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【コラム】苔玉に寄せて Vol.103~友を偲ぶ「苔玉」物語

15余年前の10月中旬のことです。

京都市内に住む大学時代の友人が、市内で絵画仲間と二人絵画展を実行しました。絵画だけの展示では魅力がなく参観者に訴求するのに心許ないと、会場を賑わすために、幾つかの苔玉を飾って欲しいと、友人画伯から依頼されました。
友人画伯の絵は抽象画の域であって、何を描いているのやら私には理解できないままに、他ならぬ友人の依頼とて、早速、山野草、観葉植物、カジュアル盆栽っぽい黒松等の苔玉10余個を作成、送付したことでした。『あんな俄作りの苔玉で役に立ったのだろか?・・・』、不安半分、気がかりなことでした。

後日、友人・画伯からの報告で「苔玉を添飾して、展示会場は大賑わい、大成功だった、有難う!」とのこと。小生、安堵したところ、画伯殿、更に曰く「絵画よりも苔玉に多くの参会者の眼が注がれたよ、苔玉には参ったよ!」との付言。しかも、かなりの部分を占めた外人参会者は、ひたすら苔玉に興味を示すこと・・・と、相成った由、参りました。

さて、画伯殿、「出展した苔玉、どないしょう?」・・・と。主役の絵を隅に追いやった脇役の苔玉、詫びの印に「画伯殿の好きに処分して・・・!」と。友人画伯殿は、四条大宮界隈、行きつけ一杯飲み屋さんに進呈したる由・・・。
その10日後、私が京都出張し、友人に誘われてその飲み屋さんを訪ねました。晩秋の京都四条の一角、手狭な京風の小粋な飲み屋さんでした。紅葉したナラ、クヌギ等の落葉をあしらった中に、瀟洒にカウンター席の一画や、手洗い場に、さり気なく置かれた苔玉たちとの再会でした。
さすがに洛中の商人、そのセンスのよさに脱帽でした。苔玉のこと、お店の大将に大喜びされ、その夕のお酒、マスターにご馳走になったことでした。

3年前に、かの友人画伯は逝去しました、折に触れ、苔玉を透して大学時代からの交友を懐かしんでいます。

執筆者紹介 –  S.Miyauchiさん

日本農業園芸造園研究所代表。農業・園芸・造園について45年以上の業務・指導に務める。つくば市在住。 つくばの松見公園をはじめ、数々の有名庭園の設計に携わる。現在は全国各地で苔玉教室などを開催し、誰もが楽しく園芸に触れることができる活動を展開している。

 コラム「苔玉に寄せて」は毎月第2土曜日に掲載予定です。

【コラム】つくばで食べる・つくる・育てる Vol.54『夏休みのお昼ごはん事情』

つくばで食べる・つくる・育てる
7月のテーマ「夏休みのお昼ごはん事情」

こんにちは、くーこです。
婚活に失敗したうぐいすがまだ鳴いています。ここ数日は日中でもさらに磨きのかかった美声がするので切ない限りです。

先日、中学校の三者面談に行ってきたとき、掲示板に「夏休みまであと5日!!」と書いてあるのを見つけ、白目をむきました。え?!そうなの???とびっくりして、先生に思わず聞いてしまいました。「そうですね、あと5回学校に来たら夏休みですね。早いですよね~」とにこやかに笑う先生…帰ってからこの衝撃を共有しようと友人にLINEを入れたら、「そうなの?!…今カレンダー数えたら本当だった…何度数えても変わらない…お昼ご飯どうしよう…」と返信が来ました。そう、夏休みの最難関、大量の課題もさることながら、親が頭を悩ませるのがお昼ご飯なのです。そして思い知る給食のありがたみ。普段は家の残り物を適当に食べているのですが、なぜか子どもにそれを食べさせることに躊躇してしまう…不思議なんですけどね。

世の中の子持ちの方々はどうしているのか Instagram を見てみると、ホットプレートで完結できるランチとか人気のようです。ちょっとしたイベント感もあって子どもが数人いるおうちは楽しそうで良さそうですね。ただ、うちのホットプレートは大きいし出し入れが面倒だな…と即あきらめモードになったので、仲良しのママ友達にリサーチしてみました。

塾の夏期講習に行っている子がいるおうちは全員お弁当にしているそうです。送迎もあるし朝一気に作ってしまえばお昼は楽できるよと言っていました。お弁当案良いですね。うちもほぼ毎日部活でお弁当持ちではないけれど、送迎で時間が中途半端になりがちなのでその隙間時間に作っておくと楽そうです。

別のママさんは給食の献立表を参考にして作っていると言っていました。うちの市は毎日ほぼ一汁三菜のメニューなので、作るの大変じゃないか?と聞いたのですが、「献立を考える方が苦痛。あとは手を動かすだけだし、大変そうなのは作らないから大丈夫」とのことでした。意外とコンビニやスーパーで買ってきて済ませるってしないのねって思ったのですが、これは「お金がかかって仕方がない」が理由のようです。確かに、ここ最近スーパーのお弁当やパンも値上がりしていますし、週に1・2度なら良くても毎日だとちょっと…てなりますよね。私の場合は、暑すぎて外に出たくないというのも加わりますが。

私も献立を考えるのが最大の難所だったりするので、今年は1週間固定メニューで乗り切ることにしました。月曜日はパスタ、火曜日は丼、水曜日はパンという風に決めて、これを6周すれば何とかなるかと。最悪、同じメニューでも1週間開くし良いよね?良いよね??と息子に聞くといいよーと返事がありました。それにお弁当方式取り入れたらいいのでは?と思っています。よし、今年も乗り切れる気がしてきた。毎年繰り返しているはずなのに、なぜか記憶が抹消されているんですよね。今まで何していたのかしら?

スパゲティナポリタン

そんな我が家で良く登場するのがナポリタンスパゲッティーです。具は冷蔵庫の中身と相談して決められるし、パスタも調味料も常備してあるので何も思いつかない時に作ります。ワンパンだから洗い物も少なくて済むのもポイント高いです。実は私子供の頃はケチャップの味しかしないナポリタンがあまり好きでは無くて、試行錯誤して定番メニューの座を獲得できるレシピを作りました。ポイントは先に具とケチャップを炒めておくこと。実家では茹でたスパゲッティーの真上にケチャップをかけて炒めていましたが、あれだとケチャップ風味と微妙な酸味しかない…それをちょっとのお砂糖を入れて炒めることで余計な酸味が飛んでおいしくなるんです。あと、できればパプリカパウダーを入れると更においしくなります。色も濃くなるし、味に深みが出る気がします。1番大事なのは太目の麺を少し長めに茹でることかもしれません。細麺はナポリタンに合わないです。アルデンテも日本の洋食なので無視です。最近はナポリタン用の2㎜越えのパスタも売っていますが、そこまでではなくても1.8㎜以上で作った方がおいしいと感じます。
そして、このベースにスパゲッティーじゃなくご飯を入れて混ぜると(炒めなくて OK)ケチャップライスを大量に作ることができるので、オムライス作る時に重宝することもお伝えしておきますね。

それではまた、8月にお目にかかりましょう🌻

≪ナポリタンスパゲッティ≫

【材料】(2人分)
・スパゲッティー(1.8㎜) 200g 
・玉ねぎ 1/2個 
・ピーマン 1個 

・しめじ 1/2株 
・ソーセージ 4本 
・トマト 1個 
・コンソメキューブ 1個

☆ケチャップ 大さじ4 
☆ウスターソース 小さじ1/2 
☆砂糖 小さじ1/2
☆パプリカパウダー 5振り 

・牛乳 大さじ1
・バター 10g 
・塩 適宜
・こしょう 適宜 
・オリーブオイル 適宜

【作り方】
準備:トマトは湯むきして皮を取っておく

① フライパンにお湯を沸かして、塩とオリーブオイルを入れてスパゲッティーをパッケージの表示時間+3分茹でる

② 玉ねぎとソーセージは薄切り、ピーマンは細切り、しめじは石づきを取ってからほぐして、トマトはさいの目に切っておく

③ 茹で上がったら麺はざるにあげておき、フライパンにオリーブオイルを薄く敷いたらトマト以外の②と塩少々を入れて炒める。しんなりしてきたらトマトとコンソメキューブと☆を入れてさらに1分ぐらい炒める

④ 麺を戻して、牛乳とバター、こしょうを入れて炒めたらできあがり
*味を見て足りなければ塩を入れてください


執筆者紹介:  くーこ さん

つくば市在住。現在子育て真っ最中のフリーライターさん。

学生時代より文芸部の部長を務め、大学では文学部に学び、現在も執筆活動を続けています。

趣味は長年続けているお菓子作り。みんなから頼りにされる緑と料理を愛する主婦です。

 コラム「つくばで食べる・つくる・育てる 」は毎月第4土曜日に掲載予定です。

【コラム】苔玉に寄せて Vol.102~苔玉の現況、 近い将来炎天下に成長・変化する『苔玉』に思う

 炎熱地獄に汗まみれの悩ましい日々が続く私たち、でも、植物たちは元気・スクスクと伸び育っています。御多分に漏れず、水分が潤沢であれば『苔玉』たちも、誰憚ることなくグングン伸長します。

 炎暑のなか、水遣りを怠りなく『苔玉』たちを見守ってやるしかありません。水を切らすと枯れてしまう、水が豊かであれば目に見えて大きく育ってしまう苔玉・・・苔玉の植物は、適度の大きさ・小さく纏まっていて欲しい・・・と願うのに、遠慮することなくアンバランスに大きく育ってしまう・・・育てる立場の悩みは尽きません。苔玉とにらめっこしながら、剪定したり、水遣り手加減したり、その悩みこそ育てる喜びと言えるかもしれません。

 私たちの毎日の生活空間を、植物たちと同居・楽しむということは、植物たちの日々の成長・変化するプロセスを肌で感じることに醍醐味があります。植物たちを苔玉に仕立てて、私たちの生活サイクルに迎合させた姿、形、大きさであり続けさせることには一定の限界があります。私たちと植物たちのそれぞれの立場・言い分を調整し、一緒に同じ生活空間で生きていくことが、植物を楽しむということに他なりません。

 『苔玉』に仕立てた植物が大きく育ってきたら、鉢植え仕立てに戻すとか、庭先に地植えして更なる成長を促してやる、等の対応が園芸植物を楽しむという本来のガーデニング・ライフということでしょう。植物の種類によっては、無理に小さく仕立ててカジュアルな『盆栽』風にして楽しむのもいいでしょう。

スパティフィラムの苔玉

 『苔玉』に仕立てた植物を、小さく愛らしい姿・形のまま永遠に維持・管理するのは難しい。植物は『日々、成長・変化する生命体』であるということに照らして、鉢植えや地植えに切り替えて楽しむ、程の園芸ライフを思います。『苔玉』を楽しみ続けたい・・・・・新たな小苗を苔玉に仕立てて、次世代植物を、苔玉に仕立ててお楽しみ頂ければ、と思います。


高温多湿の炎暑下にすくすく育つ苔玉・・・・・苔の玉に押し込められ、それでもなおスクスク伸長する植物たちの思いでした。

執筆者紹介 –  S.Miyauchiさん

日本農業園芸造園研究所代表。農業・園芸・造園について45年以上の業務・指導に務める。つくば市在住。 つくばの松見公園をはじめ、数々の有名庭園の設計に携わる。現在は全国各地で苔玉教室などを開催し、誰もが楽しく園芸に触れることができる活動を展開している。

 コラム「苔玉に寄せて」は毎月第2土曜日に掲載予定です。

【コラム】つくばで食べる・つくる・育てる Vol.53『夏至と焼きサバ寿司』

つくばで食べる・つくる・育てる
6月のテーマ「夏至と焼きサバ寿司」

こんにちは、くーこです。

しゅわしゅわの飲物がおいしい季節になってきましたね。最近は炭酸水にレモンとミントを入れるのがお気に入りです。窓を開けながら息子とレモンソーダを飲んでいたら、うぐいすの鳴く声が聞こえました。お隣さんのお庭には梅や椿などがたくさん植わっているので、それ自体は珍しいことではないのですが「この時期にうぐいすっているっけ?それにしてもすごく良い声して鳴くねえ」と息子もびっくりしていました。なので、通年うぐいすは存在しているが春に番を探してよく鳴いているから認識しやすいこと、鳴けば鳴くほど上手になっていくことを説明したらしょっぱい顔になって「つまり、婚活失敗してるってこと?」と尋ねてきたのでYes!と答えました。「早くパートナー見つかるとよいね」とうぐいすの幸せを祈らずにはいられない昼下がりでした。

閑話休題、私は夕飯後にウォーキングをしているのですが最近暗くなるのが遅いなあと感じていたら、カレンダーの6月21日に「夏至」と書いてあって納得です。夏至とはご存じの通り、1年で一番昼の時間が長い日のことです。私の中で夏至と言えばムーミンで、『ムーミン谷の夏まつり』や『ムーミン谷の仲間たち』に夏至の話が出てきます。夏至の前夜にニョロニョロが生まれるとか、物語の中だけの話だと思っていた枕の下に9種類(現在は7種類で良いらしい)の花を置いて寝ると夢で将来の旦那様に会えるとか、お祭りで焚いていたかがり火もフィンランドでは「コッコ」と呼ばれ悪縁を断ち切って良縁を結ぶ昔からの風習なんだそうです。

その他、ヨーロッパ各地で夏至のお祝いをするそうで、スウェーデンではミッドサマーと呼ばれるお祭りがあり、ニシンの酢漬けや新じゃがをおつまみにしてビールやスウェーデンウォッカを楽しむのだそう。有名なところだと、イギリスのストーンヘンジですよね。諸説ありますが、紀元前2500年頃の神殿で、夏至の日には祭壇から少し離れたところにあるスローターストーンと隣に立っているヒールストーンの二つの石の間を抜けて祭壇石に陽が射すそうです。非常に神々しい感じがしますね。

と、ヨーロッパでは夏至がかなり重要なものらしいのですが、日本ではあまりお祭りとか聞かないですね。神社で行われる夏越の祓ぐらいかも。その理由のひとつに夏至から半夏生の間に田植えをしていたから。昔は今よりずっと遅かったのですね。そんな忙しい時期にお祭りなんてしていられませんが、その代わりに豊作を願う食べ物を食べたり、お供えする風習は各地にあるそうです。最近は関東にも根付きつつありますが、半夏生にタコを食べるのは大阪周辺の風習で、稲がタコの吸盤のようによく根付くようになんだとか。他にも冬瓜・和菓子の水無月・三重県のみょうが・福井県の焼きサバがあるそうです。関東では新小麦の焼き餅があるそうなのですが、生まれて一度も食べたことがないです。

 

 

せっかくなので、縁起物の焼きサバとミョウガを使って焼きサバ寿司を作ります。作り方は非常に簡単。スーパーで塩サバ(骨抜き済み。ノルウェー産が脂のってておススメ)を買って、焼いて、酢飯と合わせて、ラップでぐるぐる巻いて出来上がりです。身の厚いところの皮面に包丁で切れ目を入れて焼くと皮がパリパリになっておいしくなりますがやってもやらなくてもOK。酢飯に薬味をたくさん入れるのでさっぱりとしていて夏向きな味です。包むのがめんどくさい人は焼きサバをほぐして薬味入り酢飯にかけると、そぼろ丼みたいでこれはこれでおいしいです。〆鯖が苦手な人でもこれなら食べられると思いますよ。ちょっぴり夏バテ気味な時にピッタリな気がします。
今年も猛暑になりそうなので、モリモリ食べてのりきりたいですね。

それではまた、7月にお目にかかりましょう。

≪焼きサバ寿司≫

【材料】(2本分)
・塩サバ 半身2枚 
・炊き立てのご飯 1合分 
・すし酢 大さじ4 
・大葉 6枚

☆塩こんぶ 大さじ1 
☆白ごま 大さじ1 
☆寿司ガリ 20g  
☆みょうが 2本

【作り方】
準備:塩サバに骨がありそうなときには抜いておく
   塩こんぶと寿司ガリは刻んででおく

① 塩サバは皮面に細かく斜めに切れ目を入れて、グリルかフライパンで両面こんがり焼いてそのまま置いておく

② ボウルに炊き立てのご飯とすし酢を入れて切るように混ぜたら、☆を入れて軽く混ぜる

③ 大きめに切ったラップの下側に皮目を下向きにしたサバを置いたら、その上に大葉3枚を敷き、②の半量を軽くまとめながら大葉の上に置いていく

④ 手前のラップを持ち上げ、巻いていく。ラップの向こう側を引っ張りながらきつく巻き、両端は最後に折り返し全体を棒状に整える

⑤ 30分くらい冷蔵庫で休ませたらできあがり。切る時はラップごと切るとうまくできます


執筆者紹介:  くーこ さん

つくば市在住。現在子育て真っ最中のフリーライターさん。

学生時代より文芸部の部長を務め、大学では文学部に学び、現在も執筆活動を続けています。

趣味は長年続けているお菓子作り。みんなから頼りにされる緑と料理を愛する主婦です。

 コラム「つくばで食べる・つくる・育てる 」は毎月第4土曜日に掲載予定です。

【コラム】苔玉に寄せて Vol.101~苔玉の現況、 近い将来

苔玉の現況、 近い将来

苔玉を作って45余年の年月が過ぎ去りました。 この間、多くの人たちと苔玉を作り苔玉を語り合って来ました。 何とか、 園芸マーケットの一角に 「苔玉園芸」は認められているのではないかと思います。 さて、それでは今後 「苔玉」 君はどのような傾向をたどっていくのでしょう?・・・・・多分に気になるところです。

「苔玉」 も園芸マーケットの一商品です。 下表に示す曲線・ライフサイクルをたどっていくこと、 相違ありません。 では今、 苔玉の商品としてのライフサイクルはどのサイクルをたどっているのでしょう?・・・・・「浸透期」 の初期段階にありそうだ・・・私の直感するところです。

手作り一品モノであり、かつまた園芸農産品 (下代価格商品) である苔玉は、上代価格商品(工場出荷・大量生産商品)とは異なり、まことにゆっくりと流れるライフサイクルをたどっていくことでしょう。

マーケットの大部分は 「苔玉」 の存在すら知る由もない・・・・・のが現状です。 原材料の山苔は、その殆んどが山採品 (自然モノ)で出荷量が極めて少なく、入手に困難を伴うのが現状です。また、クロマツ、モミジ、ヤマアジサイ等々の生産者も減少傾向にあります。これら苔玉の原材料の入手困難も、 苔玉の浸透・拡大発展の足枷となりつつあります。

でも、苔玉に興味を抱いて下さる園芸愛好家は徐々に増えてきました。 困難を一つ一つ克服しつつ、 苔玉愛好家の皆さまのご期待に応えていきたいと思っております。

執筆者紹介 –  S.Miyauchiさん

日本農業園芸造園研究所代表。農業・園芸・造園について45年以上の業務・指導に務める。つくば市在住。 つくばの松見公園をはじめ、数々の有名庭園の設計に携わる。現在は全国各地で苔玉教室などを開催し、誰もが楽しく園芸に触れることができる活動を展開している。

 コラム「苔玉に寄せて」は毎月第2土曜日に掲載予定です。