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コラム【 おうち Moss Café 】Vol.1

2月のおすすめ
姫ヒイラギ 黒蜜きなこのブラマンジェ

もしも Active Note がカフェをオープンしたら…
そんな空想をちょっとだけ形にしてみました。
毎月おすすめの苔玉と、テーマに合わせたカフェレシピを紹介していきたいと思います。

                       

はじめまして、Moss Café 店員の くーこ です。

暦の上では春でも、まだまだ寒い日が続いていますが、皆様いかがお過ごしでしょうか?
こんな時は、おうちでかわいい苔玉を眺めながら、コタツでのんびりまったりしたい…。
お供においしいスイーツがあれば言うことなし!

ということで、今月のテーマは「節分」です。

苔玉は姫ヒイラギを、デザートはきな粉を使いました。和ですね!

 

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黒蜜きなこのブラマンジェ・ほうじ茶 

所用時間: 約10分

ブラマンジェにはいろいろな作り方がありますが、今回はコーンスターチだけでもっちりと固めて、洋風わらび餅ぽく仕上げています。
なんといっても、作り始めてから冷蔵庫に入れるまで10分位でできるのが魅力です。

ミルキーな味なので、黒蜜きな粉以外にフルーツソースとも相性ばっちり。
ぜひ作ってみてくださいね!

<レシピ>

◎ 材料(プリンカップ4個分)

  • ☆ 牛乳        350 cc
  • ☆ 生クリーム     50 cc
  • ☆ 砂糖        20 g
  • ☆ 練乳        20 g
  • ☆ コーンスターチ   30 g
  • ☆ バニラエッセンス  少々
  •  
  • ・ 黒蜜      好きなだけ 
  • ・ きなこ     好きなだけ

◎ 作り方

  1. ☆材料を小さめの鍋に入れてよく混ぜて、弱火にかける。
  2. 火にかけている間は絶えずかき混ぜ続ける。
        ホワイトソース位の硬さになったら、更に1分程火を通す。
  3. 型に入れて冷やし、食べる直前に黒蜜ときなこをかけたら出来上がり。

 

姫ヒイラギ 

育てやすさ: ★★★★★

小さいギザギザの葉っぱが、こんもり茂ってかわいい木。
ヨーロッパでは魔除けに使われ、縁起物とされている。

花言葉は、先見・永遠の輝き・あなたを守ります。

 

執筆者紹介:  くーこ さん

つくば市在住。現在子育て真っ最中のフリーライターさん。
学生時代より文芸部の部長を務め、大学では文学部に学び、現在も執筆活動を続けています。
趣味は長年続けているお菓子作り。みんなから頼りにされる緑と料理を愛する主婦です。

 コラム「 おうち Moss Café 」は毎月第4土曜日に掲載予定です。

コラム【 苔玉に寄せて 】Vol.1

緑の苔玉-メルヘンの木

25余年前から徐々に園芸愛好家たちに流行ってきました「苔玉」。
最近やっと多くの人達に認知され、オシャレ園芸の一角を占めてきました。

「苔玉」は、植木類の運搬にあたって、根を乾かさない様にコケ類で荷造りした”根巻き”方に由来します。 荷造り運搬方法を体裁よくまとめて徐々に進化し、今日の姿の苔玉があります。

自然界の中で植物たちはその特徴、美しい姿を見せてくれます。
植物たちとは今ひとつ馴染みの良くないプラスチック製の植木鉢やプランター類が横行する中、 根元を苔に包まれた植物を眼にすると、ほっと心癒されますよね。

過去25年間余りに私が苔玉に仕立てたり取り扱った植物は概ね1200余種になります。
四季を通して次々と新しい苔玉が生まれます。 和風の木の苗、洋風の木の苗、赤・黄・紫・白・ピンクと各色の花や果実、 新芽や新緑、紅葉や冬枯れの枯淡の美…、四季様々な姿を楽しむことができます。

これからも更に多くの植物を苔玉として楽しんでいこうと考えています。

執筆者紹介 –  S.Miyauchiさん

日本農業園芸造園研究所代表。農業・園芸・造園について30年以上の業務・指導に務める。つくば市在住。
つくばの松見公園をはじめ、数々の有名庭園の設計に携わる。現在は全国各地で苔玉教室などを開催し、誰もが楽しく園芸に触れることができる活動を展開している。

 コラム「苔玉に寄せて」は毎月第2土曜日に掲載予定です。