もしも Active Note がカフェをオープンしたら…
そんな空想をちょっとだけ形にしてみました。
毎月おすすめの緑と、テーマに合わせたカフェレシピを紹介していきたいと思います。
こんにちは、店員くーこです。
連日の猛暑で体調崩されていませんか?
また、各地で豪雨の水害にあわれた方々には心よりお見舞い申し上げます。
さて、こんなに暑いと行きたくなるのは海ですが、世界的に人気のある海はハワイとバリ島なんだそうです。
私の情報源、Bay-FMで言っていました!
どちらも訪れたことがある島ですが、バリ島は海も良いけど山リゾートのウブドがとても素敵でした。ウブドに行った理由は、大好きな爬虫類の中でも恐竜に最も近いと言われるコモドドラゴンが飼育されているレプタイルバークに近いというだけだったのですが、もっと滞在日数を増やせばよかったと後悔したぐらいです。
昼間はメインストリートでバリ絵画や寺院を見学して、夜は王宮で民族舞踊の観賞。他の観光地ともアクセスが良いのとスパも充実しているので、ウブドだけ滞在する方も多いそう。
この時は行けなかったのですが、バリ島きっての景勝地でありパワースポットのキンタマーニ高原(小学生男子が喜びそうな名前…)にも近いです。
この時泊まったヴィラは中心地から離れた渓谷やライステラスなど自然が一気見出来るんじゃないかというロケーションで、敷地内も広場や図書室などがあり寛いでいると、スタッフの方が「お茶でもいかがですか?」なんて聞いてきて、あっという間にその場に用意してくれました(しかも無料!!)。
その時出てきたのが、紅茶とバナナの天ぷら「ピサンゴレン」。恐ろしいぐらいに粉糖とココナッツがまぶさっていましたが、緑色の硬いバナナを使うそうで、酸味の効いた南国らしい甘さと風味でおいしかったのです。
あ~!思い出したらバリ島に行きたくなった!!

<レシピ>
◎ 材料(バナナ2本分)
◎ 作り方
育てやすさ: ★★

学名のプルメリアの方が知名度あるかも。バリ島ではジュプン。
5枚のふっくらとした花びらがかわいいビジュアルなのに、国によっては死者の花とか墓地の花とか言われちゃう、ちょっとかわいそうな花。
でも、バリ島では日々のお祈りに捧げる、神聖な花として大事にされている。
香りも甘く、ホテルやスパには必ず飾られているそう。
ただし、樹液に毒があるので注意が必要。さすがキョウチクトウ科!
花言葉は 「気品」 「内気な乙女」 「情熱」
つくば市在住。現在子育て真っ最中のフリーライターさん。
学生時代より文芸部の部長を務め、大学では文学部に学び、現在も執筆活動を続けています。
趣味は長年続けているお菓子作り。みんなから頼りにされる緑と料理を愛する主婦です。
コラム「 おうち Moss Café 」は毎月第4土曜日に掲載予定です。
苔玉は一般に平たい皿状の容器にのせて楽しみます。時折、苔玉部分をすっぽり包んでしまうような深い容器にのせて展示されている苔玉を見受けることがありますが、これでは折角の苔の緑を楽しむことができません。平たい皿にのせて「緑の苔」面に癒されたいと思います。
食器として一般に出回っている皿は、白磁製がほとんどを占めています。平たい皿にのせたとしても、白磁製の皿では植物たちにとって、いい迷惑です。受皿の白色が太陽光線を反射し、大事な植物の「葉裏」を照らして植物を痛めてしまいます。
私たちが鑑賞したいのは「緑の苔と植物、そして赤色に代表される花や果実」であって、白色の受皿容器ではありません。でも、白色の受け皿は、緑色や赤色の植物たち以上に目立ってしまうのは必然です。白色は明度(明るさの度合い)が20度、緑や赤は明度が14度、である・・・こと、だから「白色」が目立ってしまう、白磁製の皿を苔玉の受皿としたくない理由、お分かり頂けましょう。
プラスチック製の植木鉢やプランター、鉢受け皿、鉢棚など、意に反して、白色に仕立てられた製品が多量に溢れています。園芸先進国である欧米各国や豪州などを歩いてみると、白色に仕上げた植木鉢など例外を除いて、殆どみかけることはありません。ブラウン、ダークグリーン、ブラック等の比較的明度の低い色合いに仕立てられています。
折角、鑑賞植物の根元を苔で包み苔玉として仕立てたのです、出来れば白磁製の受皿は避けて頂きたい・・・
私たちの身近な生活の中に息づいている優しい感触の美濃焼や笠間焼、益子焼などの陶器製の皿に苔玉をのせて鑑賞して下さい。その優しさ、思いやりに、苔玉植物たちは大喜びするでしょう。

以前にも当コラムに書きましたが、職務柄、私は全国を旅することが多くあります。地方の駅の片隅に、使い古された白色のプランターが無残に放置されている光景をよく見かけます。白色ゆえにやたら目立ってしまう、悲しい思いにかられます。たかが「苔玉の受皿」から、またまた、飛躍してしまいました、失礼しました。
日本農業園芸造園研究所代表。農業・園芸・造園について30年以上の業務・指導に務める。つくば市在住。
つくばの松見公園をはじめ、数々の有名庭園の設計に携わる。現在は全国各地で苔玉教室などを開催し、誰もが楽しく園芸に触れることができる活動を展開している。
コラム「苔玉に寄せて」は毎月第2土曜日に掲載予定です。
もしも Active Note がカフェをオープンしたら…
そんな空想をちょっとだけ形にしてみました。
毎月おすすめの緑と、テーマに合わせたカフェレシピを紹介していきたいと思います。
こんにちは、店員くーこです。
5月25日の産経フォトで、台北の街角を走るフォレストバスの記事を読みました。
写真で見る車内は衝撃的で、苔に覆われた座席にランやシダ系の植物が生い茂り、温室の様です。植物と人の距離が近い!皆さん普通に座っているけど、苔だし湿気っていないのか?お尻と背中は大丈夫?とか思うところはありますが、とても楽しそうです。
しかも、台北市内の美術館やお寺、夜市などの観光スポットをまわる特別ルートだそうで、それだけでテンションが上がりそうですね。実際、乗るのにかなり並んだようです。
そんな素敵バスは、1週間だけの試験運行だったそうで、現在は走っていないとのこと。常設されれば、新しい名物になるでしょうね。ぜひやってほしいです!
台湾の名物といえば、タピオカミルクティーですよね。あのこってりした甘さに、タピオカのモチモチ感がくせになります。
今回は日本にも出店している、元祖タピオカミルクティーの「春水堂」を真似て作ってみました。ポイントはカクテルシェーカーで空気を含ませることらしいのですが、そんなもの普通の家にはないので小ぶりの水筒で代用。それでも泡々でまろやかなミルクティーができますよ
今回はタピオカが余ったので、もう一つ作りました。家にあった100%果汁のパイナップルジュースと炭酸水を2:1で混ぜました。
他にも、紅茶をほうじ茶にしたら、意外な美味しさだったり。皆さんも、好みのお茶やジュースで作ってみてくださいね!

<レシピ>
◎ 材料(グラス1杯分)
◎ 作り方
育てやすさ: ★★★

4月中旬から5月上旬に小さくて真っ白い花をたくさんつける木。
瑞々しいまま花をひらひらと落すので、その様子から「五月雪」とも言われている。「満開の小路で再会した恋人たちは、油桐花の祝福をうけて永遠に結ばれる」という伝説があるらしい。
何年か前に日本でオンエアされていた台湾ドラマ、「五月に降る雪」もこの花の伝説がキーワード。
花言葉は 「嬉しさ」 「初恋」
つくば市在住。現在子育て真っ最中のフリーライターさん。
学生時代より文芸部の部長を務め、大学では文学部に学び、現在も執筆活動を続けています。
趣味は長年続けているお菓子作り。みんなから頼りにされる緑と料理を愛する主婦です。
コラム「 おうち Moss Café 」は毎月第4土曜日に掲載予定です。
北海道を除いて列島は梅雨に入りました。庭先のアジサイが今を盛りと、青、紫、ピンクの花を咲かせています。比較的地味な開花のヤマアジサイ、ガクアジサイの苔玉が、今大人気です。一方、湿っぽい空気の中で時折見せる紫外線の強い太陽光線を受け、鮮やかに咲き誇る朱赤色のゼラニウムの開花にも心癒されます。
園芸鑑賞植物は、大まかに「和物」「洋物」と、二大別されることがしばしばです。
ヤマアジサイ、クロマツ、ゴヨウマツ、モミジ等の比較的地味な植物の一群が「和物」として取り扱われ、ハイドランジャーと呼ばれる大輪で目立つ西洋アジサイ、バラ、チューリップ等の開花を鑑賞する比較的派手な植物たちを「洋物」として取り扱うようです。
派手、地味だけの判別だけで単純に分けられるものではないこと、十分承知してますが・・・。
では、さて当の「苔玉」仕立てに向く植物は「和物」、それとも「洋物」?
いやいや、一概にどちらとも言えません。鑑賞する人それぞれの好み、ケースバイケースだといえましょう。

大輪で目立つ西洋アジサイは、日本の幕末期にオランダの植物学者シーボルトが比較的地味な開花のヤマアジサイ、ガクアジサイを欧州に持ち帰り、ヨーロッパ各国で品種改良されたものなんです。
因みに、シーボルトが愛した長崎の女性「お滝」に思いを寄せて、アジサイを「オタキサン」と、命名したということです。
赤や白に今、開花真っ最中の「サツキ」は日本の花です。この「サツキ」や各種の「ツツジ」を、ベルギーを主とした欧州に持ち込んで品種改良されたものが「アザレア」と称される「西洋ツツジ」です。
比較的地味だった日本原産のツツジやアジサイの花も、欧州に渡って、派手目の花・園芸植物に変身して帰国したんですネェ。「和」でもいい、「洋」でもいい、ケースバイケースで好みの園芸植物を「苔玉」に仕立ててお楽しみください。
日本農業園芸造園研究所代表。農業・園芸・造園について30年以上の業務・指導に務める。つくば市在住。
つくばの松見公園をはじめ、数々の有名庭園の設計に携わる。現在は全国各地で苔玉教室などを開催し、誰もが楽しく園芸に触れることができる活動を展開している。
コラム「苔玉に寄せて」は毎月第2土曜日に掲載予定です。
もしも Active Note がカフェをオープンしたら…
そんな空想をちょっとだけ形にしてみました。
毎月おすすめの緑と、テーマに合わせたカフェレシピを紹介していきたいと思います。
こんにちは、店員くーこです。
Google先生に「6月におすすめの海外旅行」と尋ねたら、フィンランドが最初に上がっていたので、今回はフィンランドに旅してみます。
2017年は独立100周年のお祝い行事や、ムーミン美術館がリニューアルされたりと観光スポットがたくさんありますが、フィンランドは6月に重要なお祭りのひとつ「夏至祭」が行われます。一年で一番日が長くなる夏至をお祝いする週末、今年は6月の23・24日だそうで、都市部から田舎のサマーコテージに移動し、パーティー等をして過ごすのが一般的なんだとか。
観光客もヘルシンキ郊外にあるセウラサーリ野外博物館で伝統的なセレモニーを体験できるとのこと。悪霊を払うといわれる「コッコ」という大焚火を囲んで、民族衣装に身を包んだ人々が踊り、屋台を巡るとかとても楽しそう!
夜には、枕の下に8種類の花を摘んだものを花束にしておくと、夢に運命の人が現れるおまじないをするんですって。
そういえば、ムーミンに出てくるニョロニョロも夏至の前日に種をまくと出てくる植物?でした。夏至はどうやら不思議な日でもあるようです。
そんな不思議代表の「ムーミン」の世界で、ムーミンママが良く作っていたパンケーキ。フィンランド風は型に生地を流し入れて大きく焼いて取り分けます。日本で流行りのふわふわ食感とは対極のもっちり食感です。そこに森で摘んできたベリーのソースやジャムをかけていただきます。
ムーミンママが言っていました、「パンケーキにジャムをのせて食べる人に、悪い人はいない」って。確かにそんな味です。

<レシピ>
◎ 材料(18cm角型)
◎ 作り方
準備:型にベーキングシートを敷く。
溶かしバターを作る。
育てやすさ: ★★★★

フィンランド有名ブランド「マリメッコ」の人気柄「ウニッコ」はケシの花の意味。
ケシといえば麻薬と思われがちですが、200種ぐらいの中で麻薬成分が含まれているのはわずか2種類。見分け方として、植えても良い品種は葉や茎の剛毛さんが多いとか。フィンランドでも普通に生えています。
花言葉は 「なぐさめ」
つくば市在住。現在子育て真っ最中のフリーライターさん。
学生時代より文芸部の部長を務め、大学では文学部に学び、現在も執筆活動を続けています。
趣味は長年続けているお菓子作り。みんなから頼りにされる緑と料理を愛する主婦です。
コラム「 おうち Moss Café 」は毎月第4土曜日に掲載予定です。