日本農業園芸造園研究所代表。農業・園芸・造園について30年以上の業務・指導に務める。つくば市在住。 つくばの松見公園をはじめ、数々の有名庭園の設計に携わる。現在は全国各地で苔玉教室などを開催し、誰もが楽しく園芸に触れることができる活動を展開している。
コラム「苔玉に寄せて」は毎月第2土曜日に掲載予定です。
もしも Active Note がカフェをオープンしたら…
そんな空想をちょっとだけ形にしてみました。
毎月おすすめの緑と、テーマに合わせたカフェレシピを紹介していきたいと思います。
こんにちは、店員くーこです。
今年も毎日暑いですね。体調を崩されてはいませんか?
8月17日は「パイナップルの日」だと、「今日は何の日」にはまっている息子が教えてくれました。あれ?8月1日は「パインの日」とカーナビが教えてくれていたような???調べてみると、「パインの日」は沖縄県・農林水産省が、「パイナップルの日」はフルーツメーカーのドールが決めたようです
いずれにしても、今月はパイナップルしか考えられないのです。
南国イメージのパイナップルですが、実は葉っぱさえ枯らさなければ関東でも実を付けられるようです。息子がどこで得てきたのか「残った葉っぱを土に埋めると育つって!」と家庭菜園の土に埋めようとしたので、ちょっと調べてみました。
土にいきなり埋めるのではなく、果肉部分を完全に切り離し、下の葉を少し落としてから水につけて根を出してから埋めてあげると良いそうです。うまくいけば、2・3年で収穫できるかも。しかも、暖かければ、肥料や水も神経質にならなくてよい、初心者向けの植物なんだとか。今、我が家にも根待ちのパイナップルがいるので、うまくいったらこちらで報告したいと思います。
葉っぱを落とした実は、もちろんおいしく頂きます。昔は酸っぱくて好きではなかったパイナップルですが、今はとても甘くておいしいですよね。
今回は半玉分をパイナップルのコンポートにして、ココナッツが入った生地に入れたマフィンを作ってみました。ココナッツは扱いやすい、ココナッツパウダーを使っています(中華食材コーナーなどで売っています)。
そして、少し前にブームになったおからパウダーが手元に・・・意外と処理しきれていない人も多いかと思います。パウダーのままだと使いづらいので、一度生おからの状態にしてあげて入れます。そうすると、中はしっとり、外はカリカリの、ちょっぴり罪悪感がないマフィンのできあがりです。
簡単にできるので、ぜひ作ってみてくださいね。
☆パイナップル 1/2個(小さくカットする)
☆グラニュー糖 40g
☆ホワイトキュラソー 10g
◇乾燥おからパウダー 20g
◇ココナッツパウダー 25g
◇牛乳 80ml
・卵 2個
・上白糖 50g
・溶かした無塩バター 60g
・小麦粉 80g
・ベーキングパウダー 3g
① ☆を小鍋に入れて弱火で、パイナップルに火が通るまで煮る。そして冷ます
② ボウルに◇を入れて、よく混ぜる
③ 小麦粉とベーキングパウダーを一緒にふるっておく
④ 別のボウルに卵→上白糖→溶かしバター→ ② → 水気を取った③ → ① の順に、その都度よく混ぜながら入れていき、油を塗った型に流す
⑤ 180℃に予熱したオーブンで、30分ほど焼いたら出来上がり
育てやすさ: ★★
パイナップルにも花は咲きます。実についているトゲトゲはその花が枯れたもの。実はあの大きいのが1つなわけではなく、小さい実の集合体。花は紫色で、シャコバサボテンに似た花を咲かせます。
花言葉は 「完全無欠」「歓迎」「私にとって最愛の人」
つくば市在住。現在子育て真っ最中のフリーライターさん。
学生時代より文芸部の部長を務め、大学では文学部に学び、現在も執筆活動を続けています。
趣味は長年続けているお菓子作り。みんなから頼りにされる緑と料理を愛する主婦です。
コラム「 おうち Moss Café 」は毎月第4土曜日に掲載予定です。
オリヅルラン
大実ヤブコウジ
サクララン
ハートカヅラ
ビアホップ
日本農業園芸造園研究所代表。農業・園芸・造園について30年以上の業務・指導に務める。つくば市在住。 つくばの松見公園をはじめ、数々の有名庭園の設計に携わる。現在は全国各地で苔玉教室などを開催し、誰もが楽しく園芸に触れることができる活動を展開している。
コラム「苔玉に寄せて」は毎月第2土曜日に掲載予定です。
もしも Active Note がカフェをオープンしたら…
そんな空想をちょっとだけ形にしてみました。
毎月おすすめの緑と、テーマに合わせたカフェレシピを紹介していきたいと思います。
こんにちは、店員くーこです。
フルーツの中でも、桃の仲間が大好きな私ですが、特に好きなのが「あんず」です。
夏になると、必ず冷凍庫には「あんず棒」が待機していますし、ジャムもアプリコットをチョイスすることが多いです。おやつも、ドライフルーツのトルコ産のあんずを常備しています。でも、昔から好きだったわけではないのです。
そのきっかけは、上野にある甘味処の名店「みはし」で食べたあんみつです。ドライフルーツのあんずが、ふっくら瑞々しく蜜漬けされていて、目から鱗が10枚ぐらい落ちました。甘いだけではなく、程よい酸味。ドライフルーツってこんなにおいしくなるんだ!と思いました。それからは、クリーム白玉あんみつにあんずトッピングと、ぶれたことがありません。みはしには、あんずあんみつというメニューもあるのですが、私の中ではあんずはトッピングするのに限るのです。最近はとんと御無沙汰ですが。
そんな話を友人にしたところ、「くーこちゃん、それなら自分で作っちゃえば?」と言うのです。確かに、自分で作れたらのせ放題、食べ放題☆素敵すぎます。
せっかくなんだから、生のフルーツ使おうよ。と、思うかもしれませんが、あんずの旬は非常に短いのです。おそらく、市場に出回るのは1週間から2週間だと思います。なので、新鮮なうちに加工されたものの方が手に入りやすいのです。それに、生ならそのまま加工せずに食べたいし。
蜜漬けは水:砂糖:あんずを2:1:1の割合で作ります。漬けてある蜜にもあんずのフレーバーがついているので、炭酸水などで割ったりしても楽しめます。皆様に、少しでもあんずの魅力が伝わりますように。
*あんず 80g
*グラニュー糖 80g
*水 160cc
◇粉寒天 4g
◇水 500cc
・お好きなトッピング
(今回はバニラアイス・こしあん・黒蜜) 適量
① *であんずの蜜漬けを作る。まずは、小鍋に水とあんずを入れて沸騰させたら、オーブンペーパーで落とし蓋をし、弱火にして10分煮る
② ①にグラニュー糖を入れて、蜜がトロリとするまで煮たら、そのまま冷ます
③ 小鍋に水を入れ、粉寒天を振り入れたら火にかけ、沸騰したらそのまま2分かき混ぜながら煮る
④ バットに③を流しいれ、粗熱が取れたら冷蔵庫で冷やす。固まったらさいの目に切る
⑤ 器に寒天、あんず、好きなトッピングをのせて、蜜をかける。蜜漬けのみつをかけてもおいしい
育てやすさ: ★★★
バラ科サクラ属で、桜よりも一足早くピンク色の花を咲かせる。どことなく梅に似ているが、良く見ると花弁が大きく花数も多い。3月下旬に咲く花では、特に美しいという人もいるほど。花ことばもその可憐な姿からきた模様。有名なのは長野県千曲市。
花言葉は 「乙女のはにかみ」
つくば市在住。現在子育て真っ最中のフリーライターさん。
学生時代より文芸部の部長を務め、大学では文学部に学び、現在も執筆活動を続けています。
趣味は長年続けているお菓子作り。みんなから頼りにされる緑と料理を愛する主婦です。
コラム「 おうち Moss Café 」は毎月第4土曜日に掲載予定です。
日本農業園芸造園研究所代表。農業・園芸・造園について30年以上の業務・指導に務める。つくば市在住。 つくばの松見公園をはじめ、数々の有名庭園の設計に携わる。現在は全国各地で苔玉教室などを開催し、誰もが楽しく園芸に触れることができる活動を展開している。
コラム「苔玉に寄せて」は毎月第2土曜日に掲載予定です。