あけましておめでとうございます、くーこです。
先日、毎年お参りしている常陸の国出雲大社へ初詣に行ってきました。必ずおみくじは引くのですが、ここ20年ぐらいお目にかからなかった大吉きました!が、書いてあることが結構厳しめ?もろ手を挙げて「今年は良い1年になりそうだ!!」って気分には到底なりませんでした。一歩一歩着実に堅実に歩めとのことだったので、宝くじで一攫千金を狙うのはやめようと思います。
さて、先日庭仕事をしていた夫が、お隣さんから「パパイヤ食べない?」と声をかけられました。即答でもらうと答えた後私に報告。お礼を言うために外に出たところ、差し出されたのがラグビーボールサイズの青パパイヤが2個。あまりのサイズにちょっぴりおののきました。
「これ、青パパイヤですか?」と一応尋ねたところ、そうだとのこと。千葉に住んでいるお友達が栽培していて、遊びに行った時にお土産に持たせてくれたものだそうで…「でも、調理法も分からないし、量も多すぎてね。良かったらもらってくれない?そして、また少しわけてくれない?」と言われました。どうやらそのお友達、「アク強いから、水にさらしてから使ってね」としか言ってくれなかったらしく、具体的な調理例は聞いてこなかったらしいです。お隣さんはご夫婦そろって顔が広いらしくいろいろ頂き物があるようなのですが、いかんせんご高齢なので量も少しで良いし、正直料理も面倒くさいご様子。うちは育ち盛りの息子もいるし、好き嫌いもないのでいつもありがたく横流し品を頂いてしまうのですが、毎回それではこちらも申し訳ないのでいつからか食べきれる分だけ私が作っておすそ分けするようになりました。ここ限定で古き良き昭和文化が残っています。「まかせて!」と安請け合いしたものの、レパートリーがほぼないこの野菜をどうしようか悩みどころです。
そんな青パパイヤ、以前は沖縄産しかなく高級食材でしたが、ここ近年は関東でもよく育つらしく、つくばの地場野菜コーナーでもよく見かけるようになりました。それでも15cmサイズで450円前後、ラグビーボールサイズだと800円ぐらいはするそうなので、結構な高級食材です。栄養価も高く、タンパク分解酵素のパパイン・ポリフェノール・ビタミンCが豊富で、最近はスーパーフードとしても注目されています。積極的に食べたい野菜ですね。注意点があるとすれば、水溶性食物繊維が豊富なので食べすぎるのお腹を壊します。
ただ、気軽に食べられる雰囲気じゃないのですよ、見た目や取り扱いが。まず、代表栄養素のパパインは皮膚につくと痒くなりやすいので、作業するときには使い捨てのビニール手袋をした方が安心です。そして分厚そうな皮は少し弾力があり包丁でむけないこともないですが、ピーラーでむくのが楽です。あとは切って水であく抜きしてから使います。良く知られている青パパイヤ料理と言えば、タイ料理のソムタムが有名ですよね。私も大好きで、タイ料理のお店に行くと絶対に頼むのですが、今回はスイートチリソースが苦手な息子がいるので封印です。コリコリとした食感を生かした、万人受けする青パパイヤ料理をめざします。
きんぴらにしてもおいしいようですが、お隣さんは晩酌を毎晩するとのことなので、お酒のおつまみにもなる「青パパイヤとイカ燻のマリネ」を作ってみました。青パパイヤはあく抜きしてしまうとクセもなくなるので、セロリでさわやかな風味を足して、アクセントにケイパーを入れてあります。ケイパーはスーパーのドレッシング売り場で瓶詰めが売られていますよ。イカ燻は裂けるタイプのではなく、ペラペラとしているタイプのものがこのマリネには合います。もうひとつはチャレンジ品として、コンポートにしてみました。リンゴっぽくなるかな?と思ったのですが、歯ごたえのあるナタデココって感じでした。ゼリーに入れてみましたがヨーグルトのトッピングにする方がおいしかったかも。今回はお隣さんも気に入ってくれたマリネを紹介します。どこかで青パパイヤを見かけたら作ってみてくださいね。
それではまた、2月にお目にかかりましょう。
☆オリーブオイル 大さじ2
☆リンゴ酢 大さじ2
☆レモン汁 大さじ2
☆砂糖 大さじ1
☆塩 小さじ1
☆胡椒 適当
※ マリネ液はお好みで調味料を増減してください。このレシピはオリーブオイル少な目で作ってあります。
つくば市在住。現在子育て真っ最中のフリーライターさん。
学生時代より文芸部の部長を務め、大学では文学部に学び、現在も執筆活動を続けています。
趣味は長年続けているお菓子作り。みんなから頼りにされる緑と料理を愛する主婦です。
コラム「つくばで食べる・つくる・育てる 」は毎月第4土曜日に掲載予定です。
こんにちは、くーこです。あっという間の年末ですね。皆さんいかがお過ごしでしょうか?茨城県では5年ぶりにインフルエンザ流行警報が先日出たのですが、その前に息子のクラスは学級閉鎖になりました。近くの高校では先生の半分がインフルエンザに罹ってしまい学校閉鎖になったとか。我が家ではまだ誰も罹っていませんが、手洗い・うがい・睡眠をちゃんとやろう!と話しています。
今月は先月の軽井沢旅行記の続きです。2日目の朝はホテルマンのお兄さんのおすすめで浅間牧場まで散歩に出ることからスタートしました。歩くこと5分、入り口が見えてきたところで道の反対側に「りんご」ののぼり旗が見えます。入口には土日のみの営業と書いてあったので「残念だったね」と立ち去ろうとしたら、建物の中にいたおじいさんが手招きしています。近寄ると「リンゴ欲しいなら分けてあげる」とのこと。話を聞くと、安曇野で収穫したリンゴを平日は道の駅や近隣ホテル・パティスリーなど業者に販売していて、土日だけ一般に売っているのだとか。今年は花の咲くころに降った雹害と夏の酷暑で近年まれにみる不作だったそうで、価格もお高めとのこと。それでもふじりんごがあると言われたので買いたい!と言ったら、業者も欲しがるし収穫量も少なかったから…と2個だけ譲ってもらいました。あとは、シナノスイートと名月。合わせて2000円分購入です。
シナノスイートと名月はこちらが心配になるくらいたくさんおまけしてもらいました。凄いおいしいリンゴでしたよ。息子は名月が気に入ったようでしたが、私は断然にふじです。パリッとしていて適度な酸味があってリンゴらしいリンゴでした。お話していると業者さん達が続々とやってきたのでお暇することに。帰りがけに名刺を渡され、リンゴ送ることもできるからねと言われました。こういう素敵な出会いが旅の醍醐味な気がしますね。
ホテルでおいしい朝食をおなか一杯食べた後は浅間牧場から浅間山を見て、軽井沢高原教会前のお庭で巨大な苔玉に驚き、一路地元のスーパー「ツルヤ」へ向かいます。
旅行に行くと、夫の仕事柄地元企業のスーパーに寄りがちなのですが、久々にテンション上がるスーパーに出会いました。入口にはプライベートブランドの品がずらりと並んでいるのですが、全て長野の特産品です。長野県愛半端ないです。売り場に足を踏み入れてまず目に入ったのが常温保存可能な名物「おやき」各種。この日は特売で1個100円切っていました。「きのこ」と「野沢菜」を1個ずつカゴにIN! 正直、値段から大した期待をしていなかったのですがもっと買って来ればよかったと後悔しました。別荘地の人を意識してなのか、お総菜売り場も充実しています。圧巻なのはジャム売り場ですね。売り場の一区画全部ジャム!値段もお買い得です。散々迷いに迷って、リンゴ・信州あんず・プラム・クルミスプレッドを購入。信州あんずジャムはごろっと果肉が入っていて贅沢なお味です。クルミスプレッドはピーナッツバターよりマイルドな風味でした。開けていないジャムは大事にこの後食べる予定です。
と、じっくり見て回ること1時間以上。「お歳暮に殻付きのクルミがあるよ!」「生の朝鮮人参売ってる!(特産らしいです)」「長野県のお土産コーナー見てくる!」なんて話しているうちにカゴの中がえらいことに…なんでこんなに品物が…?普段の買い物より買っている…野沢菜商品率高いな、ふりかけ・油炒め・野沢菜昆布…結局、ここでほとんどのお土産が揃ってしまいました。驚いたことに、ハズレ商品無しです!クオリティ高っ!!
その後、道の駅に寄りながら本日のメインイベント「かまど炊きご飯 御厨」でランチです。
こちらのお店では名前の通りかまど炊きのご飯が食べられます。昼は3種類の御膳から選べ、とろろ汁御膳と鶏肉のみそ漬け焼き御膳をチョイス。もちろんシェアして食べましたよ。じんわりと体に染みわたるおいしさでした。しみじみ旨いってやつです。ご飯や汁物はもちろん、副菜の煮物の野菜がおいしいこと。珍しいなと思ったのは、とろろを信州味噌でしっかり味付けしていたこと。そして、野沢菜の天ぷら。お漬物の天ぷらを刻んで揚げたものだそうで、塩とかつけずにそのまま頂きました。この天ぷらは絶対に食べないと後悔するぐらい絶品でしたよ。30分並んで良かった。
こちらの野沢菜漬けは今まで食べていたのは何?!ってぐらいしっかり発酵していておいしかったのでお土産に買ったのですが、その際に店員さんにこの感動を伝えたところ、野沢菜漬け発祥の地である野沢温泉村「とみき漬物」からわざわざ取り寄せているのだそうです。「無添加だし、熟成されているからおいしいですよ。軽井沢ではここでしか買えません」とおっしゃっていました。そういう情報大好きです!
大満足でお店を後にし、最後の目的地は旧軽井沢銀座通りです。軽井沢にきてここに行かないのはどうかな?と思ったので訪れてみたのですが、ちょっとぶらぶらして、ショー記念礼拝堂を見学して戻ってきました。買い物はツルヤで満足してしまったので結局何も買わず、御厨でお腹いっぱいになってしまったのでお茶もせずにそのまま帰路につきました。次回は藤田嗣治が展示されている安東美術館に行きたいな、とかツルヤで買った野沢菜昆布また食べたいとか、既に長野ロスになっているので、雪が溶けた春以降にまた行く計画を立てています。本当に良いところでした。
それではまた、1月にお目にかかりましょう。よいお年をお迎えください。
つくば市在住。現在子育て真っ最中のフリーライターさん。
学生時代より文芸部の部長を務め、大学では文学部に学び、現在も執筆活動を続けています。
趣味は長年続けているお菓子作り。みんなから頼りにされる緑と料理を愛する主婦です。
コラム「つくばで食べる・つくる・育てる 」は毎月第4土曜日に掲載予定です。
こんにちは、くーこです。急に肌寒くなってきましたね。気持ち的に秋は3日で終わって冬に突入という気分です。皆様体調崩されていませんか?
先日、子どもが3日間宿泊学習に行く日程に合わせて、私たち夫婦も泊りがけで遠出してきました。とは言っても、子どもの送迎の時間を考えると行ける場所は限られてしまいます。圏央道使ってドライブしてみたいと言う夫の提案と、新蕎麦食べたい私の欲望から1泊2日で長野県へ出かけることに。当初長野市から小布施町を予定していましたが、時間の関係上軽井沢へ。なんとつくば市から2時間半程で遊びに行けるのです。意外と近くて驚きです。
お互い初長野県なので、とにかくおいしいものを食べよう!!を合言葉に車を走らせます。今回は子どもファーストでは無いので、割とノープランで出発。ひとまず、白糸の滝でマイナスイオンを浴びに行きます。ちょうど紅葉が見頃で、ハイキング姿の外国人ファミリーも多く見られました。欧米の方々ってSNSとかで休暇になると即ハイキングってイメージがありましたが、正しいイメージの様です。茨城のシンボル袋田の滝のダイナミックさは無いものの、水の美しさと清々したかわいらしい滝でした。人造滝なので、いつ訪れてもその透明度は保たれているそうですよ。駐車場そばの売店では珍しい鹿肉まんや長野名物おやき等も売っていてにぎわっていました。
あれこれ買い食いしたい欲を無理やり押さえつけて、今回の最大の目的であるお蕎麦屋さんへ向かいます。お目当ては、翁達磨一門の「浅間翁」です。趣味で蕎麦打ちをしていた私の父の心の師匠・高橋邦弘氏のお弟子さんがやっているお店とのことで、軽井沢から少し離れた場所にある名店です。一言でいうと、「もの凄くおいしかった!」につきます。
お蕎麦は瑞々しくシャッキリとしていて、上品な香りです。そば汁も辛くなくて最後までおいしく頂きました。自家製の身欠きにしんの甘露煮も甘すぎず、隣のカップルがメニューも見ず「鰊そばふたつ」と注文していた理由も頷けます。そんな私たちは鴨ざると天ざる頼みましたが、鴨ざるには厚切りのローストした鴨と鴨のつくねが入っていて、そこまで鴨油がきつくなく、どこまでも上品な味わいでした。天ぷらもキノコや里芋と山の幸メインでおいしかったです。二人だとシェアして食べられるのが良いですよね。
満腹になったところで、スルーしていた軽井沢へ戻ります。この日は日曜日なので、混雑を予想して旧軽井沢は翌日に回し、アクセスしやすそうな南軽井沢にある「軽井沢タリアセン」で観光することにしました。こちらは、塩沢湖を中心にした自然・芸術・レジャーが楽しめる複合施設です。いくつかある建物は戦前に建てられた別荘を移築復元されていて、本当に美しかったです。建築関係の職場で働いていたこともある私は美術館も入れるチケットを購入して、屋内も堪能しました。
その中のペイネ美術館の建物は、旧帝国ホテルを設計したアントニン・レーモンドの別荘「夏の庭」であり、内部構造は近代建築の巨匠ル・コルビュジェの案を取って建築されたそうで、2階へ行くスロープがまさにコルビュジェぽい!とちょっぴり興奮。
ジブリ作品「思い出のマーニー」のお屋敷のモデルと言われている睡鳩荘の周辺ではフォトウェディングをしているカップルが3組いらっしゃいました。お幸せに~と心の中で祝福しつつ、道を挟んで皇室の方々も訪れている軽井沢高原文庫へ。軽井沢は避暑地として缶詰になるには最適な場所だからか、有名な作家が数多く滞在し、また多くの舞台としても登場しています。堀辰雄の「風立ちぬ」は同名のジブリ作品があるので有名ですよね。設定は違っていますが、映画から小説を読んだ方も多いのではないでしょうか?文学部出身の私も近現代文学はさらっと流した程度なので、とても興味深く拝見しました。作品を読んでいる方はもっと楽しめるかも。
そうこうしている間に、既に夕方になってしまいました。おしゃれなカフェでお茶を…と言っていたのに、そんな暇はありません。そのまま、星野リゾート内にあるハルニレテラスに行き、ぶらぶら散歩しつつ「村民食堂」で夕飯を頂きました。こちらはカジュアルな信州料理を食べることができるお店で、馬刺しと信州サーモンのお造りが絶品でした。特に信州サーモンはこりこりした歯触りで脂はのっているのに口当たりがさっぱりとしたお味で、もっと食べたかった!淡水魚とのことですが、水がきれいだからおいしい養殖ができるのでしょうね。
夕飯後、ホテルに向けて出発しましたが、この日予約を入れたのは北軽井沢にあり、国道という山道を走ること30分…予約をした時に気が付いたのですが、北軽井沢って群馬県なんですね。車中で「やっぱり秘境なのかね?埋蔵金あるのかな?」(こちらは名前を聞いたら卒倒する茨城から来ているのに、棚に上げてボンドで接着中)なんて『翔んで埼玉』のネタで盛り上がっていたら、急に目の前に鹿が飛び出してきてびっくり!!他に車がいなかったのと、道が暗くゆっくり走っていたために事なきを得ましたが、私たちも鹿も暫し見つめ合ってしまいました。いやぁ、イノシシとかじゃなくて良かった!!あれに遭遇したら車大破を覚悟しないといけないですからね(昔、筑波山で同僚がやられて涙目だったのを思い出しました)。
そんなこんなで、1日目の旅の終わりはなかなか思い出深い鹿との遭遇で幕を閉じることに。来月は2日目の食レポをしようと思います。
それではまた、12月にお目にかかりましょう。
つくば市在住。現在子育て真っ最中のフリーライターさん。
学生時代より文芸部の部長を務め、大学では文学部に学び、現在も執筆活動を続けています。
趣味は長年続けているお菓子作り。みんなから頼りにされる緑と料理を愛する主婦です。
コラム「つくばで食べる・つくる・育てる 」は毎月第4土曜日に掲載予定です。
こんにちは、くーこです。朝晩急に肌寒くなりましたね。これはすぐに暖房器具が必要になる予感がします。
さて、秋が来てすぐに終わってしまいそうな今日この頃ですが、実りの秋ということで我が家にもあちらこちらからいろいろ頂いております。新米は酷暑の影響であまり品質が良くないかもと言われて受け取ったものの、小粒ながら甘みもあってこの時期ならではでしたよ。我が家では新米が手に入ると鉄鍋で炊くのですが、圧力が適度にかかるのとおこげが香ばしくて本当においしいです。これをおにぎりにして、豚汁つけて新米祭りをするのですが、あっという間に無くなってしまいます。体重計が怖いです。
茨城の秋と言えば栗ですかね?笠間の栗が有名なのでこの辺のパティスリーのインスタはモンブランだらけです。パン屋さんでもモンブランのペストリーとかよく見かけますね。私はそこまで熱狂的なモンブランファンでは無いのですが、ふと「笠間の栗って食べたことないかも?」と長年茨城に住んでいてそれはどうよ?と思い食べに行ってきました。ちなみにいつも食べているのはかすみがうら市で採れたものです。結論から申し上げますと、どちらもおいしい栗です。私の普通舌では違いは判りませんでした。
とは言え、笠間は名産とうたっているだけあって、さまざまな栗料理があって楽しいです。モンブランひとつとっても、糸のように細く絞って口どけ重視のものや、砂糖を加えずに栗本来の甘みを最大限に生かしたもの、賞味期限5分!究極のモンブランっていうのもありました。笠間市のホームページに「笠間の栗もんぶらり旅マップ」というのがあるので、マップ片手に食べ歩きも楽しそうです。
この日は「道の駅かさま」内にあるLa Kuriで糸という名前の付いたモンブランケーキのfiroと昼ご飯を食べたばかりなのに栗のキッシュを食べてきました。ケーキはシーソルトが付いていてこれで栗の甘さを引き出す様です。栗を丁寧に裏ごしして和栗の香りと味がダイレクトに伝わるケーキでした。土台がないのでクリームですね。あっさりしていてぺろりといけちゃう。ただ、糖度20%は甘党の私には少し物足りなかったかな。糖度40%のカスタードが入っているのにすればよかったかも。そして栗のキッシュ…これがものすごくおいしかった!!チーズのコクと塩味が栗の素朴な甘さととても良く合う!!これを食べると言い出した夫に「よくやった!」と褒めちぎりました。私なら絶対にチョイスしないので。栗としょっぱいものって相性良いようで、ActivenoteのRicoさんは隣ブースの活龍で食べられる「純モンブラン贅沢タンタン麺」が推しらしいです。ゴマも栗もナッツ系だから絶対においしい予感しかしません!これは近々再訪しなければ。
そして先日、栗拾いに行った方からおすそ分けを頂いたので、栗のキッシュを再現してみました。お店のはタルト生地だったと思うのですが、手軽に作れるよう市販のパイ生地を空焼きしてから使っています。で、面倒くさいと思いますが、栗は洗ってジッパー袋に入れて一度冷凍してください。そうすると皮が?きやすくなるのと、栗の中に入っていた虫がこんにちはしてきますから。お店で購入したものだと大丈夫な気もするのですが、栗拾いしたものだと意外といるんです。もし栗に白い粉状のつぶつぶがついていたらそれは虫の糞なので、あらかじめ避けた方が無難ですよ。大量に皮を?くのは辛いけど、このレシピなら10粒なので、ちょっと秋の味覚を楽しむには良いと思います。ぜひ作ってみてくださいね。
☆卵 2個
☆牛乳 100ml
☆マヨネーズ 大さじ1
☆塩・胡椒 少々
② パイシートは解凍して、型に合わせて延ばし、型に敷き込み、フォークで底に穴をあけて冷蔵庫で冷やしておく
③ 薄切りにした玉ねぎとベーコンをバターで炒めて粗熱を取っておく
④ ☆をボウルで混ぜておく
⑤ ②に①と③とチーズを敷き詰めて、④を上からかける
⑥ 200℃で予熱したオーブンで30~40分焼く。
※焼き時間・温度はオーブンによって異なるので調節してくださいね。
つくば市在住。現在子育て真っ最中のフリーライターさん。
学生時代より文芸部の部長を務め、大学では文学部に学び、現在も執筆活動を続けています。
趣味は長年続けているお菓子作り。みんなから頼りにされる緑と料理を愛する主婦です。
コラム「つくばで食べる・つくる・育てる 」は毎月第4土曜日に掲載予定です。
こんにちは、くーこです。
今、スーパーに買い物へ行ったら、野菜がものすごく高くてびっくりして帰ってきました。たぶんですが、先週の1.5~2倍ぐらいの価格だったと思います。この夏は夏野菜が特に安かったという記憶はないのですが、それにしてもです。今になって、ゴーヤ・茄子・オクラ辺りが地場野菜売り場でお手頃に手に入る感覚ですね。よくよく見てみると、北海道から仕入れしている野菜が高騰しているようです。トマトや人参なんかがそうなのですが、そういえば、少し前のニュースで気温が高すぎて畑の人参が溶けたりと、夏に収穫する野菜の被害が甚大と映像が流れていたことを思い出しました。
実は私も8月の下旬に北海道へ行ってきたのですが異常な暑さで、お盆に帰省した友人からは「夜は寒いし、雨降ると肌寒く感じるから長袖は絶対に必要だよ」と言われて荷物に入れていた長袖が、結局最終日までスーツケースから出すことなく終わってしまいました。どれくらい暑かったかというと、サッポロビール園でジンギスカンを食べていた時に、隣のテーブルのおじさまが「暑すぎる!!」と突然脱ぎ始めランニングシャツとエプロンという素敵な格好になってしまうぐらいと言えば伝わりますか?伝わらない??この次の日には北海道初の全道熱中症警戒アラートが発令されたと言えば分かってもらえるでしょうか。
滞在していた3日間が全てこんな気温で、楽しみにしていた旭山動物園では開園直後から暑すぎて動物が木陰から出てこなかったり、お目当てのシロクマはたぶんプールの水温が高くて入りたくなかったのか、お風呂の湯加減を確かめるお母さんみたいにパシャパシャ手を入れてだるそうに遊んでいるだけでした。結局泳ぐシロクマは見ることができず、子供たちが熱中症になりそうだったので午前中で切り上げることになったのですが、北に生息する動物が多いのでこうなってしまうのは仕方ないですね。近いうちにリベンジしたいと思っています。
そんな訳で旭山動物園に使う予定の時間が空いてしまったので、札幌へ向かうまでの高速道路の途中にある「砂川ハイウェイオアシス」に寄ることにしました。ここはこどもの国やキャンプ場などがあり、屋内で遊べる施設もあります。中のレストランでは北海道の名物が一通り揃っていて、しかもどれもおいしい!おなか一杯になったところで子ども達は遊びに行き、大人は買い物へ。お土産屋さんの他にも直産マーケットもあり、私はそっちで買い物しましたよ。お肉やお魚も置いてあったり、北海道のハスカップは冷凍にされて売っていました。あれもこれもと欲しいものがありすぎて、迷いすぎて、逆に全く買えませんでした…そんなことありませんか?
ただ、これは!!というものを見つけました。それは、ポップコーンです。出来上がっているものではなく、炒る前の乾燥しているトウモロコシです。しかも、マッシュルーム型のなんです!スーパーでよく見かけるのはバタフライ型と言われるものなのですが、こちらのマッシュルーム型、私はネット通販でしか見たことがないです。マッシュルーム型はキャラメルとかソース系に絡めるタイプと相性が良いそうで、逆にフレーバーミックスの様な粉状にはバタフライ型が合うと言われています。高級ポップコーンの「ギャレットポップコーン」では両方をブレンドして使っているそうですよ。これはもう買うしかない!しかもかさばらないし!!(LCC利用だったので荷物重くしたくないから、これ大事)それにとっても安くて、本当にこの値段でいいんです
か?と思ってしまいました。ええ、5袋購入しましたよ。
家に帰ってから早速作ってみたのですが、意外と難しいことが分かりました。丸くならないのです。いろいろ調べて、フライパンを高温に熱しておいてから油でコーティングしておいたコーンを入れて作ると割と丸く仕上がります。きっとポップコーンメーカーだともっと上手に作れるのでしょうね。味ですが、風味がとても良くてもっと買ってくればよかったかも。今回は「映画館のよりおいしい!」と我が家でだけ評判のキャラメルポップコーンを作りました。たっぷりまぶさっているのが好きなので、キャラメル多めです。写真ではバタフライ型の塩バター味とのハーフ&ハーフにしました。甘い、しょっぱい、甘い、しょっぱい…のエンドレスループで手が止まらない危険なおやつですが、よかったら作ってみてくださいね。
それでは、また10月にお目にかかりましょう。
☆グラニュー糖 50g
☆有塩バター 15g
☆牛乳 大さじ1
つくば市在住。現在子育て真っ最中のフリーライターさん。
学生時代より文芸部の部長を務め、大学では文学部に学び、現在も執筆活動を続けています。
趣味は長年続けているお菓子作り。みんなから頼りにされる緑と料理を愛する主婦です。
コラム「つくばで食べる・つくる・育てる 」は毎月第4土曜日に掲載予定です。