もしも Active Note がカフェをオープンしたら…
そんな空想をちょっとだけ形にしてみました。
毎月おすすめの苔玉と、テーマに合わせたカフェレシピを紹介していきたいと思います。
こんにちは。
10月のテーマを決める時、絶対にハロウィンにはしない!!と固く心に誓った店員のくーこです。(なんとなく被るのが嫌)
なので、10月5日のレモンの日に因んだ、レモンのお菓子を紹介したいと思います。
この日がなぜレモンの日かと言うと、1938(昭和13)年のこの日、詩人高村光太郎の妻、智恵子が亡くなりました。皆さんも国語の教科書で「レモン哀歌」(『智恵子抄』高村光太郎著)を目にしたことがあるかと思います。
美しい言葉で智恵子の最期を、愛を綴っていて、純愛そのものと高校生当時は教わりました。私は、きれいすぎて同意はできなかったけれど。
実際調べてみると、あまりお見舞いに行かなかったとか、いろいろあったようです。
ただ、死後思い出す姿が爽やかなレモンと一緒なのは素敵だなと思いました。
詩のレモンはとても酸っぱい印象だったので、さわやかな酸味を前面に出し、色も「トパアズいろ」したレモンスクエアを作ってみました。
一口サイズにカットすれば、読書の秋のお供にもピッタリですよ。

所用時間: 約60分
<レシピ>
◎ 材料(20cmのスクエア)
◎ 作り方
準備:オーブンを180℃に予熱しておく。型にオーブンペーパーを敷いておく。
育てやすさ: ★★★★
丈夫で育てやすい観葉植物。「幸福をもたらす木」として知られ、プレゼントにもぴったり!
選定や仕立て方によって、様々なサイズや樹形を楽しめるのもポイント。
花言葉は 「永遠の愛」 「友情」 「信頼」 「結婚」
つくば市在住。現在子育て真っ最中のフリーライターさん。
学生時代より文芸部の部長を務め、大学では文学部に学び、現在も執筆活動を続けています。
趣味は長年続けているお菓子作り。みんなから頼りにされる緑と料理を愛する主婦です。
コラム「 おうち Moss Café 」は毎月第4土曜日に掲載予定です。

モミジ、ケヤキ、ウメ、ハナモモなどの落葉樹は晩秋になると落葉してしまい、寂しい苔玉景観になってしまいます。
緑の苔玉の丘に立つ落葉した枝振りを「枯淡の美」として堪能するのも、一つの鑑賞眼だと思います。
一方で、苔の丘に落葉した樹木一本だけ、それでは寂しすぎると感じる方もいらっしゃることでしょう。その場合は、「落葉してしまった木」の根元に一もとの下草類を添植・あしらってみては如何でしょう。
冬枯れした落葉樹の傍らに下草として常緑の玉リュウノヒゲやコクリュウなどを添植しておく。そうすれば、寂しさも一味違った風情を醸し出すことでしょう。あるいは、下草としてフクジュソウ、スミレ、ツクシンボ、などの山野草を添植して、早春を描くのも一興です。
これらの下草の植え付けは、苔玉制作の当初から寄せ植えして苔玉を作ることが必要です。
また、手っ取り早く少し華やいだ春の演出をご希望でしたら、秋のうちに白、黄、紫色の開花を期待して、クロッカス(秋植え球根)等の小球根をコケの中にねじ込み植えておけば、手軽な春の演出になります。球根植え付けの具体的な方法は、コケの部分に割り箸などで球根をねじ込み植え付けられる程度の植え穴を開けて、その植え穴に球根を植え付けるといいでしょう。
更に深い味わいをお求めでしたら、小さなラン科の植物「トキソウ」を苔の中にねじ込み添植すれば、優雅な春の苔玉景観をお楽しみ頂けることでしょう。
この他に、秋に紫色花を開花するヤブラン、ランナーを伸ばしながら増殖し続けるユキノシタ、ハツユキカズラ、オウゴンカズラ、アイビーなど、好みの草花や山野草を添植して、世界に一つだけしかない、好みの苔玉にチャレンジして下さい。
小さな下草を添えることによって、一味も二味も違った四季折々変化する苔玉園芸をお楽しみ下さい。
日本農業園芸造園研究所代表。農業・園芸・造園について30年以上の業務・指導に務める。つくば市在住。
つくばの松見公園をはじめ、数々の有名庭園の設計に携わる。現在は全国各地で苔玉教室などを開催し、誰もが楽しく園芸に触れることができる活動を展開している。
コラム「苔玉に寄せて」は毎月第2土曜日に掲載予定です。
もしも Active Note がカフェをオープンしたら…
そんな空想をちょっとだけ形にしてみました。
毎月おすすめの苔玉と、テーマに合わせたカフェレシピを紹介していきたいと思います。
こんにちは、店員のくーこです。
皆さんは9月9日は何の日かご存知ですか?
課長・島耕作の誕生日と答えたあなた!マニアックですね!!救急の日も当たりです。しかし、ここはモスカフェ、植物カフェなので「重陽の節句」と答えてくださいね。
奇数は陽の数であり、陽数の極である9が重なることから「重陽」と呼ばれ、陽の極が2つ重なることからたいへんめでたい日とされ、邪気を払い長寿を願って、菊の花をかざったり酒を酌み交わしたり、栗ごはんを食べて祝ったりしていたそうです。なので、別名「菊の節句」「栗の節句」とも言われています。
重陽の節句を含む五節句には、1月7日の人日の節句(七草粥)、3月3日の上巳の節句(桃の節句/雛祭り)、5月5日の端午の節句、7月7日の七夕の節句があり、今もなお日本の行事として親しまれています。そう、重陽の節句以外は。
9月9日ちょっと影薄いよね…昔は一番盛大な行事だったのに…
せっかくの超ラッキーデーなので、栗のお菓子などを食べながら気軽にお祝いしてみてはいかがでしょうか?

所用時間: 約90分
<レシピ>
◎ 材料(長さ22cm×横8.5cmのパウンド型1台分)
◎ 作り方
準備:
育てやすさ: ★★★
丸く濃い緑の葉に、真っ白なジャスミンに似た花をつける。
花が月夜に甘い柑橘系の香りを漂わせるところから、別名・月橘。
風水的には、東南、東、西南方向に飾ると恋愛運がアップすると言われている。
花言葉は 「純粋な心」
つくば市在住。現在子育て真っ最中のフリーライターさん。
学生時代より文芸部の部長を務め、大学では文学部に学び、現在も執筆活動を続けています。
趣味は長年続けているお菓子作り。みんなから頼りにされる緑と料理を愛する主婦です。
コラム「 おうち Moss Café 」は毎月第4土曜日に掲載予定です。
暑い日が続きます。今日はちょっと一工夫した苔玉の楽しみ方をお話ししましょう。
その一つは,「涼を誘う水辺の苔玉」の演出です。
まず生花などに使う水盤を準備します。その水盤にたっぷりの水を湛えます、水深は概ね4〜5センチくらいになりますね。その水深と同じ長さの木炭を3本程度寄せて立て、その上に苔玉を乗せてください。如何ですか。水面に浮かぶ苔玉のアイランドが生まれたでしょう。水盤の面積と苔玉の大きさにもよりますが、大・中・小3個程度の苔玉のアイランドを浮かべ好みの景観を作って楽しむのも一興です。
更に、苔玉の島々を遊泳するメダカや色とりどりの小振りの金魚を泳がせると、お子様たちも眼を輝かせて喜んでくれます。
水面下に沈めた木炭には水盤の水を浄化する働きがありますし、当の苔玉は木炭の多孔質な間隙を通して必要な水分を吸収します。アイランドの基盤となり、水を浄化し、植物への自然潅水もやってくれる、一石三鳥です。
苔玉の植物をあれこれ取り替えて、宮城県の松島、湘南の江ノ島あるいは琵琶湖に浮かぶ竹生島など涼やかな景観をお楽しみ下さい。
苔玉には吊るすタイプの苔玉「つりだま」があります。涼し気なアイビー類、サクララン(ホヤ)、シノブシダ、ヘンリーヅタ、ポトス、などの吊り玉タイプの苔玉の底に風鈴を下げて、涼やかな風を楽しむのも一興です。苔玉に下げたチリンチリンの音色で、「涼風を聴く」そんな夏のお楽しみも乙なものです。
日本農業園芸造園研究所代表。農業・園芸・造園について30年以上の業務・指導に務める。つくば市在住。
つくばの松見公園をはじめ、数々の有名庭園の設計に携わる。現在は全国各地で苔玉教室などを開催し、誰もが楽しく園芸に触れることができる活動を展開している。
コラム「苔玉に寄せて」は毎月第2土曜日に掲載予定です。
もしも Active Note がカフェをオープンしたら…
そんな空想をちょっとだけ形にしてみました。
毎月おすすめの苔玉と、テーマに合わせたカフェレシピを紹介していきたいと思います。
こんにちは。店員のくーこです。
今年の春に初めて家庭菜園に挑戦してみたのですが、ここにきてミニトマトやナスを収穫することができました。味も甘くて大満足です。今回は無農薬で栽培していて、ナス科の植物のコンパニオンプランツとしてバジルも育てたところ、大きく育ってくれました。
そのまま虫のエサになるのはもったいないので、大量に使えるガパオライスを作ってみました。
なんだか暑い日にはタイ料理が食べたくなるんですよね。本来はホーリーバジルという種類のものを使うのですが(ホーリーバジル=ガパオの意)、育てているのはスイートバジルなのでガパオ風かも。
手早くできて、野菜もお肉も取れるので、お休みの日のランチにぴったりだと思います。
レシピの豆板醤やバジルは多めに入れているので、苦手な人は少なくして下さい。
夏休みのお昼に困ったら、ぜひ作ってみてくださいね!

所用時間: 約60分
<レシピ>
◎ 材料(3人分)
◎ 作り方
準備:
・野菜は1cm角に切り、バジルは刻み、にんにくはみじん切りにする
・卵を目玉焼きにしておく
育てやすさ: ★★★★
細身で艶やかなグリーンの葉と、細い茎の先に咲く白い花のコントラストがとてもエレガント。真夏のお部屋の清涼剤になること間違いなし!
花言葉は 「上品な淑女」 「清らかな心」 「包み込む愛」
つくば市在住。現在子育て真っ最中のフリーライターさん。
学生時代より文芸部の部長を務め、大学では文学部に学び、現在も執筆活動を続けています。
趣味は長年続けているお菓子作り。みんなから頼りにされる緑と料理を愛する主婦です。
コラム「 おうち Moss Café 」は毎月第4土曜日に掲載予定です。