国・武道の神様である「武甕槌大神」を祭っています。後ろには樹齢1300年と伝えられる杉の御神木を見ることができます。ここでお参りをし、奥参道を散策します。途中に鹿園があり普段はエサをやったりできますが、この日は仔鹿が生まれたばかりということで遠目で愛でました。ちなみに、奈良の鹿はこの鹿島神宮の鹿がルーツとのこと。春日大社を創建する時に鹿島の神様の分霊を鹿に乗せて行ったそうです。こんなときに、古事記とか勉強しておけばよかった!!と後悔します。知っていたらもっと違う目線で見られたかもしれませんね。修繕中の奥宮の先はまっすぐ進むと御手洗池、右に曲がると「要石」があります。この石、千葉の香取神宮とつながっていて、大地震をおこす大鯰の頭としっぽをこの石で今も押さえているそうです。なので、鹿島神宮と香取神宮はセットでお参りすると良いと聞きました。
鹿島神宮だけでかなり尺を使ってしまったので、ここからは若干巻きで行きます。
お参りが済んだら道の駅まで戻ります。ここの定食屋「おふくろ亭」は大変に人気があるので11時半までにはたどり着きたい場所です。席が埋まっちゃうからね。お惣菜もおいしいけれど、この日は目的のラーメンとフォー、それにフォー入り春巻きをチョイス。夫婦でシェアします。
ラーメンは至ってシンプルな醤油ラーメン。確かにおいしい。チャーシューも厚切りだけれど臭みもないし。脂マシマシのラーメンがお腹にくる私たちにはぴったりでした。フォーは潮来のお米を使った生麺で非常においしいです。絶品です。こんなにおいしいフォー食べたことないかも。パクチーは別添えで、お母様たちの心遣いが身に沁みます。全部のっけちゃうけれど。このフォーとスープは隣の直売所で冷凍で売っています。他にもヨーグルトやそこで作っているどらやきなどオススメがたくさんあるので、鹿行地域観光のおみやげはここで買うのがベストです。
お腹がいっぱいになったので、散歩がてらあやめ祭りがおこなわれているあやめ園へ。この時は7分咲きで、例年より早い開花だったそうです。手こぎ舟は出ていましたが、花嫁入り舟なのどイベントは中止になっていました。それでも、紫・白・黄色と一面に咲き誇る花菖蒲は圧巻の一言でした。
意外と楽しい茨城観光。他にもオススメスポットがあるので次回に続きます。おつきあい下さい。
つくば市在住。現在子育て真っ最中のフリーライターさん。
学生時代より文芸部の部長を務め、大学では文学部に学び、現在も執筆活動を続けています。
趣味は長年続けているお菓子作り。みんなから頼りにされる緑と料理を愛する主婦です。
コラム「つくばで食べる・つくる・育てる 」は毎月第4土曜日に掲載予定です。