もしも Active Note がカフェをオープンしたら…
そんな空想をちょっとだけ形にしてみました。
毎月おすすめの緑と、テーマに合わせたカフェレシピを紹介していきたいと思います。
こんにちは、店員くーこです。
私は普段、あまりテレビを見ないのですが、料理番組は大好きで必ずチェックしています。
ここ数年、特にお気に入りなのが、アメリカで放送されている、巨漢の陽気な料理人「ガイ」がナビゲーターを務める、「食べまくり!ドライブin USA 」!!タイトルからして脂身な感じがぷんぷんします。
この番組、ガイが全米各地(だいたい田舎)にあるダイナーやドライブインをオープンカーでただひたすら食べ歩き、客にインタビューし、キッチンでオーナーと料理してみたりしています。ただ、出てくる食事はヘルシーとは無縁の「ザ・アメリカ☆」ばかり。
顔と同じ大きさのハンバーガーや1食で1日分のカロリーがあるに違いない朝食等々…
でも、なぜだかとてもおいしそうに見えてしまうのです。
タコスとかBBQとか。さすがにピーナッツバターにバナナが入ったオムレツはそう思わないけれど。
今回紹介するコーンブレッドはダイナーでサービス品として度々登場してきます。
気になって調べたら、本来は感謝祭でターキーと一緒に食べるモノみたいです。店ではシチューみたいな煮物系と食べているシーンが多かった。我が家もチリビーンズと合わせて食べています。コーンブレッドの甘みがチリの辛味に良く合っておいしい!
おうちでなんちゃってアメリカを楽しんでみてくださいね。
<レシピ>
◎ 材料(小さめのパウンド型1個分)
◎ 作り方
熱々がおいしい。冷めると固くなるので、薄切りにしてフライパンで両面焼くとそれはそれでおいしい。
育てやすさ: ★★★
初夏から初秋辺りまで濃いピンクの花が咲く、キク科エキナケア属の多年草。花びらが反って垂れているエキナケア属が多い中、テネシーコーンフラワーは垂れないタイプ。抗菌ハーブとも知られ、ネイティブインディアンの風邪予防などにも使われていたそう。アメリカ連邦政府より「絶滅危惧種(G2)」に指定されている。
花言葉は 「あなたの痛みを癒します」
つくば市在住。現在子育て真っ最中のフリーライターさん。
学生時代より文芸部の部長を務め、大学では文学部に学び、現在も執筆活動を続けています。
趣味は長年続けているお菓子作り。みんなから頼りにされる緑と料理を愛する主婦です。
コラム「 おうち Moss Café 」は毎月第4土曜日に掲載予定です。
9月はとっくに過ぎて、すでに10月に入ったというのに、ツクツクホウシが賑やかに鳴いています。
こんなにも気温は下がってしまったのに、恋人に巡り合えなかった雄ツクツクホウシなのかナァ?・・・・・この声を聴くと、「夏休み終わったよ…、宿題は済んだか?」という声に聞こえた小中学生の頃を思い出してしまいます。気候変動の故の現象なんでしょうか。早く恋人蝉を探して、卵を産んで次世代を残さないと・・苔玉植物の根元を見ながら、他人事とはいえ焦ってしまいます。
20余年前、私が住むつくば市内で「ワシワシ」と煩く鳴くクマゼミの声を聴くことがしばしばありました。本来、クマゼミは九州に生息する蝉です。今から52年前私が岡山大学に在学した頃には、岡山でも聞いたことがありませんでした。箱根を越えたつくば市で、クマゼミの「ワシワシ」声が幾度となく聞こえたことにはビックリしたことでした。でも、ここ15年余、つくば市でクマゼミの「ワシワシ」声を耳にすることはありません。いったいこれはどうしたことなんでしょう。
答えは単純でした。経済の高度成長に伴う環境緑化が大々的に行われ、九州からクスノキ等の大木が持ち込まれ、それらの根鉢に生活していたクマゼミの蛹が孵化したものでした。経済の低成長期~安定成長期に入った今、クスなど大木の移送が殆どなくなってしまいました。セミ類は産卵されて7年余、地中で成長します。「ワシワシ」声のクマゼミは関東地区の冬季の低温に耐えられなかったのでしょう。
つくば市で暑い真夏をにぎわすのは「ミーン、ミーン」鳴く、ミンミンゼミです。苔玉の根元をしょりしながら、ツクツクホウシの最後の声を聴きながら、私たちの生活の変化に思いを致してしまいました。
最近、中国経由で南米から日本各地の港町に騒ぎを起こしました「ヒアリ」の害がありました。また、昨年には都心部の明治神宮界隈で「天狗熱」病を運んできた、ヒトスジシマカが問題になったこと、記憶に新しいことです。
私たちの毎日の生活空間草地にはマダニが生息しており、つい先日もマダニ害で、重症熱性血小板減少症候群(SFTS)で、男性が死亡というニュースがありました。古の人たちは、野山を散策するにあたって、「ツツガムシ」によるツツガムシ病を恐れました。
苔玉を作り眺めながら、ツクツクホウシの声を聴き、私たちの生活空間に思いを致してしまいました。今は、コオロギ、スズムシと、秋の虫の音がいっぱいです。
日本農業園芸造園研究所代表。農業・園芸・造園について30年以上の業務・指導に務める。つくば市在住。
つくばの松見公園をはじめ、数々の有名庭園の設計に携わる。現在は全国各地で苔玉教室などを開催し、誰もが楽しく園芸に触れることができる活動を展開している。
コラム「苔玉に寄せて」は毎月第2土曜日に掲載予定です。
もしも Active Note がカフェをオープンしたら…
そんな空想をちょっとだけ形にしてみました。
毎月おすすめの緑と、テーマに合わせたカフェレシピを紹介していきたいと思います。
こんにちは、店員くーこです。
食欲の秋、到来です!
この時期、各地で食べ物フェスが盛り上がっていますが、その中でも近年「オクトーバーフェスト」の言葉をよく聞くようになりました。
もともとは、ドイツのミュンヘンで9月中旬から10月上旬に行われている、世界最大のビール祭りで、民族衣装を着たパレードや、観覧車などの移動遊園地、ステージで行われているライブ等お楽しみがたくさんあるそうです。そんな中、やはり一番のお楽しみはビアテントで飲んで食べまくること!これは万国共通ですね。ソーセージやザワークラウトなど伝統食を食べるみたいです。ただ、これではモスカフェレシピにはなりません。ソーセージ炒めて終了したら、店長のRICOさんに怒られてしまいます!
幸いにドイツも日本と同じで、秋は各地でお祭りが催されているので、ネタには事欠きません。
特にワイン祭りは各地で行われていて、この秋の始まりにしか飲めない新ワイン「フェダーヴァイサー」をドイツの人たちは楽しみにしているんだとか。発泡性の甘いリンゴジュースの様なこのワイン、瓶詰されてからも酵母が生き続けているため、ボトルの線をしっかり締めることができないので、残念ながら日本には持ってこられないそうです。もう、ドイツに行くしかないですね!!
そんな「フェダーヴァイサー」のお供は、玉ねぎケーキの「ツヴィーベルクーヘン」が定番。ケーキと言っても甘くはなく、キッシュと似ています。ドイツではたっぷりのサワークリームで作りますが、くーこ風はカロリーとお財布を気にしてギリシャヨーグルトを使っています。味のポイントは、爽やかな風味をプラスしてくれるキャラウェイシードです。これ入れないと、ただの美味しい玉ねぎキッシュなので、ぜひ入れて作ってみてくださいね!いっきにドイツに近づきますよ。
白ワインでも、ビールでもおいしいおつまみです☆
<レシピ>
◎ 材料(直径18cmタルト型1個分)
◎ 作り方
育てやすさ: ★★
ドイツの国花です。ナポレオンが攻めてきたときに、ベルリンから逃げてきた王妃が身を隠した麦畑で王子たちにヤグルマギクで花冠を作りました。のちにその王子の一人が、初代ドイツ皇帝になったことから、国花になりました。
私の好きな紅茶、トワイニングのレディーグレイにも入っています。
花言葉は色によって違い 「繊細」 「優美」 「独身生活」
つくば市在住。現在子育て真っ最中のフリーライターさん。
学生時代より文芸部の部長を務め、大学では文学部に学び、現在も執筆活動を続けています。
趣味は長年続けているお菓子作り。みんなから頼りにされる緑と料理を愛する主婦です。
コラム「 おうち Moss Café 」は毎月第4土曜日に掲載予定です。
平成の世は30余年で終わろうとしています。昭和の世と比べて平成は、物質的にも満たされ心豊かになり、ちょっと気障っぽく言えば「哲学的」になったようにも思います。
私が園芸学を学び、社会人となって園芸の世界に飛び込んだのは52年も前、1967年(昭和42年)でした。東京五輪、大阪万博を経て、経済の高度成長期へと突入していった時代でした。御多分に漏れず、私たちの園芸の世界もひたすら量的拡大を続けました。洋風のリビングルームにはゴムノキ、ホンコンカポック、ベンジャミンなどの観葉植物大型プラ鉢仕立て(尺鉢)が、どんと居座っていきましたし、年末・年始にはプラ製鉢に仕立てられた、シンビジュームやシクラメン等の花鉢が、贈答品などとして大量に流通しました。今に比べると、「質より量」の園芸だったと思います。ケース・バイ・ケースで、今でも大型観葉植物や洋ラン・シンビジューム等のプラ鉢に仕立てられたモノを、全否定してしまう積りはありませんが、「量より質」の室内園芸に舵を切っている今、しっかり考えなければならない時が来ているように思います。
平成の御代は、日本にとって、成熟した国の姿を考える時期だったのかな、とも考えています。本当の幸せとは、本当の貢献とは、本当の価値とは等と、まだまだカオスの中で模索中なのかもしれませんが。
そんな時代の中にあって、私たちの園芸の世界では、小さな姿をした「苔玉」が産声を上げ、徐々に多くの園芸愛好家たちに知れ渡ってきました。お洒落園芸の一角を占め、多くの感動を呼び起こしているように思います。それでも広い世間の中にあって、「苔玉」はまだまだ僅かに0.3%程度の極めて狭い世界に過ぎません。
生活空間のあらゆる場面に生き渡ったプラスチック等の高分子化学製品、私たちの園芸環境もプラ鉢やプランターが遍く行き渡っています。これらのプラ製品を使い、「花と緑をいっぱいに」してきた姿勢が、人知れずプラスチックなどの微粒子を地球環境にばら撒き、私たちの生活空間を少しずつ汚染している、なんと矛盾したことなんでしょう。
「いつか、生活空間を花と緑でいっぱいにしたい」が、多くの人たちの合言葉になっています。だけど、あらゆる生命活動に絶対条件である清廉な自然環境が、果たして維持されているのだろうか、今一度考えなおす時が来ていると思います。「苔」は枯れて自然に帰ることはあっても、環境汚染物質として残留することはありません。洋の東西を問わず、あらゆる植物を苔玉にして楽しむ中で、「花と緑でいっぱい」の真に美しい清廉な園芸環境を考えていかなければと、昭和・平成の来し方を振り返っております。
日本農業園芸造園研究所代表。農業・園芸・造園について30年以上の業務・指導に務める。つくば市在住。
つくばの松見公園をはじめ、数々の有名庭園の設計に携わる。現在は全国各地で苔玉教室などを開催し、誰もが楽しく園芸に触れることができる活動を展開している。
コラム「苔玉に寄せて」は毎月第2土曜日に掲載予定です。
もしも Active Note がカフェをオープンしたら…
そんな空想をちょっとだけ形にしてみました。
毎月おすすめの緑と、テーマに合わせたカフェレシピを紹介していきたいと思います。
こんにちは、店員くーこです。
8月に入り、雨ばかりで気分までパッとしない日々を過ごしています。
皆様におかれましては、いかがお過ごしでしょうか?
先月のコラムでバリ島を取り上げましたが、その流れで今月はハワイです。
正直ハワイには興味がなかった私ですが、どうしても行ってみたいという夫に渋々プランニングして旅行したことがあります。
1週間後、「お金貯めて、また行こう!」と、心に固く誓った私がいました。さすが、60%がリピーターになるという統計が出ているだけのことがあります。
何が良かったって、「自然」です。ビーチがきれいなのはもちろんですが、特にオアフ島から飛行機で日帰り旅行できるカウアイ島が素晴らしかったのです。
太平洋のグランドキャニオンと言われている「ワイメア渓谷」。ワイルア川をボートで登らないとたどり着けない「シダの洞窟」は、エルビス・プレスリーが映画で「ハワイアン・ウェディング・ソング」を歌った場所(日本人なら、梅宮辰夫夫妻が挙式したのが有名…と添乗員さんが言っていたなぁ)。このサイトを見ている方は植物好きが多そうなので、カウアイやハワイ固有の植物をを保護し、展示されている「リマフリガーデン」もオススメしたいスポットです。
ただ、ひとつ残念だったことが。
たった1週間の滞在で、体重が3㎏増…
夫も同じでした。食事がおいしかったのが原因です。
そりゃ、朝から生クリームがタワーの様にのったワッフルやチーズたっぷりのオムレツ食べれば肥えますね。スイーツもおいしかった☆
そんなハワイアンスイーツの中から、手軽に作ることができる「マラサダ」を紹介します。
ハワイ定番のおやつで、簡単に言えばドーナツです。今回はホームベーカリーで生地を作ります。揚げたては、サクッふわもちっとしているので、ぜひおうちで作ってコーヒーと一緒に食べてほしいです。
<レシピ>
◎ 材料(8個ぐらい)
◎ 作り方
育てやすさ: ★★★
南国と言えば、この花!
品種もカラーも多く、特に黄色のハイビスカスはハワイ州花とされています。
ここでハイビスカス豆知識。日本でハイビスカスと言えば沖縄ですが、雄蕊が「下向き」なのが沖縄産、「まっすぐ」なのがハワイ産なんですって。
花言葉は色によって違い 「常に新しい美(赤)」 「繊細な美(白)」 「華やか(ピンク)」「輝き(黄)」
つくば市在住。現在子育て真っ最中のフリーライターさん。
学生時代より文芸部の部長を務め、大学では文学部に学び、現在も執筆活動を続けています。
趣味は長年続けているお菓子作り。みんなから頼りにされる緑と料理を愛する主婦です。
コラム「 おうち Moss Café 」は毎月第4土曜日に掲載予定です。