Posts in Category: おうちMossCafe

つくばで食べる・つくる・育てる Vol.12『パーティー料理』

つくばで食べる・つくる・育てる
12月のテーマ「パーティー料理」

こんにちは、くーこです。

 例年、年明け前後に息子の幼稚園時代のお友達家族と持ち寄りパーティーを行うのですが、今年はコロナのため無しになりました。夏のお泊り会も中止になっていたので、息子は非常に落ち込んでいます。学区も違うので、なかなか会えず。でも、そこは現代っ子。Zoomで年越しパーティーをする計画を立てたようです。私はオンライン飲み会未経験。完全に負けております。

             

 以前働いていた職場でも、海外勤務経験者が多かったせいなのかポットラックパーティーに参加することが度々ありました。持って行く料理は被らないように、ホストが指定することがほとんど。「あなたはデザート、君は料理できないから飲み物お願いね」という風に。

 私は前菜担当が多く、マリネとビアソーセージが鉄板メニューでした。というのも、職場から直にホストのお宅に向かうことになるので、前日に作って翌日更においしく食べられるものと言ったらマリネしか思い浮かばなかったからです。
そして、今も持ち寄りパーティーにはこの2つの登場率が高いです。当日バタバタしたくないからなんですが、リクエストされるのも理由です。

 ビアソーセージは、以前住んでいたところの近くに「ハンスホールベック」という素敵なデリカテッセンがあり、今もそちらで数種類のソーセージを薄く切ってもらって購入しています。こちらのビアソーセージは大人もですが、子どもに大人気で「こんなにおいしいハム(見た目ハムです)食べたことない!!」と毎回言われます。

 マリネは大人だけの時はさっぱり目で、子どもがいる時は食べやすくするために、蜂蜜入れて甘めに仕上げるようにしています。今回は中でも今の時期に好評だった、焼き野菜のマリネのレシピを載せました。色合いは地味なのですが、日持ちがするのと和にも洋にも合うので、お正月にもよく登場します。レシピに載せた野菜の他に、ナスなど焼いておいしい野菜なら何でも合います。

焼野菜のマリネ

 持ち寄りパーティーは自分が作ったことのない料理に出会うことができるので大好きです。若い子はその時流行りの料理を作ってきたり、女の子のママは透明の使い捨てコップにちらし寿司を彩り良く詰めてきたり。手作りでなくても、その品を通じて話が広がっていくのも良いですね。早くコロナが落ち着いて、また大好きな人たちと集まれる日が来ることを祈っています。

             

 焼き野菜のマリネ(8人前)
材料

・ごぼう 1/2本 
・パプリカ 赤黄各1個 
・れんこん 250g 
・エリンギ 1パック
・長ネギ 1本 

☆バルサミコ酢 大さじ3 
☆オリーブオイル 大さじ2 
☆蜂蜜 小さじ1  
☆醤油 小さじ1 
☆粒マスタード 小さじ1 
☆塩・胡椒  少々 

・オリーブオイル 
・塩

作り方

① ☆をまぜておく

② パプリカはトースター等で真っ黒になるまで焼いて、皮をむき、細切りに

③ ごぼうはすりこぎ等でたたいてから適当な長さに切って、2~4等分に割り、柔らかくなるまで下ゆでする

④ れんこんはいちょう切り、長ネギはぶつ切り、エリンギは長さを半分にして手で適当にさいておく

⑤ フライパンを熱し、オリーブオイルを入れ、③④を1種類ずつ塩をして炒めていく(きっちり焼き目を付けたほうがおいしい)

⑥ ①に②と⑤を入れて、まぜたら半日冷蔵庫へ

 

             

 

執筆者紹介:  くーこ さん

つくば市在住。現在子育て真っ最中のフリーライターさん。

学生時代より文芸部の部長を務め、大学では文学部に学び、現在も執筆活動を続けています。

趣味は長年続けているお菓子作り。みんなから頼りにされる緑と料理を愛する主婦です。

 コラム「つくばで食べる・つくる・育てる 」は毎月第4土曜日に掲載予定です。

 

つくばで食べる・つくる・育てる Vol.11『燻製あれこれ』

つくばで食べる・つくる・育てる
11月のテーマ「燻製あれこれ」

こんにちは、くーこです。

 またコロナの波がやってきて、何するにも気を使う日常ですが、皆さんは疲れていませんか?このコロナ禍でアウトドアが流行っているらしく、茨城のキャンプ場は休日になるとどこも大賑わいなんだそうです。最近はベランピングとか、自宅のベランダでアウトドアを楽しむ方も増えているとか。

             

 我が家はインドア派なのでキャンプはしませんが、数年前から庭で燻製を作っています。最初は1000円くらいで購入したダンボール燻製器でやっていたのですが、風に弱いので赤くてかわいい燻製器を購入してしまいました。通りに面した家なので、通りすがりの人から「BBQしているの?」と聞かれることも多いです。さすがにそんな度胸はありません(汗)燻製を作っていると説明すると、皆さん興味深そうにいろいろ聞いてくれます。ここで「できたてどうぞ!」とオススメできないのが燻製の残念なところでもあるのですが。

 ありがたいことに、燻製を作っている友人から「うちの燻製と違う。作り方教えて!」と言われることが多いです。せっかくなので、紹介しますね。

 私は温燻のみで、基本的には燻製の本に書かれていることをそのままやっています。使っている燻煙材はウッドと言われる、木のおがくずみたいなものを固めたものです。熱源不要で、時間の管理がしやすいのが良いところです。

 ウッドにはいろいろな種類があり、本ではサクラやリンゴを薦めていることが多いような気がしますが、私は「ヒッコリー」一択です!クセがない香りで素材を選ばないところと、色付きが良いところが気に入っています。

 これだけでもおいしく作れますが、さらにウッドを燃やしたあとにピートパウダーとザラメ糖を大さじ1くらい乗せます。ピートパウダーでスモーキーなフレーバーを、ザラメ糖で甘い風味と色つきをアップさせています。あとはときどき食材の水分を拭きつつ、2~3時間燻製し、風乾した後に1日ラップにくるんで冷蔵庫寝かすとできあがりです。その日のうちに食べたくなる気持ちもすっごく分かりますが、そこはぐっとこらえてみてください。ソーセージはすぐに食べてもOKです。

             

 次にオススメの食材ですが、チーズ・ベーコン・ナッツ・ソーセージは鉄板ですね。
子どもに人気なのは「かまぼこ」だったりします。日本酒や焼酎飲む人には「梅干し」も気に入ってもらえるはず。普通に白いごはんと食べてもおいしいです。

 

 

 ナッツは無塩のものをBBQ風に味付けしてからスモークしています。こちらは洋酒に合いそうとの感想をもらっています。ナッツを燻製するときには小さなざるがあると便利です。

 道具と材料があれば初めてでもおいしく作れるので、外飲みに行きにくいこんな時だからこそ、自宅でトライしてみるのも楽しいですよ!

             

 ナッツの燻製
材料

・無塩ナッツ 60g 
・オリーブオイル 小さじ1 

☆チリパウダー 小さじ1 
☆塩  少々 
☆砂糖 少々

作り方

① ☆をまぜておく

② ナッツにオリーブオイルをまぶして、☆入れてからめておく

③ 燻製器に入れて、温燻で1時間したらできあがり

 

             

 

執筆者紹介:  くーこ さん

つくば市在住。現在子育て真っ最中のフリーライターさん。

学生時代より文芸部の部長を務め、大学では文学部に学び、現在も執筆活動を続けています。

趣味は長年続けているお菓子作り。みんなから頼りにされる緑と料理を愛する主婦です。

 コラム「つくばで食べる・つくる・育てる 」は毎月第4土曜日に掲載予定です。

 

つくばで食べる・つくる・育てる Vol.10『栗・くり・クリ』

つくばで食べる・つくる・育てる
10月のテーマ「栗・くり・クリ」

こんにちは、くーこです。

 急に気温が下がり、秋の味覚がおいしい季節になりましたね。

 例年ならば、息子の通う小学校でこの時期にサツマイモ掘りが行われるのですが、このコロナ禍で苗の植え付けができず…
そんな少し物足りない秋を過ごしていたところ、立派な栗を頂きました。

             

 実は茨城県、栗の生産量も日本一だったりします。有名なのは陶器の街の笠間の栗ですが、筑波山周辺でも盛んに作られています。この辺りは年間通して温暖な割に、比較的昼夜の寒暖の差があること、関東ローム層の土壌がおいしい栗を作るのに合っているそう。   
そして今回もらったのは筑波山で作られたもの。さて、何にしようか?息子は給食で出た「栗のムース」が食べたいと言っているけれど…って、今の給食ってそんなおしゃれメニューが出るの?!

 とりあえず、もらった栗を洗って水気を拭いたら、新聞紙でくるんで冷蔵庫のチルド室へ。すぐに食べてはいけません。3日もすれば糖度が上がって更においしくなります。栗は常温だと足が速いので、手に入れたら即冷蔵庫へ入れましょう。

 今回は30粒くらいだったので、半分は栗ごはん、もう半分はアレンジしやすい洋風の甘露煮に。

 皮むきは時間がかかるので、お気に入りの音楽をかけて、覚悟を決めて向います。
まずは、大き目のボウルに栗を入れて、熱湯をたっぷり注いで冷めるまで30分位放置します。これで鬼皮がやわらかくなり、卵の殻並みにむきやすくなります。

 栗剥き器があれば作業も早いのですが、そんなもんはないので、私は短いパン切包丁とペティナイフの2本でむきます。パン切包丁のギザ刃で栗のお尻を少し切り落としてからペティナイフで剥くと安全に作業できます。渋皮も剥けたら、即冷水に漬けてくださいね。アク抜きと傷まないようにするためです。この日は2時間かかりました。

 ここまできたら、あとは煮るなり焼くなりです。このまま冷凍して保存も有りですね。

 正直、面倒な食材だとは思いますが、そこもおいしさのひとつってことで、秋に一度は手に取ってみませんか?

 

             

 洋風栗の甘露煮(15個)
材料

・むき栗 15粒  
☆水 400ml  
☆グラニュー糖 200g  

☆ラム酒

作り方

① 鍋に栗が重ならないように並べて、☆を入れて中火にかける

② 沸騰してきたら、クッキングペーパーで落し蓋をして弱火で15分煮る

③ 一度冷まして、もう一度弱火にかけて、シロップがとろっとしてきたらできあがり

 

             

 くり

ブナ科クリ属の木の一種。縄文時代から日本にあり、食用や木材として使われていた、日本になじみ深い植物。
実の香りの主成分のひとつに、サツマイモと同じメチオナールが入っている。
「渋皮が剥きにくくて・・・」って人には、農研機構(つくば市)が作った「ぽろたん」がオススメ。

 

             

 

執筆者紹介:  くーこ さん

つくば市在住。現在子育て真っ最中のフリーライターさん。

学生時代より文芸部の部長を務め、大学では文学部に学び、現在も執筆活動を続けています。

趣味は長年続けているお菓子作り。みんなから頼りにされる緑と料理を愛する主婦です。

 コラム「つくばで食べる・つくる・育てる 」は毎月第4土曜日に掲載予定です。

 

つくばで食べる・つくる・育てる Vol.9『ブラムリー』

つくばで食べる・つくる・育てる
9月のテーマ「ブラムリー」

こんにちは、くーこです。

 私は買い物に行くとき、基本的に地産地消を心がけています。それは、安いし新鮮だから。でも、この辺では手に入らないものはお取り寄せをします。
 今回は長野県の小布施町で栽培されている「ブラムリー」という調理用の青リンゴを買ってみました。リンゴには生で食べてもおいしい「デザートアップル」と生食には向かない「クッキングアップル」があり、日本で栽培されているのはほぼ「デザートアップル」なんだそうです。毎年アップルパイ用の「グラニースミス」を購入している小布施屋さんの案内がメールボックスに入っていたので、購入してみました。

             

 「ブラムリー」はリンゴの中では収穫が早く(終わりも早い)、9月の上旬に届きました。箱を開けると、鮮やかな緑と爽やかな酸味が既にします。形は扁平。生で食べてみると、ひたすら酸っぱい。甘さのかけらもなく、むしろちょっと渋い気も…加工向きと言われている紅玉やグラニースミスは生食でもおいしいと思えたけれど、この酸味は初体験。期待大です!

 うきうきしながらアップルパイを作ります。初めての素材は心躍りますね。手順はシンプルに、リンゴとグラニュー糖とバターにシナモン。お砂糖はサンふじとかで作る時より多めに。加熱すると煮崩れやすい特性もあるので、厚めにカットして…

 結果、すばらしく鮮やかな酸味のアップルパイができました。全国からアップルパイをお取り寄せしている友人に試食してもらったところ、「こんなアップルパイ食べたことないよ!酸味も甘みも絶妙だよ!!」とのコメントが。素材が違うだけでこれだけ味が変わる体験は最近していないかもしれません。これは来年もお取り寄せ決定です。

 他にもジャムにして、ローストポークやスモークチーズとの組み合わせも良かったです。酸味が強いから、動物性のたんぱく質との相性が良いのかもしれません。

 もし、このコラムを読んで興味がある方は、まだ小布施屋さんでわけあり品ではありますが購入できるようなので、覗いてみてはいかがでしょうか。

             

 ブラムリーのアップルパイ(4個)
材料

・冷凍パイシート 2枚  
・ブラムリー 1個  
・グラニュー糖 果肉の20%  
・バター 5g  
・シナモン 適量 
・卵 1個  
・グラニュー糖 適量 

作り方

① ブラムリーを12等分に割り、厚めにスライスする

② フライパンを熱し、バター・ブラムリーを入れて軽く炒める

③ 果肉20%分のグラニュー糖を入れて水分がなくなるまで中火で炒める

④ シナモンを適量加え、混ぜたら良く冷ます

⑤ オーブンを200℃に予熱する

⑥ 冷凍パイシートを解凍し、1枚2等分にする

⑦ といた卵をまわりに塗って、④を適量詰め、三角形に折ってフォークで閉じる

⑧ 表面に卵を塗って、表面に3か所フォークで穴をあけ、グラニュー糖を適量振りかけたらオーブンへ

⑨ 20分ほど焼いて、きつね色に焼けていたら出来上がり

 

             

 ブラムリーアップル

イギリスではクッキングアップルの王様として、今も大人気の品種。
生産される45%を占めているそう。
日本では町おこしの一環として、小布施町が1991年に商業栽培を開始。
今、料理専門家やパティシエの人たちに注目されている品種です。

 

             

 

執筆者紹介:  くーこ さん

つくば市在住。現在子育て真っ最中のフリーライターさん。

学生時代より文芸部の部長を務め、大学では文学部に学び、現在も執筆活動を続けています。

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つくばで食べる・つくる・育てる Vol.8 『青シソ』

つくばで食べる・つくる・育てる
8月のテーマ「青シソ」

  こんにちは、くーこです。

 梅雨が明けたとたんに、35度を超えることが多くなりましたが、体が参ってしまっていませんか?私のまわりでも熱中症にかかったという声がちらほら聞こえます。子どもも外で遊びたいようですが、日中は無理なので夕飯を終えた後に家族で散歩するようにしています。これがなかなか良くて、たわいのない話をしながら歩いたり、ISS(国際宇宙ステーション)発見アプリを利用して観察してみたり、気になるお店を発見してみたりと楽しいのです。

 そして、こうも暑いと食事もさっぱりとしたものにシフトしていきがちです。献立考えるのも面倒で、そうめん、うどん、そば…しか思い浮かばない。揚げ物はやりたくない。でも、暑いときこそタンパク質大事!栄養大事!!

             

 そんなときのお助け野菜が「青シソ」。今年はなぜか生えてきませんが、例年前の年にこぼれた種から勝手に発芽して、エンドレスで夏の間収穫できる素敵な和製ハーブです。

 どんなにこってりした料理でも、しそを加えればあらふしぎ!さっぱりした風味に。から揚げだって、春巻きだって、どんとこいな気がします。それもそのはず、詳しいことは最後の植物解説に書きましたが、栄養価がトップクラスの上、独特の香り成分が胃袋刺激したり、守ってくれたりと、夏のためにあるような野菜なんです。もう、積極的に食べるしかない!

 大量に摂取できるメニュー、それは週1で夕飯リクエストが来る「しそ餃子」です。ニラの代わりにシソを入れるのですが、20~30枚入れちゃいます。シソの爽やかな風味でいくらでも食べられる!のです。あの「美味しんぼ」でも「餃子は完全食!」と山岡さんが言っているので、食欲が落ちても落ちなくても毎週作ります。焼くときはホットプレートで一気に焼いて、熱々をビールと共に食べると幸せです。

 シソがたくさんある時は醤油漬けにもしちゃいます。小さめの保存容器に洗って水気を取ったしそを入れ、ひたひたに醤油を入れて1日漬けたら出来上がりです。ほかほかごはんに巻いて食べてよし!きざんでパスタに入れてよし!ほんのりしそ風味の醤油も冷奴やおひたしに使えます。冷蔵で3週間持つのでおすすめです。先日、ホームセンターの野菜苗コーナーで物色していた時「しそがたくさんできて困っちゃうの」と声をかけてきたご婦人にもおすすめしてきました(なぜか、行く先々で見知らぬ人に声をかけられます)。

 まだまだ暑い日が続きそうですが、上手に食材を使ってこの夏を乗り切りましょうね。

             

 しそ餃子(50個)
材料

・餃子の皮 50枚  
・ひき肉 300g  
・しそ 20~30枚  
・玉ねぎ 1個  
・キャベツ 1/4個
・生姜 1かけ  

☆鶏がらスープの素 小さじ1  
☆醤油 小さじ1  
☆オイスターソース 小さじ1  

・塩、コショウ 適量  
・サラダ油 適量

作り方

① 生姜は擦って、野菜はみじんぎりにしておく

② ひき肉に塩・コショウをして、粘り気が出るまでよく練る

③ ②に野菜と☆を加えて、混ぜる ※ 混ぜすぎ注意

④ ③を冷蔵庫で30分以上休ませたら、皮に詰める

⑤ 油を引いたフライパンに④を並べて、熱湯を餃子の1/3の高さまで注いで、ふたをして中火で5分加熱。その後ふたを取って、底がこんがりしたらできあがり

 

             

 青しそ

β-カロテン、ビタミンB群、ビタミンC、食物繊維や、カルシウム、鉄、カリウムなどのミネラルを多く含み、特に、β-カロテン、カルシウム、ビタミンB1の含有量は、野菜類の中でも群を抜いている。青しそ特有の香りの元である精油成分のペリルアルデヒドは、臭覚神経を刺激して胃液の分泌を促し、食欲を増進させる他、健胃作用や強い殺菌作用により食中毒の予防にも効果があると言われている。また、ポリフェノールの一種である香り成分には、強い抗酸化作用がある。

 

             

 

執筆者紹介:  くーこ さん

つくば市在住。現在子育て真っ最中のフリーライターさん。

学生時代より文芸部の部長を務め、大学では文学部に学び、現在も執筆活動を続けています。

趣味は長年続けているお菓子作り。みんなから頼りにされる緑と料理を愛する主婦です。

 コラム「つくばで食べる・つくる・育てる 」は毎月第4土曜日に掲載予定です。